スタジオ10年目くらいに海賊の全幕を上演しました



遅沢祐介さんとの海賊

当時はKバレエのプリンシパル

いろんなバージョンを見比べて、音楽を編集して


構成してキャスティングをして振り付けて


凄く楽しかったです💖


構成はオリジナルでしたが、元にしたのは今回のホームズ版なので観ていてとても懐かしくなりました


毒を忍ばせた花でコンラッドを眠らせる計画に加担するメドーラのお小姓さんたちの役も発表会にありました。

その当時のお小姓役だった生徒

実は今新国立劇場の社員になっています‼️

その思い出の海賊を新国立劇場で観るとは、何かご縁がありますように思えます。そしてもう1人先に入社した生徒もいて

今はダンサーでは無い仕事を頑張っているようで連絡をくれるのですが、会社にはダンスサークルがあってそこで2人は踊りを楽しんでいるそうです💖


なんだかご縁が繋がって嬉しいですね


ご縁といえば今回、初日の席が1階10列目の中央付近だったのですが

偶然隣が生徒の母娘さん親子でした。別ルートで買ったのに!?この生徒は次の発表会で海賊のグランパドドゥを踊る予定です💖きっとすごく気持ちが高まったと思います

頑張って欲しいです




エトワールバレエスクールの発表会

ご招待をいただき

また鎌倉へ行ってきました


夏休みに帰国するダンサーたちの出演する発表会バレエ見応えがありますね


玉川さつき先生主催のお教室

海外から玉川貴博さん(クロアチア ザグレブ)

玉川貴大さん(ブルガリア ソフィア)

生徒さんたちも留学生や海外バレエ団からの帰国組もいて大変華やかでした

今回な玉川貴博さんも海賊で、うちの発表会でも踊ってもらったことがあるので客席で観るのが感慨深かったです


初台…遠い!

そして夜の回は電車が混みすぎてすごく疲れる


東京文化会館…早く改修工事終わって欲しい

上野で見たいですよ…もう心折れてしまいそう

帰りは新宿まで歩いてしまいました。

舞台の余韻に浸るにはちょうど良い距離ですし


バイロンの叙事詩が元になって作られたバレエ 海賊

コンラッドとメドーラは夫婦として最初から登場していて

パシャを討伐して捉えられるが パシャの愛妾グリュナーラがコンラッドを愛してしまったのでパシャを殺して彼は助かり

メドーラはコンラッドが死んだと思って服毒自殺

みたいなお話

という冒険 美女 モテモテ 闘い 人が何人も亡くなってしまう

やはり男子好みのお話なのでした


各バレエ団ではあらゆるバージョンが存在しますが

NBAバレエ団はいちばんバイロンの原作に近いかもしれません。

尚且つパシャが奴隷商人のグランパドドゥの曲で踊るのですが(コンラッドの敵対関係の役割)

作曲家 新垣氏によるバリエーションを短調にバージョン変更するという大胆な手法も取り入れて大変わかりやすく作られていて面白かったです💖




アリもランケデムも出てきません

きっとスター(コンラッド)とテクニシャンダンサー(アリ)が良いバランスでキャスティングされてきた演目なんだと思います


アリと言えば ルジマトフ 


エキゾチックな風貌と

ストイックな佇まいがピッタリでした


彼もキャリアの終盤はコンラッドを踊っていました


今日池本さんのアリとランケデムを観たお友達から

ランケデムが素晴らしかったと伺い


彼のアリもとっても素晴らしかったんですよ

アリは笑顔にならないの。一歩コンラッドを敬って一歩引いてるのが本当に素敵なの💓

テクニックは抜群なのに謙虚な感じがすごくアリらしくてとっても素敵

アラベスクからジャンプしてメドーラを迎えるひざまづいた姿勢が多くを物語っていますよね

メドーラがアラベスクパンシェして覗き込むと、ボスの美しき恋人が眩しくて直視できないんですって❗️私はそう教わりました✨


Kバレエのアリは割と謙虚とは無縁でいろんな場面に出てきて掻き回し、最後はボスの身代わりになって撃たれて死ぬ

という美味しい役回り

Kバレエの男性ダンサーはみんなそんな風に踊っているように見えますね

祥真さんはKバレエのご出身ですけど異色の役作りだと思いました

ランケデムは技術とお芝居が解放的なので踊っていて楽しかったと思います


ひとつ前のブログでmomoさんからの返信でも触れましたが、アリのバリエーションは

音楽がかかるとみんな嬉々としてそれぞれの得意なテクニックで踊り始めるので、心揺さぶられる音楽と振り付けなんだと思います











東京バレエ団 海賊

アンナ・マリー・ホームズ版

新国立劇場 オペラハウス 初日を観に行きました


伝田陽美&柄本弾ペア

池本祥真のアリ

の日

ザイード・パシャが眞央先生の日


このバージョンの良さは短くて見せ場が多い事

ギリシャの浜辺とかのシーンがなくて

奴隷市場から始まるので明るい

もちろん女性が売られる様子、鞭で打たれるシーンとかは嫌だな、って思うんだけど最小限だし

メドーラが悲劇の人じゃない風情でパシャを揶揄ったりする余裕ありなので、少しピリピリ感は薄いです

3幕のパシャ宮殿の花園の景の冒頭でも

女奴隷であるはずのグリュナーラもパシャを揶揄うのでコメディっぽいんですよね


1幕の見せ場は奴隷商人ランケデムとグリュナーラのグランパドドゥですが

樋口さんのランケデムが意外で大変レアな感じでした。AB Tではマラーホフがやっていたので,繊細系イケメンが演るのもありなんでしょう

とっても良かったです

2幕は何といっても洞窟のパドトロワで

奴隷市場から救出したメドーラをはじめとする美女たちを自分たちの隠れ家の洞窟に避難させ

心を解放して悦びに溢れた最も有名でテクニックに溢れた振り付けのあの部分

海賊の勇壮でエネルギッシュな回転やジャンプ

メドーラの輝くばかりのあらゆる種類の回転の連続と女性らしいラインの美しさ

軽々とリフトを多用したそれぞれの個性が引き出される振り付け

美しいアダンの名曲


難点はこの後

ビルバント コンラッドの右腕というか海賊団2番手ね

との仲間割れ

女奴隷は宝ですから、メドーラに頼まれてボスが女奴隷を解放するのは許せないのは分かるんですけど

仲間と手を組んでボスの殺害を企て

失敗して他の誰かのせいにしてしらばっくれる


ちょっと難しいよね


混乱する人いっぱいいると思います


その後バレて


ビルバントの武器はナイフ


コンラッドは銃


勝てないよね



第3幕はただただ美しい花園🌹


そしてラストはメドーラとグリュナーラを救出して船出

するが船が難破❗️生き残るのはコンラッドとメドーラのみ…?船出がラストで良かったのではないかしら?って毎回思います






一度でいいから冒険してみたいことある?

冒険は一人旅しますけど,安全が大切❗️



バイロンの叙事詩が元になっている本作ですが


バレエは見せ場作りに焦点があっているのでストーリーに一貫性はありません

音楽も寄せ集めで

アダン、ドリゴ、ミンクス、ドリーブ,オルデンブルグ侯爵 5人もいます

マリインスキーでも,Kバレエでも


少年漫画に海賊や盗賊の話が多いと思うのですが


お宝を助け出すっていう発想,男のロマンなのでしょうか?

冒険、闘い,勝利する、美女や宝を得る


戦争や犯罪は今の世には相応しくないものばかりです

ダンサーさんの踊りを楽しむ作品ですね


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