質問
「こんにちは。私は高校一年です。いつも楽しくブログ読んでます。占いに行ってみたいのですが 遠い場所に住んでいて お金がないので いつか仕事を始めたら行きたいと思います。 申し訳ありません💦でも一つだけ質問してみたいことがあります。子供っぽい質問だと思われるかもしれませんがお願いします。私は正直生きてる意味がよくわかりません。楽しくないわけではないけど生きててこのままどうなるんだろうと考えると不安です。生きる意味って何なのか天晶先生はどう思いますか?意味わからないことと思ったらごめんなさい💦もしよかったらお答えが欲しいです」
ご質問ありがとうございます。
ここではAさんと呼ばせてください。
まさか高校生の方からご質問いただくとは思いませんでしたし、この深い質問は本当に難しいなと思いました。
もはや哲学の領域に入る話ですもんね「なぜ生きるのか」って。
まずわたしの話になりますが、
わたしは10代の頃は学校もろくに行かず、友達もほとんどおらず、教師とも良好な関係を築くことができず、毎日毎日「将来どうなるんだろう?」と不安しかありませんでした。
しかも、わたしが10代の頃なんてネットも今ほど流通していなかったので、身の回りの世界がこの世のすべて。
今振り返れば「ちっちゃい世界で悩んでたな」と思えますが、当時は自分から見える世界だけでいっぱいいっぱいだったから、本当につらかったですね。
わたしの世界が変わったのは24歳の頃でした。
とある人と出会い、その人に力を貸してもらって、せまい世界から解き放たれたわけです。
具体的に言うと、茨城から神奈川に引っ越し 占いの学校に入り 占い師になった。
これがわたしにとって「せまい世界から解き放たれた一連の流れ」です。
あれから10年以上が経ち、自分としては今この瞬間が人生で一番幸せなので、生きていて良かったなと思っています。
何が言いたいのかというと、生きる意味なんてずっと見つからないし、そんなものは見つけようとする必要などないんじゃないかな、ということです。
生きてさえいれば必ず自分を変えるような出逢いが訪れるので、とりあえず、ただ生きてみたらいい。
生きる意味に敢えて答えを出してみるとしたら、「誰かと出逢うために生きる」だと わたしは思っています。
Aさんは高校生ですよね。
高校生だと、目の前の進路だとか、親からの期待だとか、友人とのちょっとした優劣だとか、そこかしこに焦るポイントがあると思います。
でも幸せは、テストで100点を取ったり、良い大学に入るだけでははかれないはず。
これからの時代は価値観が大きく変わっていきます。
これまでの日本のように「良い大学に入って、良い会社に入って、良いスペックの人と結婚して、良い家を買って、良い車を買う」なんてことは全く無価値になる可能性が高いです。
そんなことより、ひとりの大切な人から真剣に想われ、自分もその人を真剣に想い、あとはそこそこで生きる。
そういう生き方が、これからの時代は「一番幸せな生き方」になっていくんじゃないかなと個人的には感じています。
もちろん「世界一の金持ちになる!」という夢を持ってガツガツ生きる人は、それはそれでいいと思います。そういう人もいないと経済はストップしますから。
しかし、Aさんのように若い頃から「生きる意味」を考えるような人には、そういった物質至上主義的な生き方は合わないはずです。
ちなみにAさんからは生年月日をいただいているので、西洋占星術でホロスコープを出してみました。
すると、やはり8ハウスや9ハウスといった「目に見えない世界」や「哲学」の分野がひときわ強い人だということが分かりました。
しかも太陽と水星と冥王星がコンジャンクションなので、考えるときは極限まで考える人ですね。
実はわたしも太陽と水星と冥王星がコンジャンクションなので、似たところがあります。
だからわたしのところに引き寄せられてご質問くださったのかもしれませんね。
こういうホロスコープの人は「あまり色々考え過ぎないほうがいい」と言われても無理なので、いっそ大学では哲学を学び、どこまでも生きる意味を追究してみてはどうでしょうか。
本気で哲学を学んでいけば、Aさんなら素晴らしい哲学者になれるようなホロスコープですので、ぜひ頑張ってみてほしいです。
特別やりたいことがなく、しかも人生に迷っているなら、その「迷いそのもの」を研究してしまえばいいんです。
分からないものを分からないままにしておくと恐怖は大きくなりますが、分からないものを深掘りしていくと「なんだこんなもんか。大したことないな」と思える瞬間が必ずやってきます。
ぜひ自分の中の悩みと真剣に向き合い、素敵な女性になってください。
このたびはご質問ありがとうございました。
また何か聞いてみたいことがありましたら、わたしでよかったらいつでもご連絡ください。
Aさんの幸せ祈っております✨
この「質問と回答」のコーナーは、占いは使わず「素のわたしから見たらこう思う」という観点から回答しております。
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