タイガーが魔法の杖のパターで優勝なるか?
タイガーウッズの3日目のインタビューから
マスターズの3日目は、タイガーウッズが2位タイに上がってきました。この日のタイガーは、5番をボギーとしたもののその後すぐに3連続でバーディーを取って流れを変えて後半も3つ伸ばしてきました。
ゴルフウィーク誌にタイガーの3日目のインタビューが掲載されていますのでご紹介しておきます。


◎5番でボギーを打った時に何を考えていましたか?
「我慢するんだ」とシンプルに自分に言い聞かせていました。このコース、スコアを伸ばすことができるはコースなんだ。一人のアマチュア(金谷拓実選手)が四日5つ伸ばしていたし、カントレーもさら(3日目高えで7アンダー)に伸ばしてきた。トミー(フィーナウ)も8ホールで6アンダーでプレーしていた。だからここは我慢して次のホールからラウンドを作っていこうと考えていた。」
◎土曜日のプレーは何が良かったのですか?
「やれることは全てやったよ。ドライバーもアイアンもうまく打てた。おパターも決められた。いいポジションにボールを置けたと思うし、バーディーチャンスにもつけられた。そのためには、できる限りピンよりも下にボールを置くようにずっと心がけていたんだ。」
◎18番で「タイガー!」の声援を受けてどう感じましたか?
「モリナリが12アンダーでプレーしているのがわかっていたから、自分も2桁アンダーで終わろうと思っていた。今日は6アンダーでスタートしていたからゴールを2桁アンダーにしてそれでいいんだと考えていたんだよ。」
◎メジャー15勝目に向けてどうですか?
そのために今日ここにいるからね。明日は、(午後からの悪天候で)3人のプレーだからね。いいプレーをしていけば日曜日には、いい結果がついてくると思うよ。明日の朝はう早く起きてその後やるべきことをやるだけだね。」
◎今の雰囲気は?
「この数年、ここでの優勝から遠ざかっていましたが、最後に取った2つのメジャーの時の経験が明日は役に立つでしょう。明日は天気予報によれば、10マイルくらいのかなりの強風(※風速10m/s前後:木々が揺れて葉っぱが飛んできて歩き難いほどの強風)が吹きそうです。このコースでどうなるか興味があります。自分のプレーができればいい結果となると思います。」


キャメロンのパターが魔法の杖となるか?
タイガーは今回のマスターズでパターが大活躍してスコアを作っています。それはハリーポッターが魔法学校でもらった杖のようにスコアを作るのに役に立っています。
今シーズンのタイガーは1パットの確率(45%)がツアーでも4位にランク、3パットをしない確率(1.85%)も3位となっています。3mのパッティングを決める確率も90%でランキング18位、ストロークゲインパッティング(0.739)も14位です。
タイガーが今週使っているのは、長年愛用しているスコッティキャメロン氏が作った有名な「ニューポート2」というモデルで、このーパターでメジャーを13回勝っています。
丸みにある「ニューポート」に比べて幾分シャープな顔立ちの「ニューポート2」ですが、スペックはロフト4度、長さ35インチ、ライ角度は75度です。
タイガーのパターは「GSS(ジャーマンステンレス鋼)という「高価な素材で作ってあり、これはプロ用などに限定される素材です。キャメロンも一般のゴルファーに素材に違いの差を感じることができないので、市販品にこの素材は必要ないと考えているようです。
一方で、多くのプロも使用する市販品は「303ステンレス鋼」でできていてそれでも十分な品質と磨いた時の輝きを得られるようです。フェース面も今のモデルと違ってミーリングされていて滑らかです。
総重量も326gと今のモデルと比べて軽量です。ちなみに今のモデルは重いものが好みとあって345gがなっています。また、ウッズのパターにはトップラインに、アドレスした時ボールに対する目印となるドットが1つ打ってあります。
また、ウッズはジュニア時代から変わらず、ピンパターのグリップを使用しています。これは77gと軽いためヘッドも軽いのを好むのでしょう。でも、今の大型グリップには、重いヘッドがあってると言えます。
誰もがパターを変えたり、調整することが可能です。自分にあったフィッティングでいいスコアを作れるでしょう。


絶好調のモリナリに死角はあるのか?
最終日をトップで迎えたモリナリは、今回が8度目のマスターズ。実は、最初にマスターズに来た時は、兄のエドワルドが全米アマを優勝した2006年の時にキャディで来ていたそうです。
ヨーロピアンツアーの記事があるのでご紹介しておきます。

さて、全英オープンも優勝、昨年のライダーカップも全試合勝利!現在無敵の強さを誇るモリナリに隙はあるのでしょうかか?
ラスベガスのオッズもタイガーよりも上の数字を弾きでしていますね。この数字のように最終日も逃げ切って、グリーンジャケットに袖を通すのか?期待されます。
◎ODDS to Win (updated after Round 3):
Francesco Molinari 7-4
Tiger Woods 3-1
Brooks Koepka 6-1
Tony Finau 13-2
Dustin Johnson 25-1
Ian Poulter 30-1
Xander Schauffele 30-1
Webb Simpson 40-1
Matt Kuchar 40-1
Louis Oosthuizen 50-1
Rickie Fowler 50-1
Adam Scott 80-1
Justin Harding 100-1
Jon Rahm 100-1
Justin Thomas 100-1
Phil Mickelson 150-1
Jason Day 150-1
本人も「タイガーと一緒のプレーよりも明日の天候の方が気になる」と話しています。最終日に荒れる予想のオーガスタでどんなドラマが起きるのか?明日の朝も早く起きて見ようと思っています。


マスターズ初日はタイガーウッズが好発進!
タイガーウッズの初日のインタビューから
おはようございます!今朝は早起きしてマスターズトーナメントを見ていました。
初日のタイガーウッズのインタビューがゴルフウィークにアップされていたので紹介しますね。
◎まずは初日のラウンド(4バーディー、2ボギーの70)を通しての感想から・・・
「初日は、自分でもいいショットが打てた。ミスもしたけど正しい位置(correct spots)にミスをしていた。それが実は、重要なことなんだけど、正しい位置(correct spots)からだとシンプルに寄せワンで切り抜けられるだ。」
「今日は、いいスコアで上がるために必要な自分が考えていたようなプレーが出来ていたように感じた。ドライバーも良かった。アイアンも切れていた。パッティングのスピードもグリーンとあってた。」
「風は吹き上げたり、止まったり、方向が変わったりとこのコース特有でトリッキーだった。風が巻くので自分の思ったところに"狙いを定める"( get a bead on )のが難しかったね。」
◎パッティングはどうでしたか?
「いくつかのミスもした。特に6番の3m はのバーディーパットは読み間違った。でも、それ以外はまずまずだった。」
◎14番のバーディーパットは?
「すごく速くて曲がるラインだったけが、少し強く打ち過ぎた。でも結果的に入ってくれた。」
※14番のバーディーパットの映像はこちら↓


◎風の強い日に負けないためには?
「遅いスタートの人たちは、6-7ホール風も止んでプレーしやすかったかもしれないね。でも、今日は風にボールを乗せて飛距離を稼いでプレーできたと思うよ。」
◎残り3日間はどうプレーする?
「今日みたいにボールをうまくコントロールできたらいいなと思っている。」
◎今週は特に調子はどうですか?
「61歳のプレーヤー(ベルンハルト・ランガーのこと)が、初日を上位(−1)でプレーできているからね。人間だからミスショットもするけど、ミスをする場所が大事なんだ。彼は、このコースをどうプレーするかよくわかっているね。自分もミスをすべき場所をしっかり把握しながらアグレッシブにプレーするよ。」
※昨日書いた初出場の全米アマチュアチャンピオンのホブランドは、ランガーと練習ラウンドして、オーガスタでのミスの仕方を教わったおかげで初日をイーブンパーです。
◎初日を終えて・・・
「いいスタートが切れた。これまで4回(1997-2000-2002-2005)勝ってるけど、そのうち3回は初日を70でプレーしているんだ。グリーンジャケットを着たいね!」
とコメントからも思ったゴルフができているようです。中継を見ていても納得のショットを打っていました。


初日のピンポジションはここ数年で一番難しい
さて、他の選手の情報やコースコンディションもアップされています。
初日のプレーは参加87選手の平均スコアが72.874 でした。アンダーパーが28人。午後から風が治ってきたので、その分アンダーパーが増えたようです。
でも、ポールケーシ(78)、ジャスティンローズ(76)、ジョーダンスピース(76)と崩れた選手もいました。
上がり3ホールで3つのバーディーを取って69でラウンドしたアダムスコットも「最初の7つのホールは本当にピン位置が難しくて大変だった。」
と話していました。朝早いスタートの選手たちは前半で崩れたケースが多かったようです。
※7番まででスピース3オーバー、ローズ2オーバー、ケーシー5オーバー、松山選手4番で3オーバー、今平選手5番で3オーバーなど・・・
前半以外にも8番、14番は池ギリギリにピンが切ってあって、スコアを伸ばすのは、難しい日でした。


また、ローリー・マキロイも良いスタートを切れなかった選手の1人でした。
「風もなかったし、バーディーを5つ取ったんだけど、ボギーも6個打ってしまったね。多くのミスをやってしまったのが問題です。」
「(例年と比べて)今年は、グリーンも柔らかくてスピードもそんなになかったから、このスコアは残念です。6ボギーはちょっと打ち過ぎた。明日かたは気を取り直して攻めて上位を目指します。」
とコメントしています。
フェアウェイを捉えたのが7回、パーオンが11回というミスの多さを嘆いていました。トップのデシャンボー(-6)やケプカ(-6)とは7打差に開いています。


注目のアマチュア選手たちの結果もアップしました
それから今回出場している注目のアマチュア選手たちの結果ですが、昨日のパー3コンテストでホールインワンを達成したデブロン・ブリングは2オーバーでプレーしました。
「こんなにたくさんの観客の前でティーショトを打ったのは初めての経験でしたのですこく興奮しました。グリーンのスピードに慣れなくて一日中苦労していました。18番は、左の林からアンラッキで打てずに、ボギー狙いでダボになりました。(スコア2オーバー)」
「明日はイメルマンとマーティンカイマーとのラウンド!今夜は家族と食事をして明日を楽しみにしています!」
とコメントしています。アマチュア選手のスコアもアップしておきます。
ということで、明日の2日目も朝早く起きてテレビを観ようと思っています。



次世代のホープたちがマスターズにチャレンジ!
アジアからは金谷拓実選手!ラテンアメリカからも出場します!
おはようございます!マスターズに出場する選手たちの最新情報が、ネットにもたくさんアップされていますね!私もアマチュア選手たちについて経歴など調べてみました。
昨日、メディアインタビューに呼ばれたのは、アジアアマを優勝して出場権を掴んだ金谷拓実選手と、ラテンアメリカアマを優勝したアルバロ・オーティス選手です。
金谷拓実選手の記事はGDOのニュースサイトなどにたくさん出てますので、ここでは海外のアマチュア選手について説明しておきましょうか。
アルバロオーティス選手は、23歳のメキシコ人でNCAAのアーカンサス大学の学生でした。ラテンアメリカアマを5回目の出場で(プロ転向するので最後のチャレンジで)優勝してマスターズの出場を決めました。

実は、この出場権を得るまでは、ラテンアメリカアマでいいところまで行きながら勝てなかった経緯があります。
初チャレンジの19歳の時の2015年は3位タイ、2017年はプレーオフで負けてしまいました。
また、2018年は、最終日をトップで迎えて最終日も69(パー71)でラウンドしましたが、19歳のチリの世界ランキングNO.1のホアキン・ニーマン(Joaquin Nieman)に最終日63(8アンダー)で5打差をつけられ逆転負けでマスターズに出られませんでした。
そして今年は最終日を66の好スコアでラウンドして14アンダー、2位と
2打差でマスターズの出場権を獲得しました。

昨年出場したニーマンは、史上3人目下部ツアー経験なしでPGAツアーカードを獲得!
この最終日も2位の選手が前半で4アンダーと伸ばしてきて並んでターンしたのですが、15番で2位の選手が林からフェアウェイにレイアップし損ねてフェアウェイバンカーに入れてボギーを打ってから、ようやく振り切っての優勝だったようです。
オルティスも2位の選手もだいたいラテンアメリカの選手はNCAAの大学のゴルフ部に所属している選手たちです。NCAAチャンピオンシップのラテンアメリカ地区予選のような感じですね。
ちなみに、ホアキン・ニーマンは、マスターズに出場した後、全米オープンと全英オープンに出場して19歳でプロ転向、推薦出場したデビュー戦で6位タイ(テキサスオープン)、準メジャーの「メモリアルトーナメント」でもなんと6位タイ。
PGAツアーを推薦で5試合出ただけで3度のトップ10入りを果たして、PGAツアーのシード権を獲得してしまいました。その後、2018年シーズンは8試合で4度のトップ10入りという驚異の成績です。
これで、ニーマンは、ジョーダンスピース、ジョンラームに続いてウェブドットコムツアーを経験せずに(バイパスして)PGAツアーのシード権を獲得した3人目に選手となっています。
今回は、マスターズにニーマンは出てませんが、スピース世代に続くの20歳のプレーヤーであることには間違いありません。

アーニーエルスの甥っ子もマスターズ出場!
さて、アマチュアとしてマスターズに出場するには、「アジアンパシフィックアマ」や「ラテンアメリカアマ」以外に「全英アマ」の優勝のカテゴリーもあります。
アジアやラテンアメリカと違ってマッチプレー形式の「全英アマ」を勝ったのは南アフリカの21歳のジョバン・レブラ選手です。無名のアマチュアですが、おじさんがあのアーニーエルス!と聞けばちょっと気になる存在ですね。
アーニーエルスは、今年マスターズはプレーしませんが、甥っ子のサポートで会場に来る予定だそうです。
全英オープンの、マッチプレーの決勝のビデオを見てると、観客や関係者がプレーヤーの後ろをぞろぞろと歩いているんですね・・・
真後ろから友達のゴルフを見ているようで楽しそうです。
話は外れましたが、過酷な全英アマを優勝してのマスターズの出場は、楽しみに違いないですね!

USアマは優勝と準優勝の選手が2人も出られます!
それから、USAアマの決勝まで行けばマスターズに出られますね。今年の決勝を勝ったのは、リッキーファウラーの母校でオクラホマ大学のゴルフ部のビクターホブランド(Viktor Hovland)選手です。
ノルウェー人として初めて全米アマを勝ってマスターズに出場します。現在ワールドアマチュアランキング3位の強豪選手です。
全米アマの時は、マッチプレー決勝でUCLAのゴルフ部のデヴォン・ブリング選手を6&5で振り切っての優勝でした。
2人マスターズに行けるのはUSアマだけですから価値が高い優勝です。
※中島くんとかアジアアマを含めて全英アマと全米アマのこのタイトルを狙えば年に数回マスターズに行けるチャレンジができますね。たぶん、本人も狙っていると思いますが・・・

今回ホブラント選手は、ノルウェー人として初めてマスターズをプレーすることになります。隣のスウェーデンにはいい選手も多いのですが、ノルウェーのプロゴルファーは少ないようです。
彼がマスターズに来る前に聞いていたオーガスタナショナルの評判は、実際にプレーしてもその通りだったようです。グリーンは信じられないくらいに傾斜はあって想像以上でした。
また練習ラウンドで発見もあったようで、例えば15番はピンが右に切ってあれば、左サイドにレイアップすれば、グリーンの傾斜を使いやすいとか・・・
一緒に練習ラウンドした歴代チャンピオンのランガーからも、コースマネジメントを教わりました。17番は、ミスしても左のほうが木の間が空いていてまだ、グリーンを狙えるとか。ティーショットは左サイドを狙え!とか・・・
水曜日の最後の調整はオクラホマ州立大の先輩のリッキーファウラーとラウンドしていたようです。初めてのマスターズでいいプレーがしたいと話していました。

母国の期待を背負って頑張って欲しいですね!
また、2位でマスターズに出場するデヴォン・ブリング選手は13歳で母親亡くしてその後もゴルフを続けてのマスターズ出場です。
Par3コンテストではホールインワンも達成して拍手喝采を浴びてました。ビデオはこちら↓

ということで、今朝は明日から始まるマスターズに出場するアマチュア選手についてコラムを書きました。
彼らの活躍も気にして見てみてください!
PGAツアーチャイナの初戦は佐藤太平選手が優勝!
アジアのトーナメントはすでに開幕中
おはようございます!明日からマスターズが開幕します。今から楽しみにしています。
アジアではPGAツアーチャイナも開幕していますね!今シーズンの初戦を勝ったのは佐藤太平選手です。
PGAツアーチャイナを日本人選手が初優勝しました。以前インタビューした動画を昨日アップしておきました。
動画内にもあるのですが、佐藤選手は大学を卒業して2015年にプロ転向したものの最初に日本のQTを受からず、そこで戦いの場を中国に求めて、予選会を受けに行きました。
中国の2つのトーナメント(チャイナツアーとPGAツアーチャイナ)のスケジュールを それぞれ15試合、日本のチャレンジツアーと掛け持ちで毎週のように試合に出ていたようです。
昨年は、2017年にチャイナツアー優勝、2018年は日本のチャレンジツアー(AbemaTVツアー)で2勝を挙げて賞金王になり、レギュラーツアーのシード権を獲得、さらに2019年はPGAツアーチャイナの初戦を優勝して4勝目を挙げました。
※動画は2018年の春のインタビューです。この後大活躍するのですね・・・
まさにアジアで力をつけて日本でも勝てるようになったAJGA推薦するアジアから世界へ!を地でいくパイオニア的な選手です!



PGAツアーチャイナは4月のスケジュールのみが発表されています
今年のPGAツアーチャイナは年間14試合を予定されていて最初の3試合のスケジュールのみがアップされています。
2戦目には、教え子の小斎平優和くんも出てましたね。3日間で15アンダーまで伸ばしていましたが、大会期間中にマレーシアの選手がホテルで亡くなっているのが発見されたようです。それが理由で、大会は3日目に中止となり、優勝はできませんでした。
優和くんの写真もたくさんサイトにアップされています。


今年の予選会は3会場で実施され、12名×3会場=36名が第一シードを獲得しましたが、春先の試合では、第一シード以外の選手には推薦枠は下りてこなかったようですね。
賞金ランキングの上位5人の選手が米国PGAツアーに出られるとあって人気のあるトーナメントに育ってきています。日本からも小斎平選手や佐藤選手の成功もあってたくさん受けにいくようになりました。
ちなみに小斎平選手も昨年末の日本の最終予選会を4位でシード権を獲得して、今シーズンは日本のレギュラーツアーに出場します。
忙しくなってキャンプにはなかなか来れなくなりましたが、それはそれで嬉しいですね!これから伸びていく選手たちを応援するのは夢があって楽しいです。
◎PGAツアーチャイナの第1シード(上位12名)獲得している日本人選手は8名の以下の選手
・山岡成稔(Narutoshi Yamaoka)
・山形 陵馬(Ryoma Yamagata)
・伴 翔太郎(Shotaro Ban)
・関 凌之介(Ryonosuke Seki)
・大田和桂介(Keisuke Otawa)
・上平栄道(Masamichi Uehira)
・遠藤 健太(Kenta Endo)
・Raiki Okamoto
◎PGAツアーチャイナシリーズ開催予定
・重慶オープン(Mar 25 - 31)
・三亞オープン(Apr 1 - 7)
・海口オープン(Apr 8 - 14)

◎チャイナツアーの第1シード権(上位10名)を獲得したのは以下の選手
・石原 航輝(Koki ISHIHARA)
・伊藤 有志(Yushi ITO)
・中井賢人(Kento NAKAI)
・山路幹(Miki YAMAJI)
◎チャイナツアー4月開催予定
・博鳌/ボアオープン(2019.04.15 - 04.21 )
・神州半岛公开赛/Shenzhou Peninsula Open(2019.04.22 - 04.28)
となっています。チャイナツアーは今週から開幕予定で、今週と来週の2週と10月開催のスケジュールのみが発表されています。
年間12試合を予定していますが、昨年は途中数試合トーナメントが中断するなどやや不安定な運営となっています。
これからこの2つのトーナメントの経過は、ブログでも紹介していこうと思っています。佐藤選手や小斎平選手のようにアジアで力をつけて日本に帰ってくる選手が増えることを期待しています!
アジアで生き生きとして楽しそうにプレーする選手たちの写真をアップしておきます。(※他の日本人選手の顔がよくわからないのでまた教えてください。)






いよいよ女子の選手たちがオーガスタにチャレンジする!
オーガスタナショナルウーマンズアマも始まっています!
オーガスタナショナルウーマンズアマチュアの最終日が開催されます。世界中のアマチュアのトップランクの30名がトーナメントの最終日をどんなプレーをするのか?注目されています。
例えば、有名なバックナインも2つのPar5など女子の飛距離で2オンできるのか?気になるところです。
飛ばし屋の選手はミドルアイアンでセカンドからグリーンを狙う選手もいるようです。また、練習日は雨の影響もあって、13番や15番の残りの距離も220ヤード以上になるなど、3打目で狙わざる状況も多かったようです。

どれくらいバーディーを取れるのか?
また、スコア以上に女子の選手たちがどれくらいバーディーを取ってくるのか?気になるところです。
予選の36ホールを5アンダーでトップ通過してオーガスタの最終ラウンドを迎える世界ランキング No.1のジェニファー・カプチョ選手は、「いい位置からセカンドを狙ってパターを決めれば、たくさん取れるはず」と自信を持ってオーガスタに挑むようです。
1打差の4アンダーでトップを追うオリバー・メファフィー選手も、最終日はみんなにチャンスがあるはずとバーディーをたくさん取って逆転優勝を目指しているようです。
それからどれくらいのスピードをプレーできるのか?気になりますね。高速グリーンのオーガスタでさぞかしスロープレーになるかと思えばそうではなく、練習ラウンドは3人で4時間30分のプレーだったようです。
ただし、実際のプレー距離はマスターズの7500ヤードではなくて、6365ヤードと意外と短い設定だったようです。
この距離だと案外2時間ちょっとでラウンドできるようです。
また、起伏の大きくて速いグリーンは、オーガスタのハウスキャディーのアドバイスをみんな取り入れて、ポジショニングを考えて攻めるようです。
特にみんなが口を揃えて話しているのは「グリーンを4分割して、その中でもいいポジションにボールを置く」ということです。ここはベテランのハウスキャディーを信用するしかないでしょう。
そのグリーンも今週の雨の影響で、思ったほど速くなく、またグリーンも固く仕上がっていないようです。そのあたりもカプチョ選手が「明日もそんなに速くならないと思う。:とコメントしています。
ということで、最終日の1日をオーガスタナショナルでプレーする女子の選手たちは、どんな気持ちで夜を過ごしているのか?最終日のプレーを楽しみにしたいと思います。
2人の日本人選手が3位入賞!
ということで、最終日の結果です。2日目までトップに立っていたカプチョ選手が、逃げ切って記念すべきオーガスタナショナル女子アマの初代チャンピオンとなりました。
優勝スコアは10アンダーでしたね。3位タイに安田選手と笹生選手の2人のYukaさんの日本人選手が入りました。
日本のナショナルチームの選手強化が上手くいっているという成果です。JGA強化委員のNくんにはおめでとう!と言いたいですね。
やはり、若い人が思いついたことを実行した方が成果は出ます。まだ20代と若いNさんの今後の活躍に期待!


また、教え子で私が監督を務める代々木高校の3年生の笹生優花さんはお父さんと世界中を転戦しています。
お父さんの細かなラウンドチェックメモなどデータ分析も積極的に取り入れての親子の努力が実っていますね。
今回も一緒に行こうか?相談したんですが、現地のホテルを取れるかどうか?の問題もあり、日本で観戦することにしました。
でも入賞してよかったです。アジアの試合で声をかけて日本に呼んでよかったと思います。
私が彼らにしてあげたのは日本のプロトーナメントに推薦したり、トーナメント関係者を紹介したことくらいです。ちょっとだけ役に立ちました。




オーガスタナショナルウーマンズアマの難易度は?
また、気になるのは試合の結果もそうですが、オーガスタナショナルは難しかったのか?ということですね。
GDOのサイトのレポートがわかりやすいのでリンク先をアップしておきます。

距離を見ると男子よりも1100ヤード短いですね。これでも平均スコアはマスターズの時とほとんど変わらないようです。
高校生や大学生の世代の女子とマスターズに出場する選手たちとの差は、1000ヤードハンディがあるということです。
同じルールの球技でも感覚的には大リーグとソフトボールのワールドカップくらいの差があるということでしょうね。
みているといよいよマスターズが楽しみになっていました。今週は早く起きてテレビで観戦しようと思っています。

※表はGDOサイトから引用しました



