Resilience 回復力を鍛えよう!モンテッソーリ教育は英才教育ではありません! | Tiga TANZ ティガ タンツ

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気まぐれにいろいろ綴っています。
Kathy

Resilience 回復力を鍛えよう!モンテッソーリ教育は英才教育ではありません!

 

上差しこちらからの続きです。

 

先週末、2024年7月20、21日

 

東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター

 

創立50周年記念講演会へ参加してきました。

 

とても学び多い2日間でした。

 

また視野が広がり、目標も固まりました。

 

 

祝賀会は参加しなかったので

 

静子先生にはお会いできませんでした。

 

でも、

 

参加された方からお写真を送っていただき、

 

にこやかに微笑んでいる元気そうな静子先生を拝見できて

 

とても嬉しかったです。

 

私のことなんて覚えてないと思いますが

 

静子先生はほんとに愛に溢れた心の底から優しいお方。

 

そして、

 

皆を平等に、ほんとに良く見ているなと思いました。

 

観察力がずば抜けて素晴らしいお方です。

 

だからこそ

 

いてくれるだけで心強く安心するんです。

 

私もそういう人になりたいな


と思います。


 

静子先生、99歳、白寿になられました。


いつまでもお元気で拍手

 

ギネス目指してほしいです。


 

強い信念を持って、自分を信じて

 

信じたことを貫き通すって

 

並大抵の努力では出来ないと思います。



 

豊かな社会があって


そこで安全に生活が出来ることは


本当にありがたいことですが


そのおかげで、

 

そのしわ寄せ的に

 

現代人に欠けている能力があります。

 

それは、


立ち直る力


生き抜く力


根気


粘り強さなどの

 

Resilience 回復力

 

これが残念ながら足りない。


でもこれこそが夢や目標を


成功に導く秘訣

 

 

生きていれば

 

辛いこと、迷うこと、間違え、失敗、後悔

 

絶対あるでしょう。

 

ないって人はいないと思います。

 

一番どん底に落ちた時、

 

どう這い上がるか

 

どうよじ登って行くか

 

大きな壁を乗り越えて、

 

強い向かい風や嵐を

 

なんとかして振り切って

 

地に足しっかりつけて前進すると

 

ついに、明るい太陽、虹が出て、

 

先が見えてくる。

 

未来が見えてくる。

 

成功への一歩となるのです。

 

 

「Resilience 回復力」


が成功の鍵!


7転び八起き

 

ことわざがあります。


昔から言いますね。


Life is full of ups and downs. 

 

 

私は、メンタルすごく弱いです。

 

でももうわかっているので

 

ボロボロになる前に

 

調整しています。


 

Resilience 回復力

 

鍛えています。

 

 

このResilience 回復力を鍛えるコツは、

 

まさに、モンテッソーリ教育です。

 

 

子どもが生まれながらに持っている

 

「子どもが自ら、成長発達しようとする力」

 

それを、

 

十分発揮できる環境を整えることで

 

強い精神力が得られます。

 

自分で決めた活動に


自分が納得するまで


誰にも邪魔されず


最後までやり切る


そういう経験をたくさんすることです。


失敗してもいいのです。


そこで弱点や見落としに気づき


自分で改善し、解決して行きます。


自分で決めて解決して行くことが重要です。



テストの為の学びでは得られません。


しかし、

 

残念ながら、世の中

 

モンテッソーリ教育で天才と呼ばれるような人が

 

続々出現して注目されるようになってしまったために

 

モンテッソーリ教育を「英才教育」と思っている人が増えてしまいました。

 

さらに、

 

お金持ちのエリートクラスのお受験の為教育

 

と思っている人もかなり多いです。

 

 

全然違います!

 

そういうイメージがついてしまったことがほんとに残念。


モンテッソーリマフィアと呼ばれる人々も

 

子ども時代自ら自分を成長させようとし


好きなことに没頭し

 

大人が邪魔せず、成長、発達をサポートした結果

 

今の成功を獲得したのです。

 

その子の最大限の能力を引き出し、

 

才能を開花することになったのです。


 

最初から結果を求めてはいけません。


大人は目に見える結果を求めたがります。


しかし


子どもは赤ちゃんの時から


ひとりの人間です。

 

大人の希望通りには行きません。


 

数学ができるようにしてほしい

 

バイリンガルにしてほしい

 

などなど


そういう傲慢な大人の思い、欲望が募ると

 

子どもは自ら自分の能力を開花させようとはしません。

 

強制された学びは、

 

本当の学びではありません。

 

子ども自身が自分で学ぼうとしない限り

 

その子の能力を開花することはもう不可能です。

 

みんなどんな子も

 

自分の能力を伸ばそうとする力はあります。

 

困難性を抱えた子も…


しかし

 

困難性=部分的にデリケートな面を持った子は

 

周りの配慮が必要です。

 

環境の配慮が特に必要となります。


他の子と比べず、


そのまま丸ごと受け入れてあげることで


その子は安心して自分の力を発揮していけるでしょう。


まずは


安心して過ごせる場所、空間が必要です。


出来るようにしよう


教えよう


としたくなりますが


それをするとプレッシャーになってしまいます。


子どもが自分で気付けるように導いてあげると


自己肯定感、チャレンジ精神がどんどん高まり


そして


自分で能力を高めて行きます。

 

 

地球上にはさまざまな生き物がいっぱい。

 

自然の中の多様性溢れる生き物たちと同じ。


自然の中で生きている生物には


たくさんの天敵が周りに溢れていて


その中で逞しくサバイバルしています。

 

ちょっとした環境の変化で枯れてしまう植物もいれば

 

雑草のように、どんなに過酷な環境でも生延びる。

 

特に配慮が必要な生き物たちは、

 

絶滅危惧種です。


でも絶対絶滅させてはいけない!


ひとつの種が絶滅すれば


後に他の種にも影響するのです。


それが自然のバランス、生態系。


みんな繋がっています。



人間社会も同じです。



どの生物もとても素晴らしい自然の造形。


無駄な命はありません。


 

1度失ったら

 

もう二度と取り戻すことはできない。


 

地球が誕生して46億年かけて出来上がった

 

素晴らしい自然環境。

 

それを大切にし


愛する心を失ってはいけないです。


 

人間の子どもには

 

もともと自然を愛する心があります。

 

なぜなら人間も地球の一部ということを

 

子どもは生まれながらわかっているのだ


と思います。

 

だからこそ、

 

自分で自分を成長させよう、


発達させようという力がある。

 

しかし、

 

それを邪魔する存在が

 

人間の大人です。

 

 

人間以外の生き物たちの本来の姿

 

自然の中で逞しく生きている命に気づけば

 

それを知れば知るほど

 

今いる環境に感謝するでしょう。


今、歩いたところ、靴で踏んだところにも


その小さな世界で


一生懸命に生きている命があります。


 

そして、遠い国だけれども

 

そこの国のおかげで


今自分が

 

生きていられることも知るでしょう。

 

全てに感謝して

 

生きて行くことができるようになります。


 

今、すごくつらい思いをしていると感じたら

 

自然の中の一部になって

 

自然農で野菜を育ててみてください。

 

自然農を行うことにより


生態系、多様性の大切さを実感します。

 

多様な生き物たちが

 

強く逞しく生きて生延びている姿を


見ることができます。

 

みんなが繋がって

 

お互い助け合って

 

共生、共栄しあって生きていることを感じます。


まさに、


自然環境はインクルーシブ Inclusive 


インクルーシブ教育の環境があります。


今、教育界で求められている教育法です。


難しくてなかなか浸透出来ません。


しかし


共生= Inclusive 

 

それが

 

とても大切で

 

現代社会に生きる人々にとって


もっと理解し、意識していくこと


その大切さを感じる感覚を磨く必要があります。

 

それを子どもはもともともっています。

 

しかし、

 

それを邪魔する大人がいると

 

その感覚を磨くことはできません。

 

能力も開花しません。

 

 

その貴重な感覚、開花する可能性を奪わないよう

 

最大限に育てていく大人になりたいです。

 

 

そして


それができるのが

 

モンテッソーリ教師だと思います。

 

しかし

 

ディプロマをもっているからと言って

 

すぐにそれが出来るようにはなりません。


ディプロマを持っていても


観察力のない偏った考えの先生と呼ばれる人


残念ながら結構います。

 

資格をとったから


プロフェッショナルだと自惚れたら

 

もう教師としての素質はないと思います。


はっきり言ってある意味


お金があれば資格が取れてしまうんですよね。


教育に対して


損得を考えるような打算的な人は


資格があっても


モンテッソーリ教師には


向いていないと思います。


 

資格、ディプロマ取得は


プロになるためのスタートです。

 

それをしっかりと自覚することが大切です。

 

 

自覚しないと

 

モンテッソーリ教育の真のねらいを

 

違った方向へ導くことになります。

 

 

モンテッソーリ教育は、

 

有名学校に入るための教育ではありません。

 

子どもはひとりひとり違います。

 

自分の価値観にだけ当てはめて考えてたら

 

子どもの本来の姿を見極めることができないので

 

正しい方向へ導くことも不可能です。

 

 

真のモンテソーリ教育は、

 

自分は


地球の一部であることを認識して


平和を愛する、

 

宇宙を愛するようになる教育です。

 

 

「平和は子どもから始まる」

 

モンテッソーリ博士の言葉どおり

 

 

全ての人に優しく、

 

そして

 

世の中を逞しく生き抜くことができる人。

 

 

そういう子ども達を育てたい。

 

そして

 

自分もそうなりたいです。

 

 

 

私の小さな畑の観察日記

 

2024年7月17日(水)

 

私の小さな畑の植物、生き物観察。

 

キマダラカメムシの幼虫です。

 

模様が、黒い仮面のようで面白い。

 

向日葵の茎に止まっていました。

 

 

 

きゅうり

 

小さな可愛いきゅうりが育っています。

 

トマトの茎にきゅうりが巻きついています。

 

こういうのも面白い。

 

困った時は

 

ご近所さんで助け合いましょう!

 

トマトです。

 

赤く染まって来るとひび割れてきます。

 

何か理由があるのかな?

 

対策調べてみよう!

 

 

 

オクラが実って来ました。

 

オクラとオクラの花。

 

上差しこれはササゲです。

 

ササゲ

 

上差しにんじん

 

ちょっと間引きしました。

 

しかし

 

育つかどうかわかりません。

 

上差し蜘蛛

 

上差し蜘蛛はWelcome !

 

上差しコットンです。

 

子どもも自然が大好きです。

 

自然の中は学びの材料の宝庫です。

 

 

 

今日、7月22日(月)は、

 

勤務している園に

 

ナミアゲハの幼虫を持っていきました。

 

 

 

 

 

 

いつも登園してくる際

 

なかなか室内に入ろうとしない子も

 

はらぺこあおむしのおかげで

 

すぐに室内に入ってきました。

 

どの子もみんな好奇心旺盛で

 

他の生き物たちの観察には、興味津々です。

 

これも、

 

人間の傾向性のひとつだな

 

と感じます。

 

 

部屋の中で

 

静かに教具を使ってお仕事することだけが

 

モンテッソーリ教育ではありません。

 

これはずっと前から思っていました。

 

 

今回の50周年講演会で

 

さらに確信しました。

 

おかげで

 

自信を持つことができました。

 

 

今、とても厳しい時ですが、

 

負けずに頑張ります。

 

精神力を鍛えます。

 

 

7月20日(土)

 

空に向かってひたすら伸びていく向日葵たち

 

向日葵、開花し始めました。

 

向日葵

 

オクラ

 

ササゲ

 

ピーマン

 

ササゲの花

 

ささげの実と花

 

 

 

オクラの花

 

トマト

 

向日葵

 

マリーゴールドにカマキリがいました。

 

カマキリがいますよ。

 

わかりますか?

 

カマキリは、益虫です。


正義の味方!

 

害虫を退治してくれます。

 

カマキリの先祖は、

 

なんとゴキブリと同じなのです。


昆虫の誕生は、4億8000万年前。


4億年前に翅を持つ昆虫が現れました。


そして


3億年前にプロトファスマという昆虫が誕生しました。


そして、2億6000万年前に


プロトファスマは、進化して


カマキリとゴキブリに分かれました。

 

わりと近い親戚です。

 

ヒーロースナイパーのカマキリと嫌われものの極悪人ゴキブリ。

 

でも先祖は同じ。

 

まるで、スターウォーズ ですね。

 

ササゲ

 

ササゲの花

 

ササゲ

 

 

7月21日(日)

 

向日葵

 

見事に開花しました。

 

元気いっぱいの向日葵です。

 

 

7月22日(月)

 

 

ササゲ

 

面白い!

 

Tschüss 飛び出すハート