先日、アメリカのスタバでは日本のスタバアプリが使えないから、アメリカのスタバアプリを使う必要があると説明をしたのですが
日本とアメリカ、アプリが違えば、リワードの制度も違っておりまして…日米リワードの違いについても、比較して研究結果をまとめてみました。
大きな違いは、以下の3つ。
1.会員のお代わりと誕生日特典
2.スターのため方
3.スターの価値と使い方
簡単にまとめました↓
1. 会員のお代わりと誕生日特典
日米両方とも、年会費は無料で、お得なキャンペーンやコーヒーお代わり制度を利用できるようになるという点は同じ。誕生日特典は、アメリカではほぼ無条件で適用されるのに対し、日本ではお得意様のみに限られます。
日本版だと、250スターを集めゴールド会員になれば誕生日特典がもらえます。ゴールド資格は獲得日の1年後の翌月1日まで。
米国版だと、1スターでも獲得すれば誕生日特典がもらえます。会員ステイタス制度はありません。
ちなみに、お代わり制度と誕生日特典の内容も日米で差がありますが、それについては別記事で説明します。
日本版↓
米国版↓
2. スターのため方
日本版…1スター54円
米国版…2スター1$(アプリ払い)
今の為替レートだと、アメリカはアプリ払いしても1スターあたり75円になる上に、日本の方がスターが付与される単位が細かいので、実は同じ値段の購入をすると日本の方が溜まりやすい状況です。
米国版のアプリ払い画面↓
あらかじめアプリにチャージしておき、スキャンして支払うだけ。日本版と同じようなやり方です。↓チャージ画面
アメリカでアプリ払いしない場合、得られるスターは半分になる↓
3. スターの価値と使い方
今の為替前提150円/ドルだと、日本の150スターに対し、アメリカの100スターが少し安い程度。
日本…150スターあたり8100円
米国…100スターあたり7500円
てなわけで、まずは恐らく最もメジャーであろう日本150スターとアメリカ100スターの特典を比較します。
米国版100スターのリワード↓
例えば日本のドリップコーヒーの値段は一番大きいサイズでも480円だし、ティーも550円、ベーカリーだって高くても440円。
ということは一見、メニューが絞られているアメリカよりも、ラテやフラペチーノなども選べる日本の方がお得に見えます。
が‼️
なんとアメリカでは、カスタマイズ金額の上限が設けられておりません! つまり…やりたい放題です。
↓グリーンティーのオーダー。笑
ちなみに、どれくらい面影ないかと言うと
↓これも実はグリーンティー
グリーンティーに、ドライフルーツをふんだんに加えた上で、リフレッシュナーというジュースのようなものをスムージー状にブレンドしてもらったものです。
ね、確かにグリーンティーでしょ。笑↓
どうしてもラテやゴールドブリュー、リフレッシュナーやフラペチーノがいいという場合は、200スターで交換できます。もちろんトッピング盛り放題。朝食メニューにも使えます。↓
なお、最小単位のスターリワードはトッピング無料ですが(日本は30スター、アメリカは25スター)、アメリカでは100スター以上を貯める方がお得な感じがしますね。
次に、コーヒー豆がもらえるリワードですが、日本では400スター、アメリカでは300スターが引き換え数となっています。
現在の為替レート150円/ドルだと、
日本400スター→約21600円相当
アメリカの方がややコスト高。
日本400スター…1900円までのコーヒー豆かグッズ
米国300スター…サンドイッチ、プロテインボックス、またはコーヒー豆
なお、コーヒー豆の内容量は日米変わらず。
8.8oz=約250gです。
日本版400スターのリワード↓
コーヒー豆は金額上限がありますが、普通の豆ならわりと大丈夫な感じ。日本のオリジナルグッズはリワード達成者の限定。アメリカにはありません。
日本のオリジナルグッズ↓
日本の家は狭いからマグやタンブラーをたくさん保管できない…という理由でオリジナルグッズを作っているのではないかなぁと勝手に推測
米国版300スターのリワード↓
特に金額上限は設けられていませんが、アメリカでコーヒー豆は、約13〜19ドル(1900〜2800円相当)で販売されています。
↑日本だと金額的に対象にならないリザーブの豆も対象だったり
同じ金額でも、引き換えに400スター必要となる豆もあります↓
では、アメリカの400スターで引き換えられるリワードって何?それは…
マグやタンブラー、コーヒー豆
専用オリジナルグッズではなく、普通に店頭で売ってるやつと引き換えられます。
米国版400スターのリワード↓
テキサスは家もキッチンも広いから、マグやタンブラーがたくさんあったら飾ればいいやーって思うし、ゴミの分別も無いからいらなくなったら捨てればいいやーって思う
上限20ドルって記載は、コーヒー豆のみかな?もっと高価なフレンチプレスやタンブラーも対象です↓
29.95ドルとか約4500円相当です
以上、日本とアメリカの会員リワードについての自由研究レポでした
私なりの感想ですが、アメリカは全体的に大雑把にお得意様にがっつり還元、日本は全てに上限を設けて利益管理しながらきっちり運用している、という印象です。
アメリカのスタバのカップサイズは日本とほぼ変わらないから、アメリカでも日本と同じ感覚で注文すればよい・・・という内容はこちら↓
日本から持って行ったiPhoneにアメリカのアプリもダウンロードしようとしたらできない!と困った方はこちら↓