週末の遠出とコメのお礼です♪

福島まで行ってきますた。
フゲ~、帰ってきたら東京は大雨だ~!
ワシの家のゲストたちが、そろそろ家のことや地元のことが心配で、
福島へ1度帰りたい、っつーことになりました。
向こうの交通事情や物資の供給なども、ずいぶん変わってきているでしょうから、
心配はないとは思いましたが、現地での移動や、モノを買ったり運んだり、
いろいろ不便もまだあるんでは、と思い、車で送っていくことになりました。
友人のお母さんとお義姉さん、それと東京からの荷物、予備のガソリン10ℓを積んで、
現地のいろんな道を走るには、やはり、義兄の家のデカめので行こうということで、
レンタル頼んだら、なんと義兄も来てくれることになりました。
両腕に握力がなく、日本での長距離運転にまだリハビリ中でもあるワシにとっては、
まさに天の助け!
荷物なんかも持ってもらえるっつーことで、ありがたく同行してもらうことに。
向こうではまず、二本松の知り合いの家に泊めてもらうことも決まり、
バタバタと話が整いました。
お互いの仕事を終え、準備整えて、金曜の夜8時過ぎに出発。
夜の東北道を義兄のエルグランデで驀進しますた。
といいたいところですが、けっこう混んでいます。
普通者に加えてトラックやバスも、いつもより多いそうです。
ラジオの御告げで高速週末料金のことを知り、ちょっと先の福島松川PAでひと休み。
高速料金を節約しますた。
1時くらいに着いたお宅では、お祖母さんまで起きて待っていてくださり、
夜食をいただいて、仏間で雑魚寝。爆睡してしまいました。
次の日は、気持ちよく晴れ、智恵子抄で有名な安達太良山が見える絶景の中お目覚めです。
朝ごはんを頂いてると、友人の兄が車でお迎え、防護服のツナギを持ってきてくれ、
急に現実的な1日に引き戻されました。
夜はけっこう涼しかったけど、昼間はあったかくて、このゴワゴワ君たちは、
けっこう暑くなりそうです。
来週からはセパレートになるそうで、現地の人にはかなり小さいことだけど一歩前進。
とりあえずTシャツに短パンのままで出かけて、あとで着ようと思いました。
んでワシラは彼らの荷物を積んだまま、とことこついていくことに。
途中の道は思ってたよりも地震被害は少なく、ちょっとひと安心。
それでもそこここに、投棄されたモノや、崩れた跡が…
田村市近くなってくると、原発対策の方々がチラホラ。
幸い、彼らの家は20Km圏内ではありませんが、自主警戒区域にはかわりません。
何人かの検問(?)を通り抜けて、彼らの家へ。
お義兄さんもそこには住んでいないので、うっすらホコリをかぶった家。
少しずつ何かを持ち出したようで、なんとなく雑然。
お母さんとお義姉さんはさっそく片付け、掃除始め。
防護服など着もせずに、いろいろ忙しく動き始めした。
ワシらはかしいでしまったサッシや家の補強部分の修繕を担当して、
普段の日曜大工ぶりを発揮することにしますた。
ここでも義兄の腕力は心強い味方で、不慣れながらも忠実なアシスタントでした。
それから近所をひとまわり。
なんとなく人通りもなく、家々はしんとしているかと思いましたが、
けっこうあちこちで動きを見かけました。
天気も良いいせいか、たまに防護服みたいなものを着ている人や、
見たこともないような装甲車を除けば、静かな田園風景。
この付近を流れる阿武隈川も美しい姿で、季節の花や木で彩られています。
なのにこの川の魚たちや付近の農産物から、放射能が検出されていることに
湾岸地域の津波被害の惨状とはまた違う恐ろしさを、改めて感じました。
もうまともに育ててやれない牛やほかの動物もいるそうです…。
文では表現できませんが、原発事故の恐ろしさは、こんな美しさとの対比で、
さらに想像力をかきたて、生活が土台から崩れていく恐怖を、そこにいる人間に
与えているんだという思いと、無力感、そして怒りさえ感じてしまいました。
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ボランティアにも加わりたいと思っていましたが、当日ポっと行って、
すぐに役に立てる自信もなく、情報収集もしていなかったワシらは、
とりあえず二本松へ引き返し、日曜の東京での約束に間に合うよう夜発つつもりでした。
しかしお母さんとお義姉さんは、近所の様子をみて安心したのか、家が心配になったのか、
しばらくそのまま残り、来週あたり電車で帰って来ることになりました。
二本松に帰ると驚いたことに、知り合いのうちが気を利かせて、
岳温泉の宿を取ってくれていました。
前から話に聞いていた名湯で、地震後は週末でも予約が取れる状態だそうです。
なんとなく自分たちだけ悪いなと思いまながらも、義兄もここまで来てくれたんだし、と、
もう一晩泊まって、午前のうちに発つことにしました。
その宿でも避難者を受け入れていたようで、朝の食堂でも何人か姿を見かけました。
ワシらは思わぬご馳走と、噂にたがわぬ気持ちいいお湯(それと酒と少しの罪悪感を肴に!)、
ついたかもしれない微量の放射能もきっと温泉でさっぱり。
すっかり観光気分になって、この旅行を終えることになりました。
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取り急ぎの不在報告ブログでしたが、
いない間に前のブログへのたくさんのコメやぺタをいただきありがとうございました。
ケータイでのアメブロに不自由なワシですから、なうもろくに投稿できませんでしたが、
みなさんのあったかい言葉や、同意のコメで、なぜかウルウルしてしまいましたよ~。
今回はひとりひとりに返信しませんでしたが、
心の中で、ワシなりの受け答えしながら楽しく読ませてもらいました。
ここであらためて、感謝いたします。
ほんとにどうもありがとうございました。
あらめまして、これからもいっしょに楽しくやって行きませう!
、
ワシとアメブロ

去年の12月からのつきあいです。
ブログってほとんど初めてでした。
なんかテーマを絞って書きたいと思い、
本職だといろいろめんどくさいし、同業者も見るだろう、
ブログで金儲けしたいわけでもないし、日記をつけるというガラでもない。
グチりたいこともいつもあるわけじゃないし…
じゃあやっぱあれか、エロか!
ってやんないでよかったです。アメブロ検閲厳しいみたいですから。
でわ、普段あんまり声高に「こうした方がいい」とは言えない英語関係に決めました。
英語分かります、話します、って言ったとたん出てくる反応が
「わぁ~すごぉい!」ってのと、「うぜぇ、キザ…」ってゆー2つです。
では英語をほんとに必要としてる、またはちょっと覗いてみたいって人
そーゆー方たちを対象に、なんかブツブツ言ってみよーと。
そうしてるうちにチラホラアクセスが出てきました。
コメやペタから察するに、
ワシの読者は少ないながらも大きく分けて4つのタイプ。
英語関係のブログを書いたり仕事をしている方々。
英語に興味ある方や、勉強してる方。
海外にいる方、海外関係の物事に興味ある方。
なんとなく、コメのやりとりで親しくなった方。
こんなかんじかもしれません。
全部を網羅してる方もいれば、コアな層は2番と3番。
他に最近はタオのプーさんの検索でやってくる方も多いようです。
もう何年も前の愛読書が、いまだに検索されるのがうれしいですね。
一応最初の頃はランキング参加とかして、更新のモチベーションに
していましたが、ある程度行くと、どっちでもいっか、となり、
自分の気に入ったブログや未知の面白ブログにお邪魔して、
激しく同意したかったり、感動したり、なんかしら感じるものがあるとつい、
あーだこーだ勝手にコメして帰って来てしまいます。
こんなことできるまでにはしばらくかかかりました。
人のとこに来て、思ったことを言ってバイってしてもいいのか。
すでに盛り上がってるコメ欄に、途中で入って、なんかノリが違うかも?とか、
まあワシなりに、気を使ったりもします。
でもそこがネットのいいところ。白けさせても、嫌われても、無視されてしまえば
それで終わり、ではなく、内緒で読者になって、引き続き、読んで楽しめます。
最近はいろいろ仲良くなった方々もいて、
ワシのブログにも気軽にコメくれるようになりました。
相互のやりとりをしてるうちに、アメリカでの大学時代を思い出します。
ホームルームみたいのは、もちろん大学ですからありません。
しかし専攻科目に関連する授業では、みなだいたい顔ぶれが同じで、
彼らがいわゆる、同級生感覚の仲間でした。
年齢も性別も出身地も家族構成もみーんなバラバラ。
だけど、おなじ話題で盛り上がり、情報提供しあい、時には励ましあい、時には
まったく専門に違うことでも盛り上がっていましたよ。
ある意味屈託がなく、暮らしは大変でしたが、楽しい時代でした。
課題や試験がハードだったこともあり、(アメリカの大学全般にそうでしょうが)
クラス以外ではなかなか彼らに会えないものでした。
それが今、アメブロでやり取りしてる方々が似ていると感じます。
この場限りではあるけれど、お互いのバックグラウンドや性格、嗜好などが見えてきたり、
普段の様子や、自分の知らない世界や経験、考えを教えてくれます。
軽くて流動的だけど、決してばかばかしくもないそうした出会いを楽しみ、
毎日の刺激にもしてる最近のワシです。
これからもいろいろ話を聴いてくださいね。
そしていろんなこと、教えてください。どうぞよろすく!
英詩・RGB

RGB - your color, my color
by terrysun
There it is!
The sun is incredibly bright.
As it makes us blind
in the world of full glare.
The color of Red, Green, and Blue,
All combined to whiteness.
You and I and someone, too,
the differences become invisible.
The conflicts create reflections,
Losing colors by enhancement.
Trees, clouds, waters, and mountains
When the wind comes and passes through
The color of yours and mine and someone's
all come out and start to show.
Here it is !
The shade is so deeply dark.
As it makes earth far away
in the hole of silhouettes
The color of Red, Green, and Blue,
All combined to blackness.
You and I and someone, too,
the differences cast dark shadows.
The conflicts create thick layers,
Losing colors by absorption.
Trees, clouds, waters, and mountains
When the sunset comes and goes down,
The color of yours and mine and someone's
all be bathed and start to shine.
This is the moment I adore,
the differences become so lovable.
日本語詩
赤青緑 ~ キミの色、ボクの色
ほらみてごらん、
太陽があんなにまぶしい
周りが見えないくらい
全部白い世界
赤も青も緑も張り合って
白に溶けていくんだね
キミもボクもあの人も
個性的だけど目立たなくなる
出せば出すほど重なり合って
白くなって行くんだね
木々や雲や水や山が
風に揺られてさえぎる時、
キミの赤やボクの青
あの人の緑も見えてくる
そして見てごらん
影がこんなに真っ黒だ
地面に何もないくらい
全部が黒い姿
赤も青も緑も飲み込んで、
黒く溶けていくんだね
キミも僕もあの人も
個性の光で影が濃くなる
出せば出すほど重なり合って
黒くなって行くんだね
木々や雲や水や山も
夕日に照らされ消える時
キミの赤やボクの青、
あの人の緑が同じに染まる
だからこの瞬間が大好きだ
すべての色が美しい…
用語の説明
glare 眩しさ
combined to ~に混ざり合って、溶け合って
invisible 見えなくなる、
conflict 争い、ぶつかり合い
reflection 反射、映し出すこと
enhancement 増大、増幅
shade 光の当たらないところ、陰
silhouettes 影法師、輪郭
cast 影を落とす
absorption (光、水などの)吸収
bathe 浴びせる、染める
adore 賞賛する、讃える
lovable 愛せる、愛すべきものになる

初心者は日本語を英語風に② (全3回)

はいはい、前回はbe動詞を使ったときの順番でしたね。
まずは応用編の答合せだぉ。
(1)-①
わたし、です。{アメリカ人の学生、NYからの(from 地名)}
I am an American student from New York
(1)-③
それ、です、{あなたの、素晴らしい、アイデア}
It's your wonderful idea!
→ It's a wonderful idea of yours!
(2)-① わたし、(仕事しています)、一所懸命、オフィスで(at~)、1日中、今日
I am working hard at the office all day today.
(2)-⑤ 少年は、(食べてました)(おいしい夕飯を)、家族と一緒に(with 名詞)、レストランで(at 名詞)幸せそうに、昨夜。
The boy was having a delicious dinner with his family at the restaurant happily last night.
→ The boy was having a delicious dinner happily with his family at the restaurant last night.
(3)-① わたし、嫌われてます。みんなに(by 名詞)、昨日から(from 名詞)
I am disliked by everybody from yesterday.
(3)-⑦ 彼ら、(放り出されました)神によって(by 名詞)、エデンから(from 場所)、下界へと(to 場所)、容赦なく(without 名詞)、ついに(finally)
They were thrown out by God from Eden to earth without mercy finally.
→ They were finally thrown out from Eden to earth by God without mercy.
矢印がついてるのは、より自然にいえる形式。
でもどちらも間違いではないから、まず教えた方式に従いましたよ。
くれぐれも注意したいのは、
このブログは英語的な「日本文を作る練習」のためであって、
英文じたいを考える練習ではありません

欲張ると、どっちも中途半端になりますよ~!
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さて前回進行形や受身で出ましたが、今回は普通の動詞。
動詞には2種類あって、目的語ってのが必要な他動詞と独立して使える自動詞があります。
ハイ、熱心な読者はワシのブログ「自動詞・他動詞」でやったの覚えてるかもしれません。
独立とはいっても、前置詞(~を、へ、に、で、など)の助けを借りて、
目的語らしいものに働きかけてる動詞がたくさんあります。
まずはシンプルな他動詞から…
もうひとつ今回は、カンタンな英単語の場合は英語のままの練習もします。
(1)他動詞=~を(に)~します。
①主語(名詞)+他動詞+目的語(名詞)
She likes pizza.
シー、好む、ピッツァ。

~を、という目的語がスムーズに出てきます。
He knows me.
ヒー、知っている、ミー

残念ながら英語には、自動的に進行形扱いされる動詞がいくつかあります。
でも主にマインド的な(実際の行動を表さない)単語が多いので、すぐ納得できるでしょう。
like⇔dislike, love⇔hate, know, live(生きる→「住む」は自動詞)
I sue you !
アイ、告訴する、お前!

今「訴える」のではなく、すぐに、きっと、という意味を含む時は注意してください。
近未来を表さない動詞は上に挙げたマインド的な単語です。
like⇔dislike, love⇔hate, know, live
②主語(名詞)+他動詞+{形容詞+名詞}/{所有格+名詞}/{所有格+形容詞+名詞}
They want /a big money.
彼ら、ほしい{でかい、金}

はい、そうです。big がついて、ひとくくりのマネーに生まれ変わりました。
You see /my point?
ユウ、わかる{ワシの要点}?
-はい、疑問形じゃなくても訊けますよ。
I love /her beautiful figure.
アイ、ラヴ{彼女の、ビューティフルな、姿}
-外見だけじゃないですけど…
③副詞もついでに付け足しましょう…
The ball/ hit me hard.
ボール、当たった、ワシに、強く

hit, put, cut, read(発音は違うね)
じゃあどうやって見分けるのか。
上の場合は s がつくべき主語(自分とあなた、複数以外)なのに、s がついてないから、
過去とわかります。自分とあなた、複数の場合は意味で推測。
すでに「強く」と言ってますから、現在やこれからの事じゃないのがわかりますね?
④主語(名詞)+他動詞+対象(名詞)+物事(名詞)
=目的語が2つの場合。~に~をする。
She found me /a job.
シー、見つけた、ワシに、仕事を
My son and my wife/ showed/ them /a good example.
ワシの息子とマイワイフ、見せた、彼らに{いいお手本を}
⑤主語(名詞)+{be+過去分詞(他動詞)}+物事~を(名詞)+{by+名詞=~に}
=受身形。~に~された。
They were shown a good example by my son and my wife.
彼ら{見せられた}{いいお手本を}{ワシの息子とワイフに}
⑥進行形は前回やったのを復習してね。
(2)自動詞=~します。
①主語(名詞)+自動詞
I cry
ワシ、泣く(叫ぶ)
②主語(名詞)+自動詞+{前置詞+名詞}
I cry for you.
ワシ、泣く{キミのために}
It goes /with my jacket.
それ、似合う{ワシのジャケットと}


ここではすべて無視。白紙に戻して、動詞→{前置詞+名詞}で覚えましょう。
③主語(名詞)+自動詞+形容詞
She felt sad.
彼女、感じた、悲しい
④主語(名詞)+自動詞+副詞
I ate well.
ワシ、食べた、よく

いえいえ、食事をする、だけの自動詞もあります。目的語がないからわかりますね?
(3)動詞によけいなもんがつく。
①助動詞 =ニュアンスを変える重要な付け足し。動詞を助けるからこの名前?
can, could, may, might, must, will, would, shall, should (have to, had to, ought to も同じ)
主語(名詞)+{助動詞+動詞}+α
You /should sleep/ now.
ユウ{寝るべき}今。
I /must go/ to school.
ワシ{行かなきゃ}{学校へ}
She /could sing/ the song/ in five minutes.
彼女{歌えた}その歌を{5分間で}。
It /will come /to Tokyo/ in May.
それ{くるだろう}{東京へ}{5月に}

そうすれば、at や in, on など、場所や時間を表す前置詞と分けられますからね。
②完了形 =現在、過去、未来~♪迷ってクネクネしないようにね。
主語(名詞)+{have+動詞過去分詞}+α =したばかり、~してきた
He /has arrived /at the airport/ just now.
彼は{着いたばかり}{空港に}{たった今}
I /had been/ bald /already /three years ago.
ワシは{ハゲていた}すでに{3年前}。
③助動詞+完了形=助動詞の過去完了
主語(名詞)+{助動詞+have+動詞過去分詞}+α =~だった。
You guys /should have left /much earlier.
{キミら}{発つべきだった}{もっと早く}
It /could have taken /more time /yesterday.
主語省略{取ったかもしれない}{もっと時間を}昨日は。

時間や天気を言う時の it は訳す必要がありません。
They /will have opened /the hotel /at that time.
彼らは{オープンしてるだろう/オープンしたばかりだろう}{ホテルを}{その頃は}

これだけがここの例外ですよ。
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さて、いかがでしたか?
普通の動詞が入るといよいよ文章らしくなってきますよね?
キミ、わかった?ワシ言ったこと、このブログで

さてこの文の中のセンテンスは次回やりますよ。
「名詞を伸ばす。文章を伸ばす。」がテーマです。
してね、練習、なるべくたくさん!

初心者は日本語を英語風に①(全3回)

オトナになってから英語を学んでる人には
英文を作るには単語力だけでなく、ある程度文法が必要です。
この文法が苦手という人、苦手と思ってる人多いですよね。
前にも言いましたが、最初から英語で文法をやらずに、
自分が「日本語を話したい外人」になったつもりで、
日本文を英文と同じ様に作る癖をつけたらどうでしょうか?
かんたんな文からドンドン付け足す方式なので、
意外と長くできるんじゃないかと思います。
文型さえ覚えてしまうと、わからない箇所の単語を和英辞書で引くだけ。
しかも日本語話しながら、脳は英語順を追うので、英語脳を発達させるにも◎です。
慣れてきたら「、」や「。」などつけず、一息に言えるようにしましょう。
英語脳になった証拠ですよ。
こんな会話はいかが?
「キミ見た?NHKニュース昨夜」
「うんワシ見たそれ風呂前に」
「じゃあキミ、行ったベッドに早く?」
「ううん、ワシ読んでた漫画ベッドで遅くまで」
"You/ watched/ NHK news/ last night?"
"Yes/ I/ did/ before bath"
"Oh/ you/ went/ to bed/ early"
"No/ I/ was reading/ a Manga/ in bed/ until late"
では最初に大ざっぱな品詞別優先順位を。
主語(名詞)+動詞+名詞(=形容詞、名詞)+副詞(動詞修飾、場所、時間)
冠詞、所有格、前置詞、形容詞は名詞につきますから、ひとくくりで覚えると便利。
ここにかんたんな数学の公式のようなものを紹介します。
(1)be動詞=~です。(過去=でした。)
①主語(名詞)+(be動詞)
I am. This is.
わたし、です。
これ、です。
②主語(名詞)+(be動詞)+名詞
He is a student. It was a question.
彼、です、学生
それ、でした。問題
③主語(名詞)+(be動詞)+形容詞
You were cute. It is wonderful.
あなた、でした、かわいい!
それ、です。すばらしい!
④主語(名詞)+(be動詞)+{形容詞+名詞}
She is a beautiful woman.
彼女、です。{美しい、女性}
⑤主語(名詞)+(be動詞)+{所有格+名詞}
They are your mistakes.
それら、です。{あなたのミス}
⑥主語(名詞)+(be動詞)+{所有格++形容詞+名詞}
They are my close friends.
彼ら、です。{わたしの、仲のいい、友達}
応用編
文をもっと長くしてみましょう。
①わたし、です。{アメリカ人の学生、NYからの(from 地名)}
③それ、です、{あなたの、素晴らしい、アイデア}
(2)be動詞+進行形動詞ing=~しています。(過去=していました)
①主語(名詞)+{(be動詞)+進行形動詞}
I am working.
わたし、(仕事しています)
②主語(名詞)+{(be動詞)+進行形動詞}+名詞
She was singing a song
彼女、(歌っています)歌を
③主語(名詞)+{(be動詞)+進行形動詞}+副詞
The ice cream is melting fast.
アイスクリーム、(溶けています)速く
④主語(名詞)+{(be動詞)+進行形動詞}+{形容詞+名詞}
They were doing a great job.
彼らは、(していました)(素晴らしい、仕事)
⑤主語(名詞)+{(be動詞)+進行形動詞}+{形容詞+名詞}+副詞
The boy was having a delicious dinner happily.
少年は、(食べてました)(おいしい夕飯を)幸せそうに。
応用編
文をもっと長くしてみましょう。
①わたし、(仕事しています)、一所懸命、オフィスで(at~)、1日中、今日
⑤少年は、(食べてました)(おいしい夕飯を)、家族と一緒に(with 名詞)、レストランで(at 名詞)幸せそうに、昨夜。
(3) be動詞+動詞過去分詞=受身~されている(過去=されました)
①主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}
I am disliked.
わたし、(嫌われています)
②主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+副詞
I was kicked hard.
わたし、(蹴られました)強く
③主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+{by, with + 名詞=~で、~に}
We were taught by Mr. Brown.
わたしたち、(教えられました)(ブラウン先生に)
The box is filled with unhappiness.
その箱、(満たされています)(不幸で)
④主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+{by, with + 名詞=~で、~に}+副詞
The autograph was written by water marker beautifully.
そのサインは、(書かれました)(水性マーカーで)美しく。
I was criticized by media ruthlessly.
わたし、(批判されました)(メディアに)冷酷無残に。
⑤主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+名詞
I was asked a qustion.
わたし、(訊かれました)質問を
⑥主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+名詞+{by, with + 名詞=手段、人~で、~に}
We are given some burden by God.
我々、(与えられました)ある重荷を、神によって。
⑦主語(名詞)+{(be動詞)+動詞過分}+{to, from + 名詞=場所 ~へ、~から}
They were thrown out from Eden.
彼ら、(放り出されました)エデンから。
(throw out = 追い出す、放り出す、投げ出す)
応用編
文をもっと長くしてみましょう。
①わたし、嫌われてます。みんなに(by 名詞)、昨日から(from 名詞)
⑦彼ら、(放り出されました)神によって(by 名詞)、エデンから(from 場所)、下界へと(to 場所)、
容赦なく(without 名詞)、ついに(finally)
応用編の答えは明日アップしときます。
次回はbe動詞以外の動詞でトライ。
それから2つの文をつけたり、名詞を長くしてみましょう。

英訳付き 五月病なのか?

今回は英語を後に載せました。
日本語であれっと思った表現を比べるのに役立ててください。
五月病~なんとなくがいっぱい?
母の日から1週間。
その日に義母に送ったゴージャスな花のアレンジもまだ枯れずにリビングを美しく飾っているというのに、
ワシの株評価は1週間前に比べると怪しくなってます。
訳あって4月からいわゆるマスオさん状態のワシですが、ちょっとしくじったようです。
先日、ワシがちょっとシャツ着替えてる時に腕一面のタトゥを見られました。(キャー)
何か言われたわけではありませんが、なんとなくよそよそしい様子。
久しぶりで週末の旅行。空は晴れ、気温も上昇。
さわやかな風吹く、紫外線いっぱいのステキな5月の天気に恵まれました。
しかし、半袖にならないで、長袖をたくり上げてたワシですが、
なんとなく二の腕あたりに義母の視線を感じてたのは気のせいでしょうか…。
療養中のお義父さんも車椅子(そのほか諸々)持参で参加。
義姉家族もジョインして、なんかワシだけ外の子風ではありますが、
楽しい8人連れでした。
旅行中のドタバタ、ワイワイは省いて、暗くなってから帰宅した日曜日。
みんなどっと疲れて、かなりの倦怠ムード。
でもお義母さんからは念入りに運転とお世話の礼を言われて、おやすみなさい~。
ワシも寝不足がたたって、かなりお疲れでベッドへ。
奥さんにお義母さんのことを訊くと、別に何にも言ってなかったとのこと。
じゃあ考えすぎだね。そうよ今更。じゃあ隠したってしょうがないね。
でもあんまり見せないほうがいいかも。
…ってやっぱりこーゆーのキライなのか!?
そういえば一緒に風呂入った義兄も、見たけど何も言わなかった…
う~ん、ちょっと考えてしまう、なんとなく憂いのある月曜日。
これも5月病の一種?
May sickness, too many somehows.
It's already a week passed since Mother's day.
Despite there is a gorgeous flower arrangement I sent to my mother in law,
still attracting our eyes beautifully in the livingroom,
I'm not so sure if her joy of seeing it still the same as a week ago any more.
For some reason, I started living with my wife's parents from this April.
What we Japanese call it "Masuo-san" position that I am in now,
which is after the name of the man who lives with his wife and her family
in the most well known TV animetion among Japanese people called " Sazae-san ".
I may have screwed up a bit...
When I was changing my shirt, she witnessed the big tattoo on my whole upper arm.
(yipes!)
She says nothing about it but seems to be a bit distant since then.
And for the weekend we were out on one night trip.
Sky was blue, temperature was going up, the fresh air was breezing from south,
we were blessed with the great weather in May also with full of ultraviolet rays.
I was, however, rolling up the sleeves instead of wearing half sleeve T shirt,
but still feeling her eyes around my upper arm somehow or just imagining?
There was a father in law, though still in recuperation,
with wheelchair and all other stuff he needs.
My wife's sister and her husband and children joined us and made eight of us
a happy family though I seemed to be the only one from outside of the family.
Well, I leave out all the descriptions of happenings and happinesses during the trip,
and go straight to the Sunday night we came back after sunset.
We were all exhauseted and the air was heavy.
We all said good night after mother in law said thank you thoroughly for my driving and caring for everyone during the trip.
From the short sleep of some nights' I was also too tired to stay away from my bed.
To my questioning about her mother,
my wife told me she had heard nothing from her.
"So I worried a bit too much?"
"That's no use any more."
"No use of hiding it, either, then?"
"I wouldn't say it's no use though."
.......that means she doesn't like it?
Come to think of it, the in-law brother didn't mention anything either
when we went to bath together.
It's a Monday with a bit of ennui making me wonder....
if this is also called May sickness?
May sickness definition;
The depression that appears among freshmen in their first few months of the life in college, office, or any new environment.
用語の説明
~だというのに Despite that = in spite of →~にもかかわらず まったく同じ意味、使い方
訳あって for some reason いくつかの、ではなく、ある理由での意
しくじった screwed up へまをする
なんとなく somehow
よそよそしい distant 距離をおいてる、の意
~に恵まれ blessed with ~
気のせい just imagining (things) 想像してるだけ、思い過ごしの意
ドタバタ、ワイワイ happenings and happinesses オノマトペだが、内容を英語で言った
倦怠ムード heavy air(atmosphere) → ennui も使えるが後で使いたかったので避けた
念入りに thoroughly くまなく、満遍なくの意
今更しょうがない no use any more →他に no way, no need, no help, など
~のほうがいいかも had better →今回は前の文を受けて wouldn't say ~
憂い ennui →本来は倦怠、だるさのフランス語。心配などには worry, fear を使う
~の一種 a kind of →今回の場合は be also called
感動のほんとの秘訣

あのね、ワシ今回仕事でレストランの改築やることになってね、
スタッフの動線や、客からの視線や居心地を学ぶために、
3日くらいランチとディナーの様子を眺める仕事してきました。
まあ2時間ずつくらいだし、それも料金に含めるからいいんだけど、
見ているうちにもう手を出したくなってしょうがなくなりました。
改築の理由は、汚れや、使い勝手が悪いことが主なんだけど、
ホントの理由は売り上げと利益が右下がりなこと。
地理条件や競合相手、客層のマーケティングも踏まえて、まだまだいけると判断。
だからこの改築の責任は重大だと思うし、知り合いの店だから
きれいな店、動きやすい店、そして儲かる店にしてあげたいワケ。
前にホテルのレストラン関係のブローシュアの仕事してるときに
かなり飲食業界のことは学んだつもりで、理論は入ってるし、
自分自身、インテリアや味、値頃感や店員の態度にはうるさい。
だから流行ってる店とそうでない店の差はすぐ目に飛び込んでくる。
いわばサービスの提供側と客としての目線どっちもあると自負してる。
今回、この店を改めて見てみると、長年の間にできた店主側の惰性と
疲労感、あきらめ感が伝わってきて、これはどうしても、改築だけじゃなく、
すべての改革、精神的な改革の方が重要に思えてきたわけです。
キレイな店でそこそこ上手いもん出すだけじゃ、今の時代長く続くとは思えません。
活気のある店は、儲けようという気概に満ちて、客を乗せるが上手いです。
客を乗せるというのは、すなわち必要以上のものでも注文させること。
同じ客に何度も越させること。常に新しいお客を増やすことだと思います。
トントン以上に儲けるためには清潔感を保ち、味に満足させるだけでは無理です。
それは老舗のやること。名前があり、コネがあり、パブリシティが大事。
営業10年くらいの店に何が必要かというと、グルーポンの割引ではありません。
それはもっと後の話。流行る条件が揃ってるのに宣伝が行き届かないところです。
では何が他に必要なんでしょう。
それは感動です。
みなさんはミュージカルやダンスなどを観に行ったことがありますか?
ダンスは特にこの感動を言葉にするのは難しいかもしれません。
観ている人たちを感動させるのには必須条件がひとつあります。
もちろんテクニックの確かさや美しさ、振り付けの面白さは大事です。
しかしこのすべてをひっくるめた中に必要なのは、実は意外性です。
予期したものを予期したとおりに観て喜ぶのは、失礼かもしれませんが原始的なことです。
子どもや年寄りを見ればわかると思いますが、飽きやすい反面、気に入ったものは
コレでもかというくらい繰り返し観ます。
いわば歌舞伎の見栄きりや水戸黄門の印籠を出すシーンに毎度カタルシスを
得るのと同じこと。悪を倒すヒーロー、寝るときに抱くテディベアなんですね。
これは先ほども言いましたが、老舗の役目。
では舞台で得られる感動はナゼ生まれるか。
それはひとつの動きから次の動きをしたときの意外性、その美しさに驚くからです。
フラットな映像と違って、観客は自分も知らずにリズムに乗り、次の動きを予期しています。
そこに予想とはまったく違う動きで、美しく決まると、ゾゾっと感動するのです。
これは何も舞台に限ったことではありません。
スポーツの世界でも感動はあり、その内幕はこの意外性な事が多いです。
ワシはテニスをやるのも観るのも好きで長年やってますが、
4大大会でいつもいろいろな感動を味わいます。
切羽詰って返された絶妙なドロップショット、ロブ、そしてクロスのパッシング…
観客も試合中の相手も予期してなかったところへ決まるボールに、
下半身から揺さぶられるような興奮と感動を覚えるのです。
小さな幼稚園児や高校球児が一所懸命やってる姿でも感動しますが、
それはたまにだし、身内びいきや本来の母性本能も影響します。
赤の他人を何度も感動させるのは、やはり意外性の演出です。
この店のメニューを見てみると、そこそこみんな旨いけど、ありきたり。
季節の食材や、試験的な食材、意外かつ絶妙な味付けが極端に少ない。
中くらいの値段帯の店に来る客が無意識的に期待してるのは、実は非日常性。
それは空間や雰囲気作りもそうですが、店のメニューに隠れた学習要素。
ああ、この素材、こんな風に食べてもおいしいんだ。
えっ、これなんていうモノ?初めて食べた。
この食器代わりに使った氷、ステキ…、など様々な意外性や娯楽性、教育的要素。
今まで知らなかったことを経験する機会に、現代人は余計なお金を使いに来るのです。
いわばレストランのプチアミューズメントパーク化です。
汽車がお寿司を持ってくるところもあり、それはそれで意外性です。
店員全部が歌いながらアイスクリームを練ってくれるのもそう。
でもそこまで突飛なことをする必要はありません。
食事が出された時のちょっとした意外性で感動し、また味わいたいと思うからです。
もちろんこれは基礎になる味や値段やサービスがあってのことです。
儲ける店にするにはこのプラスアルファが必要だと提言するつもりです。
この意外性は毎日の献立にも役立ちます。
パセリの代わりに飾るハーブひとつ。それだけでも話題に事欠きません。
そしてこの効果は、芸術にも、文学にも、人生にもすべてにいえる事です。
例を挙げたらキリッ)がありませんが、もちろん人間的魅力にもあてはまります。
人間、自分が予期してたとおりの人なんて世の中にいはしません。
おとなしいと思ってた人がおとなしいままだから満足という人もいないのです。
おとなしいだけじゃなく、ふとしたときの優しさや強さにグッと惹かれます。
そのちょっとした意外性を大人のマインドはいつも無意識に期待しています。
いろんな引き出しを持ってる人は、いっぺんに出さず、効果的に少しずつ出す。
そうしたことで、いつまでも魅力を失わない人間に近づけると思います。
持ってない人は、これから少しずつ、自分の引き出しを増やして、
衣替えや配置換えに備えることをお勧めします。
ワシみたいにあっちゃこっちゃ脚突っ込みすぎてもポイント薄れるからそゆ人は気をつけてね:p

英語で読むタオのプーさん 第5章
最近、驚くことにこのタオプーがワシのブログのアクセス数ナンバー1です。
知らない方でもぜひどんどんご意見、ご質問お待ちしています!

第5章 プーの道 = 「無為」
by Benjamin Hoff, A.A. Milne (訳と説明:テリ)
前章は人それぞれが持つ「内なる自然」を見失わず、最大限に生かすことでした。
今回はそれを生かしながら実践する方法です。
時にしぶきを上げ、時に急流となる細い水の流れは、やがて大きな川となり、緩やかに流れていく。
たどり着くのは大海とすでに知っているので、若い頃の流れのように急ぐことはない。
自分自身の「内なる自然=inner nature」と周りにある自然の法則とともにやっていけば、
一所懸命に骨折ることなく、最小限の努力でうまくやっていける。
この行動方式を中国では「無為(ウーウェイ)」と呼び、ここでは「Pooh Way=プーの道」と呼ぼう。
英語では " Do without doing." (為さずして為る)
Things happen by themselves spontaneously.(物事はひとりでに起こるべくして起こる)
これは「無理に行ったり、引き起こしたり、作ったりしない」こと
為という字が引っかく手と猿のシンボルから生まれたことを考えると、むやみに手出ししたり
首を突っ込まない、という意味になるのは興味深いところ。
自然は法則に則って動いているから間違いはない。間違うのは大きな脳を抱えて生きる人間たち。
お節介や努力のし過ぎで自然法則のネットワークから外れていく。
ここで骨折り知らずのプーの例
ある日、川の上にかかった橋から棒を投げて、もう一方で誰の棒が1番先に
流れに乗って橋の下から出てくるか、という(しょーもない)遊びをしていたら…
流れてきたのはイーヨ。
" I didn't know you were playing," said Roo.
" I'm not," said Eeyore.
" Eeyore, what are you doing there? " said Rabbit.
" I'll give you three guesses, Rabbit. Digging holes in the ground? Wrong.
Leaping from branch to branch of a young oak-tree? Wrong. Waiting for
somebody to help me out of the river? Right. Give Rabbit time,
and he'll always get the answer."
Then Pooh got an idea. They could drop some stones into the river,
the stone would make waves and the waves would wash Eeyore
over to the river bank. Rabbit thought it was a good idea. Eeyore didn't.
" Supposing we hit him by mistake?" said Piglet anxiously.
" Supposing you missed him by mistake," said Eeyore.
" Think of all the possibilities, Piglet, before you settle down
to enjoy yourself."
But Pooh had got the biggest stone he could carry,
and was leaning over the bridge, holding it in his paws.
" I'm not throwing it, I'm dropping it, Eeyore," he explained.
" And then I can't miss - I mean I can't hit you. Could you stop
turning round for a moment, because it muddles me rather?"
" No," said Eeyore. " I like turning round."
Rabbit becan to feel that it was time he took command.
" Now, Pooh," he said, "when I say 'Now!' you can drop it.
Eeyore, when I say 'Now!' Pooh will drop his stone."
" Thank you very much, Rabbit, but I expect I shall know."
" Are you ready, Pooh? Piglet, give Pooh a little more room.
Get back a bit there, Roo. Are you ready?"
" No," said Eeyore.
" Now!" said Rabbit.
Pooh dropped his stone.
There was a loud splash and Eeyore disappeared...
それからしばらくたち、みんなが心配してるところへ灰色のものがだんだん大きくなって出てきた。
大声を上げて駆け寄り、みんなで引っ張りあげてから…
" Oh Eeyore, you are wet!" said Piglet, feeling him.
Eeyore shook himself, and asked somebody to explain to Piglet
what happened when you had been inside a river for quite a long time.
" Well done, Pooh," said Rabbit kindly. " That was a good idea of ours."
訳
「あなたも遊んでたなんて知らなかった~」とカンガの子ルーが言いました。
「遊んでないよ」とイーヨ。
「イーヨ~、そこで何してんだい?」ラビットが訊きます。
「3つのヒントをやるよ、ラビット。地面に穴掘ってる?いいや。ブナの若木から若木へと跳びはねてる?
コレも違う。川から誰かが助け出してくれるのを待ってる?正解。ラビットには時間をやろう。
きっと答えに辿り着くから。」
そこでプーは思いついた。川の中へ石を落とし込めば、石は波を立たせてイーヨを川岸まで洗い流して
くれるだろうと。ラビットはそれはいい考えだと思った、がイーヨは思わなかった。
「間違って彼に当たるかもしれないね?」心配そうにピグレットが言う。
「間違って彼に当たり損ねるかもしれないよ」イーヨが言う。「すべての可能性を考えなきゃな、ピグレット。
そうやって自分で楽しむことにする前に」」
しかしプーはすでに持てる限りの大きな石を見つけ、前足で抱えながら橋から身を乗り出していた。
「ボクは投げるんじゃない。落とすだけだ、イーヨ」プーは説明した。
「そうすれば外しっこない。じゃなくて、君に当たりっこないってこと。ちょっとだけぐるぐる回るの
やめてくれないかな。狙いにくいから」
「いーや」とイーヨ。「回るのが好きなんだ」
ラビットはそろそろ自分が指示を出す頃だと感じた。
「さあ、プー」彼は言った。「ボクが<今だ>って言ったら落としていいぞ。イーヨ、ボクが、<今だ!>
って言ったらプーが石を落とすからね」
「親切にありがとよ、ラビット。だがワシにもそれくらいわかるから」
「いいかい、プー?ピグレット、プーにもう少し場所をあけてやれ。そこ少し下がってろ、ルー。
準備いいかい?」
「まだだ」イーヨが言った。
「今だ!」ラビットが叫んだ。
プーは石を落とした。大きな水しぶきが上がり、イーヨは見えなくなった。
「ああ、イーヨ。ずぶ濡れだ」触りながらピグレットが言った。
イーヨは体を振るって、誰かピグレットに教えてやってくれと言った。
自分もかなり長い時間川の中にいたならどうなるかと。
「よくやった、プー」ラビットが恩着せがましく言った。「ボクたちのアイデアがよかったんだ」
あいかわらず、りこうなラビットは手柄を自分のもののように。
しかし、うまくいくのはりこうさのせいではない。
目の前にあるものを見極め、その性質に従ったことができる心だ。
無為であれば、四角いものには四角を、丸いものには丸いものをはめ込む。ストレスももがきもない。
ひとりよがりな欲(Egotistical Desire)は四角いものを丸いものに無理にはめ込もうとする。
合わないところに合わない形をはめ込む凝った工夫をしようとする。
また、知識人はなぜ丸いものが四角いものではなく丸いものに合うか解明しようとする。
無為は何もしない、考えない。ただ実践するだけ。楽に見えるのにすべて実現する。
" Having trouble, Piglet?"
" The lid on this jar is stuck," gasped Piglet.
" Yes it ... is, Isn't it. Here Pooh, you open it."
(POP)
" Thanks, Pooh," said Piglet.
" Nothin, really," said Pooh.
" How did you get that lid off?" asked Tigger.
" It's easy," said Pooh. " You just twist on it like this,
until you can't twist any harder. Then you take a deep breath and,
as you let it out, twist. That's all."
" Let me try that!" yelled Tigger, bouncing into the kitchen.
" Where's that new jar of pickles? Ah, here it is."
" Tigger," began Piglet nervously, " I don't think you'd better - "
" Nothing to it," said Tigger. " Just twist, and - "
CRASH!!
" All right, Tigger," I said. " Get those pickles off the floor."
" Slipped out of my paw," explained Tigger.
" He tried too hard," said Pooh.
訳
「どうしたんだい、ピグレット?」
「ビンのフタが固まってるんだ」ピグレットがため息。
「ああ、その…ようだね。ほらプー、開けてごらん」
(ポン!)
「ありがと、プー」ピグレットが言う。
「どうってことないよ、ほんと」プーが言う。
「どうやってフタを開けたんだい?」ティガーが訊いた。
「カンタンさ。」プーが言う。「こんな風に、もうこれ以上きつくまわせないってとこまで押しひねるんだ。
それから深ーく息を吸って、吐きながらひねる。それだけさ」
「ボクにもやらせて」ティガーが叫んで、キッチンに跳びこんできた。
「新しいピクルスのビンはどこ?ああ、ここだ」
「ティガー」ピグレットがびくびくしながら言った。「そんなことしない方が…」
「なんでもないさ」ティガーが言う。「ただひねって…と」
バキン!
「いいよ、ティガー」私は言った。「ピクルスを床からどけよう」
「手から滑っちゃった」ティガーが説明する。
「きつくやり過ぎたんだ」とプーが言った。
力が入りすぎるとろくでもないことになったりする例。
逆に説明は難しいけれど、無理に起こそうとせず、状況に合わせて為すがままにしておけば、
うまく行くことが多い。
あとで振り返ってみて、
「今わかった。あの時の事はこうなるために起こるべくして起こったことだったんだ」と理解できる。
無理に何か手を打とうとしていたら、こうはならなかっただろう、と。
最高のレベルでは、無為は「水のように流れ、鏡のように映し、こだまのように返る」(壮子)
" flows like water, reflects like a mirror, and responds like an echo."
(Chuang-tse)
これを応用した対立を解消する無為、それがタオの武術、太極拳(Tai Chi Ch'uan)。
その基本の考え方は、相手のエナジーを相手に送り返すか方向をそらして、
相手の力、バランス、あるいは守備体制を弱めることにある。
あくまでも力には力で対抗しない。譲るが勝ちの世界。
その例が、水に浮くひとつのコルク片。
力をこめて叩けば叩くほど、深く沈みはするが強く浮き上がってくる。
自分からはエナジーをつかうことなく、コルクはすぐに相手を疲れさせてしまう。
無為は争いに加わるのではなく、その基にある力を中和させ、効力を弱める。
火に火をもって抗うのではなく、火には水を使うように。
さて、イーヨの誕生日にピグレットは風船を上げよう思いつきましたが、
向かう途中、急いで走ってたらウサギ穴につまずき、風船を割ってしまいました。
一方、蜂蜜を上げようとするプーですが、途中でお腹がすいて食べてしまい、残ったのは壷だけ。
" Balloon?" said Eeyore. "You did say balloon?
One of those big coloured things you blow up?"
" Yes, but I'm afraid - I'm very sorry, Eeyore - but when I was running
along to bring it to you, I fell down."
" Dear, dear, how unlucky! you ran too fast, I expect.
You didn't hurt yourself, Little Piglet?"
" No but I - I - oh, Eeyore, I burst the balloon!"
There was a big silence.
" My balloon?" said Eeyore at last.
Piglet nodded.
" My birthday balloon?"
" Yes, Eeyore," said Piglet sniffing a little.
" Here it is. With - with many happy returns of the day."
And he gave Eeyore the small piece of damp rag.
" Is this it?" said Eeyore, a little surprised.
Piglet nodded.
" My present?"
Piglet nodded again.
" The balloon?"
Then Pooh arrived.
" I've brought you a present," said Pooh excitedly.
" It's a Useful Pot," said Pooh. " Here it is. And it's got 'A Very Happy
Birthday with love from Pooh' written on it. That's what all that writing is.
And it's for putting things in, There!"
イーヨはこの役立ちポットが物を入れるだけでなく出すことにも使えるのを発見し、
ピグレットからもらった風船も、今の小さい状態ならしまったり出したりできるのに気づきました。
" I'm very glad," said Pooh happily,
"that I thought of giving you a Useful Pot to put things in."
" I'm very glad," said Piglet happily.
" that I thought of giving you Something to put in a Useful Pot."
But Eeyore wasn't listening. He was taking the balloon out,
and putting it back, as happy as could be...
訳
「風船?」イーヨは訊いた。
「風船って言ったね?あの大きくて色がついてて、自分で膨らませるやつ?」
「うん、だけど、あの、ごめんねイーヨ、だけど持ってこようと走ってたら、転んじゃったんだ」
「おやおやなんて不運な。早く走りすぎたんだ、きっと。怪我はなかったかい、小さなピグレット」
「うん、だけどボク、ボク、おおイーヨ、ボク風船割っちゃったんだ」
しばらく無言…
「風船を?」
ピグレットはうなずく。
「ワシのバースデー風船を?」
「そう、イーヨ」ピグレットはちょっと鼻声で答えた。
「はいこれ。た、たくさんのステキなことがありますように」
そしてイーヨに小さな切れ端を渡した。
「これがそう?」少し驚いたようにイーヨは訊いた。
ピグレットがうなずく。
「ワシへのプレゼント?」
再びうなずくピグレット。
「風船?」
そこへプーが到着。
「ボク、君にプレゼントを持ってきたんだ」興奮したようにプーが言う。
「これは役立ちポット」プーが言った。「はい、これ。それには<誕生日すごくおめでとう。プーより
愛をこめて>って書いてあるんだよ。書いてあるのはそれだけ。物を入れることもできるんだ。ほら」
「ほんとによかった」うれしそうにプーが言う。「物を入れられる役立ちポットをあげることを思いついて」
「ほんとによかった」うれしそうにピグレットが言う。「役立ちポットに入れるものをあげることを思いついて」
でもイーヨは聞いてませんでした。
これ以上ないくらい幸せそうに風船(のかけら)を出したり入れたりしていたからです。
見事、「災い転じて福と為した」プーたちですが、考えあぐねてではなく、自然と湧いた考え。
これは物事を先入観なく、そのものを見つめ捉える結果です。
皆さんも、力を入れすぎて、その割りに得るものが少ない日常ありませんか?
楽な気持ちを持って、自分の行動パターンを見直して見るのもいいかもしれません。
反省や後悔のためではなく、今をもっと楽に、効率よくするために、ね。

用語のポイント
spontaneously 自然に、自発的に
Leap 跳びはねる
wash over ~へ洗い流す、押し流す
Supposing 想定して、~かもしれない
settle down to ~に落ち着く、~することに決める
leaning over ~から身を乗り出す、~に身を預ける
muddle まごつかせる、混乱させる
took command 指示する立場になる、主導権を握る
feel 触って確かめる、感じる
Well done よくやった
stuck くっつく、固まる、はまる
coloured = colored 色のついた
burst バンと爆発する
sniffing 鼻をくしゅくしゅ、くんくんする
damp しぼんだ、湿った
rag 断片、ぼろくず
英語・GWの後の会話③

前回の中国バナシとは打って変わって、男どものアホな会話です。GWにもあんまりカンケ~ないし。
注意したいのは主語を落とす癖や、疑問文を平文化して、半分決めかかって言う癖です。
Eric: So, back to the subject. Tell us all 'bout it.
Greg: Tell you what about ?
E: Come on, you can tell us about a new Romance in your life.
G: Ah.. that. Okay. Have you ever done it on a airplane?
E & Terry: Whaaaaaat ? Did you do it?
G: Oh, my, you were awake?
T: Who was sleeping? I've been listening to you guys talking all afternoon.
G: You sneaky daddy. But you can join us.
T: I've been with you two since you came into My office, remember?
G: Okay, I'm sorry we've been hanging around here forever.
T: Apology accepted. So, go on and tell us what you did on board.
E: Yeah, tell, Greg. Get relaxed and spit it out.
G: So...you guys never tried during your flight?
E: I'm not sure 'bout Terry-san, but I haven't:p
G: What do you mean? (then facing me) Have you? Really?
T: Of course not. Just stick with your story, Greg.
G: Okay, but I will find it out later. I promise.
E: Where were we? You! On a airplane!
G: Nah... at least not this time. I was just asking as a lead.
E: So how did you meet her? On a way back? In-flight Bingo?
G: Yes and no. We were sitting across the aisle. You know left and right♪
E: Yes, we know how seats are being set. So you talked to her?
G: Not yet bro, I was just observing her. you know, not in so obvious way.
E: So you were sneaking a look at her.
G: Sort of. She was wearing those high-end heel stuff.
E: So you were watching her legs first.
G: Yeah, really gorgeous calves, with her leg crossing.
E: You mean the calves of her legs, not her shoes' calfskin, right?
G: Yes. And her knees. No wrincles at all.
E: Okay, go up, kiddin':), go on!
G: Then she appeared to have noticed me watching her legs.
And she crossed her other leg.
E: Whew, that's already a good sign!
G: How do you know, E-R? But anyway, that's what I thought too.
So, I also crossed my leg to other one, you know, that feminine way.
Sort of mimicking her.
E: Ohhhhh, you are so primitive! Just like birds'...
G: Dancing for mating, right? Yeah, I know it's like a caveman, but it always works.
E: For you at least. Did you catch her eyes?
G: Yep. I smiled and said, " Nice shoes "
E: What do you know 'bout women's slippers?
G: Nothing, but it's a cue on her to reply.
E: Hum...(trying to absorbing the idea into his mind...:p)
G: She smiled back. So I introduced myself and asked her name, too.
E: Just like that? So easy?
G: Well there are some more details but you don't wanna hear it.
E: Okay, so you guys started talkin' and gettin' to know each other, hu?
G: Right. Then we had coffee at Beijing while we were waiting for the flight to Narita.
We couldn't sit together on that flight, but we took the same bus to Tokyo,
sitting next to each other.
E: Holly good God. have you guys gone on a date yet?
G: Twice, yet, but I will see her later, for dinner.
E: Good goin'. When can we meet her? Is she Japanese?
G: Yes, she is. She works for xxx. Single and living alone.
T: Doesn't she have a single girlfriend?
G: Don't know. What? You interested?
T: Don't you even let that in your mind. I was thinking our dude, Eric.
G: Oh right, I'll ask her.(we were both smiling to Eric)
E: Oh, you guys are evil...!
用語のポイント
back to the subject 主題に戻って
Oh, my, Oh my god...なんてまあ
sneaky こそこそした、ひっそり
hang around うろうろする、ぶらぶらする
Apology accepted 謝罪を受け入れる
go on 続ける
stick with ~に集中する、~にくっつく
I promise 約束する=絶対にやる
Where were we (話などが)どこまでだったか
as a lead とっかかりとして、きっかけとして
spit it out 唾などを吐き出す。事実をしゃべる
sit across ~をはさんで座る(通常は向かい合わせ)
in obvious way ミエミエなやり方
sneak a look at 盗み見る
Sort of ~みたいな、って感じの
high-end 高級店の
stuff ~みたいなもの
crossed other leg 脚を組みなおす
mimic 真似する、からかう
primitive 原始的な
appear to ~のようにみえる
a cue on ~への合図
slippers 女性用のスリッポン、パンプス、かんたんに履ける靴
absorb 染み込ませる
catch her eyes 眼を会わせる、目を引く
get to know 知り合いになる
next to each other 隣同士に
go on a date デートする
Good going うまく行ってる、よかった
let xx in your mind xxを頭に吹き込む=考える
内容
エリック :じゃあ話は戻って、教えてくれよ。
グレッグ:教えるって何を?
エリック :おいおい、君の人生に芽生えた新しい恋、ってやつ話してもいいだろ。
グレッグ:あ~それね。あのさ、飛行機の中でやったことある?
エリック&テリ:なんだって~!お前やったのか?
グレッグ:おっと…起きてたの?
テリ :誰が眠ってたんじゃい。午後中お前らが話してるのを聞いてただろ。
グレッグ:もう油断できないパパだな。ま、話に入ってもいいよ。
テリ :お前がワシのオフィスに入ってきてからはずっと一緒だっただろ。覚えてるかな?
グレッグ:わかった。うちらここで永遠にグダグダしてて悪かったよ。
テリ :謝るなら許す。じゃ、続けて、機内で何をしたか話してもらおうか。
エリック:そうだ、グレッグ、リラックスして吐いちまえ。
グレッグ:で、君らはほんとに飛んでる最中に試したことない?
エリック :テリさんはわからないけど、オレはないね。
グレッグ:それってどういう(こっちを向いて)やったことあんの?マジで?
テリ :ないに決まってるだろ。ほら自分の話しに集中して。
グレッグ:了解。だけど後で突きとめてやる。絶対。
エリック :えっとなんだったっけ?お前だ!飛行機の中で!
グレッグ:違うよ~少なくとも今回は。ちょっと話のきっかけに訊いただけだよ。
エリック :で、どうやって会ったんだい?帰りか?機内ビンゴ大会か?
グレッグ:イエスでノーだな。通路をはさんで座ってたんだ。わかるだろ、左と右で…
エリック :ああ~座席がどうなってるかくらいわかってるよ。で、話しかけたのか?
グレッグ:まだだよ、兄弟。ただ彼女を観察してただけさ。それほどあけすけじゃなく。
エリック :てことは彼女のこと盗み見してたんだな。
グレッグ:まあそゆこと。彼女は高級そうなヒールみたいのを履いてて。
エリック :てことはお前彼女の脚から見てたんだ。
グレッグ:そう。マジ豪華なカーフで、脚組んでてさ。
エリック :カーフってのは彼女の靴の牛革ってワケじゃなく、ふくらはぎだな。
グレッグ:そうだ。それから膝。シワが全然ないんだ。
エリック :OK、で上は、じゃなくて、続けて。
グレッグ:そしたら彼女オレが脚を見てたのに気づいたらしいんだ。で脚を組みなおした。
エリック :ヒュ~それってもうイイ線行ってるシルシじゃん。
グレッグ:なんでお前にわかるんだER?ま、とにかくオレもそう思ったけどな。
だからオレも脚を組んだ。わかるだろ、女が組むみたいに。彼女の真似してみたんだ。
エリック :お~っと、スゲエ原始的だな。まるで鳥の…
グレッグ:ダンスだろ、求婚の。そうわかってる。原始人みたいだって。だけどいつもうまく行くんだ。
エリック :お前だけはな。で眼は合わせたのか?
グレッグ:そう、オレがニコッとして言ったんだ「いい靴だね」って。
エリック :お前が靴の何を知ってるってんだ?
グレッグ:何にも。だけどそれは彼女に返答させるための合図さ。
エリック :ふ~ん(と頭の中に刻み込もううとしている…:p)
グレッグ:彼女は微笑み返してきた。だから自己紹介して、彼女の名前も訊いたんだ。
エリック :そんだけ?そんなにかんたんに?
グレッグ:まあ、も少し細部があるけど、別に聞きたくないだろ。
エリック :わかった。で話し始めて、お互いに知り合いになってった、と。
グレッグ:そうだ。次は北京で成田行きの飛行機を待つ間にコーヒーを一緒に飲んだ。
その便では一緒に座れなかったけど、都内へは同じバスに乗って、隣同士で座ったんだ。
エリック :なんだいそりゃ。もうデートしたのか?
グレッグ:2回、まだ。だけど後で夕食で会う。
エリック :良かったな。んでいつオレたちは会えるんだ?彼女日本人?
グレッグ:そう。彼女xxxに勤めてる。独身で1人暮らし。
テリ :彼女独身の女友達いないの?
グレッグ:わからないね。え~?興味あるの?
テリ :そんな考え、頭ン中に入れるだけでも禁止する。ワシが考えてたのは友達のエリックだよ。
グレッグ:ああそうだった。彼女に訊いて見るよ。(ワシら2人ともエリックにスマイル:)
エリック :ああ~お前らってほんとに邪悪だな。
3日間、しょうもない話に付き合っていただきありがおうございました~。

英語・GWの後の会話②
今回は中国への渡航、そして現地の様子です。
内容よりも、受け答えのひと言に集中して覚えてみてください。

After Golden week ②
Eric: So... where exactly did you go in China?
Greg: Sichuan Chengdu. Located far deep inland of China.
E: How did you get there?
G: Airplane, of course. What else do you think I could choose?
E: Just wondered if there were any flights near your office?
Where is it by the way?
G: It's in south west of Chengdu city.
E: Is there a direct flight from Tokyo?
G: Nop, but ANA has a flight to Chengdu via some bigger cities.
I took the one via Shanghai which seemed the fastest.
E: How did you manage that in the Golden week!?
Must have been a last minute plan.
G: No problemo, bro. I flew by business class.
E: Oh yeah? Congratulations for your first time on business class.
G: Thanks. I am no more virgin as a businessman.
E: Hope you enjoyed the flight. Heard that the service is excellent on ANA.
G: No complains though the flight was packed!
E: No doubt. You should still thank for your luck finding a seat.
G: I'll say. You know the Shuangliu Airport is actually the sixth busiest airport in China.
E: Is that the name of the airport?
G: Right. Most of our products arrives there first in China.
E: Really? It must have been a tough situation when the earthquake hit Sichuan then.
G: Guess so. I don't know because I wasn't working for this then.
E: So, tell me about what you saw there.
G: You mean the city, or the sight of the earthquake?
E: Try both.
G: City is okay, you know, all mixed with new and chaotic streets.
E: Did you take any pics?
G: Some. I took more in Wenchuan where was near from the epicenter.
E: Did you? Are there still any debris left?
G: Are you kidding? It's almost exactly the same as it was in 2008.
E: Aren't they cleaning up?
G: Yes, but also they seem to have decided to preserve the sight.
E: That's great! So you get to see all those collapsed buildings and streets.
G: Exactly. There were bunch of tourists from all over the nation.
E: Well, I think it's a splendid idea for educational reason.
People would learn from the sight how devastating it was.
G: Guess that's merely one of the highest goals the Chinese government aimed.
E: What do you mean?
G: Their main goals are to show the world how they have rebuilt the land from devastation, and to make money in tourism for this area to create more jobs locally.
E: Wao. frog's ass, water tight, hu?

用語のポイント
Just wondered if ~かなと思っただけ
far deep かなり奥まった
a direct flight 直行便
a last minute ギリギリの時
No complains 文句はない、わがままは言わない
No doubt. ギモンはない。きっとそうだろう。
I'll say そうだね(同意)
chaotic streets 雑然とした町並み(streetはここでは通りでなく街として全体)
the epicenter 震源地
debris がれき、破片
Are you kidding 冗談だろう? バカいうなよ。
Yes, Aren't~否定形で聞かれてYesは否定の意味
preserve 保護、保存する
bunch of たくさんの、ひとまとめの
merely one ひとつにすぎない
frog's ass, water tight カエルのお尻は防水=水を弾いて何ももらさない、入れない。
よくできていること。

内容
エリック :で、正確には中国のどこに行ってたんだ?
グレッグ:四川の成都市。中国のかなり奥まった内陸部だよ。
エリック :どうやって行ったんだい?
グレッグ:飛行機に決まってるじゃん。他に何が選べるんだよ。
エリック :いやオフィス近くに行くようなフライトがあるのかと思って。
ところで(空港は)どこにあるの?
グレッグ:成都市の西南さ。
エリック :東京から直行便ある?
グレッグ:いや。でもANAなら大都市経由のフライトがある。
オレは上海経由にした。最短時間だったから。
エリック :GW中にどうやってそんなことできたんだい?
ギリギリだっただろ?
グレッグ:問題なしだ、兄弟! ビジネスクラスで行ったもんね。
エリック :マジで?初めてのビジネスクラスか、おめでとう!
グレッグ:サンクス。これでビジネスバージンじゃなくなった。
エリック :フライト楽しかっただろう?ANAはサービスがいいそうだから。
グレッグ:ワガママは言わないよ。フライトは満席だったけど。
エリック :そりょそうだろ。それでも席があっただけ感謝じゃないか。
グレッグ:そうだね。知ってる?雙流空港ってのは中国で6番目に客数が多い空港なんだ。
エリック :それが空港の名前?
グレッグ:そう。うちの製品のほとんどが、中国ではそこに先に着くんだ。
エリック :マジ?じゃあ四川で地震があったときは大変なことになったんじゃないか?
グレッグ:たぶんね。まだそこで働いてなかったからわからんけど。
エリック :じゃ何見てきたか話してみ。
グレッグ:市内かい?それとも被災地かい?
エリック :両方やってみ。
グレッグ:市内はまあフツウ。ほら、新しい建物と雑然とした町並み。
エリック :写真は撮って来た?
グレッグ:何枚か。震源地に近い汶川県ではもっと撮ってきたよ。
エリック :ホント?まだガレキとか残ってるの?
グレッグ:何いってるんだ?ほとんど2008年当時のままにしてあるよ。
エリック :片付けないのかい?
グレッグ:やってるよ。だけど(当時の)景観も残すことにしたらしい。
エリック :すごいな。じゃあ崩れた建物とか町も見れるんだ。
グレッグ:そのとおり。中国本土中からの観光客がわんさかいたよ。
エリック :教育的にすごくいいアイデアだね、それって。
どんだけひどい状態だったか見た人たちに学べるだろうし。
グレッグ:それは中国政府が目指した高尚な目的のひとつにすぎない。
エリック :どういう意味だい?
グレッグ:ほんとの目的はどうやって災害から復興したかを世界に見せつけるためさ。
そして観光業で稼ぎ、地元にもっと雇用を生み出そうとしてるんだ。
エリック :わお。水も漏らさぬってやつだな~!
次回は聞き上手のエリちゃんが、グレの口説きのテクニックを聞きだします

