正しい歩き方?
歩き方を改善したいと悩みを持っている方からの指導依頼が最近増えています。
歩き方がおかしいと思っていても、そもそも何だ正しいのかがよくわからないのではないでしょうか
そこで、陸上競技のトップ選手の歩いている姿を参考にヒントを探りたいと思います。
下の画像は女子三段跳びのカテリーン・イバルグエン選手(コロンビア)が跳躍前に歩いているところです。
近年のオリンピック、世界陸上で常に優勝争いをしているトップジャンパーです
歩くということでまず大事なことは、上体をきちんと起こしておくことです
イバルグエン選手は体の中心線に対して上半身(のところ)がきちんと起きていますが、これが以外に難しい
脚の動きがに問題があると上半身をきちんと起こしておくことができないのです。
踏み出す脚に重心を移動していくときに、後ろの足のつま先で(のところ)きちんと体を支えていることが大切です。
そうすると、踏み出す脚を静かに地面に下すことができます。
次に、重心が踏み出した脚側に移っていったら自然と力が抜け膝が曲がり足先が浮きます。
これが、いつまでも膝が突っ張ったまま曲がらない人がたくさんいます。
完全に重心が踏み出し脚に乗った時には蹴り脚だった脚は体の少し前まで来ています。
この時でも上半身()はきちんと起きています。
膝が突っ張っていたり、足首を使ってつま先で地面を蹴ったりすると、脚が後方に流れてタイミングがズレます。
そうなると上半身が前のめりになります。
たとえ脚が体の横まで来ていても、かかとに重心が残り、重心移動にブレーキがかかってしまうということも多くあります。
上半身が前のめりになったり、かかとに重心が残ってしまうと、腰がそったり、踏ん張ったりしてしまいます。
それが体が緊張や力みに繋がります
左右の脚が最適なタイミングで重心移動の邪魔をしなければ力まず体に負担をかけないで歩くことができます。
そうなれば見た目にもキレイな歩き方になると思います。
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