前々回生地の色と産卵床の比較実験②結果発表!!が、3月15日でした。
前回生地の色と産卵床の比較実験③結果発表!!が3月28日でした。
本日4月19日ですから、22日ぶりに採卵をして結果を更に信頼度を上げます。
ただし、今回を最後にします。理由は最後に書きます。
条件を確認していきます。
使用生地はこちら。
①チュール生地(黒)ラメ入りのみ
②チュール生地(黒)ラメ入り+ロングボディータオル生地(黒)比率2:1
③チュール生地(青)のみ
④チュール生地(白)のみ
⑤チュール生地(ピンク)のみ
⑥チュール生地(黒)ラメ入り+チュール生地(水色)比率1:1
⑦チュール生地(水色)
前回までのトータルの記録は、
①46個
②28個
③27個
④8個
⑤37個
⑥52個
⑦42個
となっています。
今回の結果をまず掲載します。
①36個
②39個
③28個
④58個
⑤23個
⑥49個
⑦45個
となりました。
すごい数ですよね。
約3週放置すると、トータル278個もの有精卵が獲得出来ました。
正直、数えるだけで2時間かかりました。
ちなみに、無精卵も多数ありました。やはり長い時間が経過しているので途中で死んでしまったものもあったようですし、最初から無精卵だったものもあったのではないかと思います。
今回初の④の白が圧倒的な数でした。
この色だから見にくいから、見つけられないということはありませんでしたが、とにかくびっしりで、逆に⑤のピンク生地だけが少なめな印象です。無精卵も多かったようにも感じました。
どう考えても、③の青色が一番期待できないです。
かなり数自体は今回は多いのですが、いつも少ない気がします。
これでトータルを見ます。
①82個
②67個
③55個
④66個
⑤60個
⑥101個
⑦87個
ご覧のように、⑥水色+黒がトップ継続中!!!
①黒チュール生地、⑦水色が優秀です、前回から2位3位は変わりません。
安定性で選ぶなら、黒、水色が確実。
でも例外は青です。期待できません。
また、長期的にみるとピンクも悪くはない。
同じ生地だけで見ると、白、ピンクは、他より劣ることが継続的に分かります。
やはり水中にあまり存在しないと思われる色だからでしょうか。
また、グリーンウォーターの影響を受けても変化が少ないからでしょうか。
理由は分かりませんが、あまり白とピンクをしない方がいい、という結果になっています。
今回を最後にすると冒頭に書きました。
理由は、ずっと同じ温室内で場所も移動させないでこの実験をしてきましたが、どうやらこの場所、すっごくいい場所で、他の品種でもっと産卵してほしい子がいるためこの場所をこの品種に譲ります。
そのため今後、採卵自体が出来ない、減る可能性もあり、比較できない状態になるため今回で一回一区切りとさせてもらいます。
この産卵床自体はずっとシャンパンブルーの水槽に入っていますが、今日までの採卵と比較するには条件が変わるため、ご理解ください。
以上、生地の色と産卵の関係性の実験結果でした。
ほぼ毎日3回ほど日記を更新しています。