Part 25. 自動詞・他動詞を認識する | 英語は度胸とニューヨーク流!

Part 25. 自動詞・他動詞を認識する

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動詞の自動詞・他動詞。





これって意識したことありますか?

意外と雑に扱ってる人いませんか?


辞書調べたときになるべく意識してみてみましょう。

小さく vi. とか vt. とか書いてあるから。(Intransitive Verb と Transitive Verb

(自)とか(他)とかもそう。






自動詞は単純に主語になったものが行う行動や状態なのでわかりやすいんです。


たとえば I think. 私は考える・思う


何も考えるものがなくてもいいんです。考えるだけで…(自動詞)





でも「何か」考えてもいいんです…(他動詞)


I am thinking something. 何かを考えている





でもこれだって前置詞がついたら他動詞ではないことがわかります。


I think of something. 何かを考える=何かについて考える





この例は look に顕著です。日本語と逆なので注意が必要。


~に見える、という look は他動詞。


She looks her age. (彼女は歳相応に見える)





でも形容詞や副詞だけなら自動詞。


Hey, you look pale. 君、なんか顔色が悪いよ(=蒼く見える)





~を見る、の時にはたいてい at がつくから自動詞です。


Hey, look at me ! ねえ、私を見て!




主語が実質上ないときもあります。


It rains tomorrow. 明日は雨が降る


目的語もないから自動詞だとわかりますよね。







さて、他動詞となると主語が人間だったり物事だったり、ただの It だったり大変です。


これによって上の something のように目的語ってのを持ってこなきゃならなかったり、

人やものに~させる使役動詞(make, let)なんてのも注意しなきゃね。





目的語は常に名詞かTO不定詞か動名詞。


I love you ! 君が大好き!(=君大好き)


I love being with you ! 君といることが大好き





または関係代名詞や関係副詞のついた名詞節です。


He knows what I like. 彼は僕の好きなものを知ってるよ。


I love how you look ! 君の姿が大好き(=君の見え方が大好き)





また、日本語で「~する」と言っても、自動詞じゃないことが多い。

ほんとは「~させられる」という受身表現になる。英語では自発的じゃないことが多い。

だから動詞を過去にして形容詞にしたりもする。






たとえばよく聞く「興奮する」

excite は他動詞、興奮させる。


興奮する、は I am excited.

これを受身の文ととるか、形容詞ととるか分かれるところ。意味は同じです。




じゃあ「興奮する」を表す形容詞はこれだけ?


excited =興奮させられた状態。

exciting =興奮させるような。





I am excited. 私は興奮している。

I am exciting. 私は人を興奮させる人。(= hot とか sexy ですね)


こんな風に意味が変わります。





もちろん副詞にもなります。


I watched TV news excitedly. 私は興奮してTVニュースを観た。

TV was showing the news excitingly. TVはニュースをエキサイティングに放映した。


誰が(何が)する人かさせる人かが逆転します。





辞書の最初に(自)と出てきても、よくよく見ると(他)もあったりして迷います。

自動詞は素直に主語を持ってきて使えるのに、この他動詞と言うヤツはかなりの曲者。

意識して使ってみましょう。








目的語がひとつの場合と、人や物事が2つある場合で、文型も変わります。

思い出しましたか?SVOOの文型。




誰に何を~する。または、何を誰に~する。

この2つは文型が変わります。後者には for や to の前置詞が必要になります。

そんな学校の授業みたいなことはどうでもいいから、

とにかく実際の文の成り立ちを覚えてしまいましょう。





I gave him advice. 彼にアドバイスした

I gave advice to him. 彼にアドバイスした

I gave advice for him. 彼のためにアドバイスした





どんなアドバイスをしたかの自由度は、人を後ろに持ってくることですね。





I gave advice with him. 彼といっしょにアドバイスした(誰にかはわからない)

I gave advice about him. 彼についてのアドバイスをした(誰にかはわからない)


I gave advice to her with him. (彼女に、彼と一緒に)

I gave her advice about him. (彼女に、彼について)


いろいろなヴァリエーションがありますよね。




こんなの基本的過ぎると思う方はだいじょぶ。でも初歩をやってる人には役立つと思います。






これから紹介するのは、英語では受身や他動詞の形容詞化で表現する日本語の例です。

自分に起因しない、外界からの影響で出てくる言葉が多いのに気づくと思います。




~にxxxする。には前置詞 bywith などが使われることも覚えておきましょう。

これから日英で翻訳するときは、1度(自)か(他)か疑ってみてください。





迷う I'm lost.

喜ぶ 
I'm pleased, I'm delighted.


寛ぐ I'm relaxed.

驚く 
I'm surprised, I'm shocked.

戸惑う 
I'm puzzled, I'm confused.

興奮する 
I'm excited, I'm aroused.

納得する 
I'm convinced.

感心する 
I'm impressed. I'm amazed.

感動する 
I'm touched, I'm moved.

昇進する 
I'm promoted.

生まれる 
I was born.

うっとりする 
I'm charmed, I'm enchanted.

光栄に思う I'm honored.


~を着る I'm dressed with ~.


~を怖がる I'm scared of ~, I'm frightened of ~.


~に反対する I'm opposed to ~

~に関連する It's related with ~


~に興味を持つ(がある) I'm interested in ~

~を基にする(になる) 
It's based on ~

~することになっている I'm supposed to ~




こんな時英語でなんというぐるっぽ
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