・きちんと踏み込み足に重心を乗せたパンチ
先週行なわれたボクシングWBSSA1回戦で、井上尚弥選手の衝撃的な強さを観ました。
ご覧になった方もたくさんいると思いますが、1ラウンド70秒、たったの2発でこれまでダウン経験のないファン・カルロス・パヤノをマットに沈めました
一瞬にして相手の懐に入る破壊的なパンチは圧倒的です
たくさんの人が評論している井上選手の強さについて特に異論はありませんが、天邪鬼なボクは別の観点から井上選手の強さを分析したいと思います。
井上選手は他のボクサーと比べて、右足から左足へ重心をきちんと移動させることができます
ただ単に左右の足の重心の乗せ換えをすることは誰にでもできますが、きちんととなるとできる人はほぼいません。
なぜなら、身体重心位置が最適でないときちんとした方向に重心が動かないからです。
きちんと重心を移動させるためには、まず重心位置を最適化させることが大切です
また、井上選手は瞬時に相手の懐に入り、そこからさらに重心を移動させパンチを打つことができます。
大抵はステップインしながらパンチを打つか、重心を固定してしっかり踏ん張りパンチを打ちます。
これは大きな差で、井上選手のような動きに反応するのはとても難しくなります。
スタイルは違いますが、ヘビー級のマイク・タイソンとよく似た動きだと思います。
果たして井上選手のような動きを後天的に作ることは可能なのでしょうか?
フィジカルトレーニングだけでは無理なので他の方法を探す必要がありますね。
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
競技パフォーマンスを向上させたいけれど、従来のトレーニング方法には疑問をお持ちの方、よい姿勢や身体の使い方に興味がある方は下記までお問い合わせください。
cerebrum.k.f@gmail.com