発達障害とみなされる子が増えている?!なぜ?その原因は? | Tiga TANZ ティガ タンツ

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気まぐれにいろいろ綴っています。
Kathy

 

発達障害とみなされる子が増えている?!なぜ?その原因は?

昨今

 

「発達障害児とみなされる子が増えてきている」

 

と言われています。

 

少子化時代と言われる中で、

 

子どもが減ってきているのに

 

なぜ?増える?

 

どう考えても

 

”増えている”

 

ということには、

 

矛盾があるのでは?

 

疑問が湧きます。

 

 

あくまでも、私の個人的な意見ですが

 

「増えてはいない」

 

と思います。

 

 

 

発達に困難性を抱えた子、

 

社会生活に困難性を抱えた人は

 

昔から普通にいて

 

今も同じくらいの割合でいるのだと思います。

 

 

しかし、それは

 

「発達障害」

 

と科学的、医学的に診断される人の場合です。

 

 

私は、「障害」という言葉は嫌いで

 

できれば使いたくないです。

 

 

しかし、

 

一般常識的に定義されている

 

「障害」としたほうが

 

理解しやすい、わかりやすいために使います。

 

 

私は、通常、

 

発達のゆっくりな子

 

個性の強い子

 

ユニークな子

 

コミュニケーションや社会性に困難性を抱えた子

 

特別な配慮が必要な子

 

など、

 

その子の特徴に合わせて言葉は変えます。

 

 

発達障害と医学的に診断される人の場合は、

 

もともと先天的にその特徴を持っている人であって

 

DNA、遺伝子に関わります。

 

最近は、科学的な研究が進んで、

 

様々な障害の分類が細かく分かれて来ました。

 

 

「障害者の権利に関する条約」

 

という法が2006年に

 

国際連合総会

 

United Nation General Assembly

 

から世界に発信され、

 

日本では、

 

2014年に効力発生しました。

 

そして、2022年、

 

国連の障害者権利委員会

 

Committee on the Rights of Persons with Disabilities

 

から日本の政策に対しての

 

懸念と厳しい指摘がありました。

 

 

いろいろとつつかれたのですが

 

おおざっぱに言えば、

 

まだまだ

 

差別的な見方が根底に根深く

 

多様性を認めて

 

個別に考えるということができていない。

 

多様性を受け入れた社会ではない。

 

環境への配慮に欠ける。

 

障害者が暮らしにくい。

 

と指摘されたような感じです。

 

 

優生思想が蔓延っている

 

障害のある子が通常学校から入学を拒否される

 

障害者と非障害者を分離する

 

社会生活をする上で

 

環境的に困難なところがたくさんある

 

インクルーシブ教育に対しての認知度の低さ、

 

スキル不足、否定的な教師の存在

 

などなど…

 

 

日本は改善する余地が

 

まだまだたくさんあります。

 

 

先進国の日本なのに

 

他の先進国に後れを取ってしまった

 

という焦りからか

 

今一生懸命に頑張って

 

急ピッチに国内整備しています。

 

世界に認められる日本にならなきゃ!!

 

という打算的な感じではないとは思いますが…

 

 

全ての人が

 

平和に幸せに暮らせる日本社会にしよう!

 

という自由・平等の権利の意識からですが…

 

 

医学的、科学的な方面及び

 

社会、環境問題の改善に

 

取り組んでいるところです。

 

 

そんな感じで、

 

発達や社会生活に困難性を抱える

 

〇〇障害を持っている人がいる

 

という認知度が高まって来ました。

 

その為

 

「そういう診断」=発達障害

 

とみなされる人が増えてきたのでは…

 

「そういう診断」というのは

 

つまり

 

「発達障害もどき」

 

も含まれます。

 

 

条約の中の「障害者の定義」は、

 

『身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)

 

その他の心身の機能の障害がある者であり、

 

障害及び社会的障壁により

 

継続的に日常生活又は社会生活に

 

相当な制限を受ける状態にあるもの』

 

です。

 

自閉症スペクトラムの子は、

 

精神障害に含まれます。

 

 

わかりやすく言えば

 

心身に何らかの障害があり

 

社会生活をする上で

 

その環境に配慮が必要な人

 

それから

 

人とのコミュニケーションが上手くできず

 

それにより社会生活が困難になる人

 

「障害者」とみなされる

 

ということです。

 

 

 

ということで、

 

発達障害とみなされる範囲が

 

大きく広がったことも

 

”最近、増えている”

 

とみられる原因なのかな?

 

と思います。

 

 

認知度が高まり

 

様々なところで

 

細やかな配慮がされるようになったことは

 

良い傾向だとは思いますが、

 

しかし、

 

診断することで

 

差別や分離

 

することにもなりかねない

 

ということも

 

認識しておかないといけないと思います。

 

 

「あの子は発達障害だからしかたがない」

 

などという感情…

 

そういうふうに

 

マイナス思考で

 

差別的に見る人もいるのでは…

 

それが

 

様々な偏見、差別や分離を招く


ことになるのです。

 

 

人間は

 

みんなひとりひとり違うのだから

 

”ひとつの個性”

 

として考えるという認知度も

 

高まって欲しいです。

 

 

みんな異なる者が集まっている社会です。

 

それぞれがその特性を活かして

 

共生共栄して生活していくことが大切

 

 

自分にしかないキャラクターを活かそう!

 

自分にはないものを

 

相手は持っているということを

 

リスペクトする心を育てよう!

 

 

「みんな違うんだよ!それでいいんだ!」

 

と思える環境を作ることが大切。

 

 

それが

 

インクルーシブ社会(Inclusive Society)

 

インクルーシブ教育(Inclusive Education)

 

です。

 

 

「多様性を認め合う社会、教育」

 

私は、今、これを勉強中。

 

 

モンテッソーリ初級発達支援者コース

 

というのを受講中です。

 

最終的には

 

スーパーバイザーを目指します。

 

 

現在、勤務しているところでも

 

目が一時も離せないくらい配慮が必要な子が

 

何人も‥‥

 

小さな園で人数も少ないのですが、

 

割合的には半分以上の子が

 

何かしらありそうです。

 

みんなとても個性が強いです。

 

そういう子が集まってきたのかな・・・

 

とも感じるくらい。

 

おそらく、

 

認可園で大勢のクラス構成では

 

かなりの問題児扱いされて

 

安心して楽しく過ごしていけそうにないだろう

 

と想像できます。

 

 

そういう場面を今までたくさん見て来ました。

 

配慮が必要な子は

 

環境的には

 

少人数の集団・グループがよいです。

 

 

インクルーシブ教育を簡単に推奨するけれど

 

けっこう難しい方法です。

 

 

教師に求められるスキルは

 

観察力です。

 

正しく観察して適切な対応が出来ること

 

これには

 

ただ知識を習得するだけでは身に付きません。

 

経験も必要

 

 

私も、

 

今になって思えば、若いころは

 

間違った対応をしていたな~

 

と反省することいっぱいあります。

 

「ごめんなさい」

 

と謝りたいこといっぱいです。

 

でもそのおかげで、

 

だいぶ観察力が磨かれました。

 

 

今は、

 

もっともっと適切な支援をしたい!


活き活きと


自分を伸ばすことが出来るようにしてあげたい!


という気持ちでいっぱいです。

 


 

とりあえず、

 

出された課題の提出は終了したけれど

 

今までの講義のまとめが

 

まだまだ半分以上残っているので

 

頑張らねば!!

 

 

発達障害と診断される子の中には、

 

発達障害のように見える

 

「発達障害もどき」

 

の子もたくさんいる

 

と言われています。



”もどき“と言う理由は


実際はそうではないがそのように見える


ということです。

 

 

この発達障害もどきの子は、

 

生活環境が原因

 

だと言われています。

 

 

 

今年の春頃のことですが、

 

世の中の流れに

 

とても不安になった出来事がありました。

 

ある日

 

生地を買いに、

 

ユザワヤに行った時のことです。

 

2歳くらいの女の子が

 

地面に仰向けになって倒れていて

 

じっとして動かないのです。

 

私はびっくりして

 

傍に近寄っていくと

 

なんとその子は、

 

仰向けに寝転んで

 

iPad のようなタブレットを両手で持って

 

何か映像を見ているのです。

 

それに集中して動かないだけでした。

 

店内の通路の部分に寝転んでいるんです!

 

 

この様子には

 

びっくり仰天!

 

 

近くには、母親と祖母のような人もいて

 

子どもの学校又は幼稚園のための生地を選んでいます。

 

その子のお姉さんのような5歳くらいの子もいました。

 

お姉さんは、母の傍にいました。

 

母親らしき人は、0歳の赤ちゃんを抱っこしていました。

 

地面に寝そべってタブレットを見ていた2歳くらいの女の子は

 

次女っぽい。

 

 

祖母らしき人は、

 

ベビーカーを押していて、

 

ベビーカーには荷物が乗っています。

 

 

母と祖母は、話に夢中で、

 

寝そべっている女の子のことは

 

全く見ていません。

 

 

大人しくベビーカーに乗っていられなかった


のかもしれませんが

 

小さな子が

 

我が子が、孫が

 

地面に寝そべって、

 

タブレットをずっと見ている姿を

 

なんとも思わないのでしょうか?

 

なにも感じない親が増えているのでしょうか?

 

家ではどんな生活を送っているのだろう?

 

この子はこの先どんな子になるのだろう?

 

こんな状態の子がこれから増えたら

 

世の中どうなっちゃうのだろう?

 

(画像の子と記事内容は全く関係ありません)

 

 

今、至る所で

 

小さな子がタブレットやスマホで

 

映像を見ている光景をよく目にします。

 

 

また、英語の早期教育とうたって

 

0歳児の赤ちゃんから

 

YouTubeなどのような動画、映像を


ずっと見せられていたり…

 

胎教からが大事と言って

 

妊娠中に動画など映像を見まくったり…

 

 

教育関係のメディアだからと言って

 

ほんとにそれで”教育”になるのでしょうか?

 

 

もしかしたら、

 

英語力が身に付く部分もあるかもしれませんが

 

その代償は大きいように思います。

 

 

スクリーンの映像ばかり見せられていた子は

 

常に受け身になり、

 

能動的に行動できなくなります。

 

自分で考えて行動することが出来なければ

 

真の学びにはならず、

 

結局、

 

能力は身に付きません。

 

 

また、

 

強い刺激=受動的な刺激が常にないと

 

自ら集中して何かに取り組むことが出来ず

 

多動的な行動

 

が出ます。

 

落ち着きのない子になります。

 

 

長い間映像を見続けることは、

 

生活習慣や食生活の乱れにも繋がりやすいです。

 

やはり、

 

脳や身体の発達に影響

 

します。

 

 

要するに

 

発達障害的な症状や現象が現れる

 

のです。

 

 

これも、

 

”最近、発達障害児が増えている”

 

と言われることに

 

一理あるのでは…と思います。

 

 

AI社会という便利な世の中になったけれど

 

間違った使い方をすると

 

それは「害」でしかない。

 

 

まさに

 

文明の発展のしわ寄せ

 

文明の発展の罠


それによって生じる


ひずみ、歪み

 

です。

 

 

発展することは良いことですが

 

しかし

 

ひとつ間違えると

 

失うものも大きいということになります。

 

 

 

なんでもそうですが、

 

常に冷静に

 

初心になって

 

基本に戻って考え

 

しっかり正しい方向を見極め

 

前に進んでいかないといけませんね。

 

 

 

便利になり過ぎると

 

楽をしようとし過ぎることになる。

 

 

でも

 

楽ばかりでは成長できない。

 

 

ハングリー精神 Hungry Spirit も大切です。


 

楽な生活から離れてみる期間を

 

敢えて作ることも

 

自分を成長させるために

 

よい経験になるかもしれません。

 

 

上差し私の小さな畑の向日葵。

 

向日葵のように太陽に向かってまっすぐ伸びよう!

 

 

 

実は、

 

先週の落雷で、

 

うちのエアコンが壊れて動かなくなりました。

 

なんで今!?

 

すごくショックと同時に

 

この夏生延びれるか不安になったけれど

 

切羽詰まるとなんとかしようとするものですね。

 

 

扇風機で頑張って凌いでいます。

 

水分もこまめにとって

 

熱中症対策しています。

 

 

そして、日中は

 

涼しいところにいって

 

仕事します。

 

 

職場に行けば、エアコンがあるからね。

 

休みの日は、ジムに行って涼む。

 

 

でもやっぱり、

 

朝の出勤前の支度がエアコンないと厳しい~!

 

 

エアコン、楽天で注文したけれど

 

ショップから連絡がきません。

 

忙しい時期だからかな…

 

 

何回も問い合わせしてるけれど

 

返事がこない。

 

大丈夫かな?

 

 

不安になるけれど、

 

とりあえず、

 

週明けの月曜日まで待ってみよう。

 

 

 

楽な生活に慣れてしまうと

 

ちょっと不便になると

 

もう大変!!大騒ぎ!

 

生活できない!!

 

って一瞬なるけれど

 

深呼吸して冷静になって

 

いろいろあれこれ考えれば

 

なんとか工夫するものですね。

 

 

そういう

 

原始的な考え、意識の大切さ

 

改めて感じました。

 

 

ものは考えようだ!

 

Positive に生きよう!

 

 

Tschüss飛び出すハート