技術コンサルタントになるためには資格は必要か(5)
ごめんなさい・・・。
ところで、事故米騒ぎも中々収束しませんね。
勉強不足で申し訳ないですけど、そもそも何で事故米が存在するんですかね?
外国で流通してる米も同じ頻度でこんなのが含まれてて、その国の人はそれを食べてるんでしょうか?
酒みたいのはエタノールを精製してるから良いとしても、直接食べるのは怖いですね。
で本題ですけど、題名をそのまま解しますと、必要な資格というのが法律で定められてる訳ではないので、資格がなくても開業することは可能でしょう。
では、顧客を新規に獲得したい場合はどのようにアピールすれば良いでしょう。
またはコンサルタントを探している場合、何を基準にすれば良いでしょう。
このような時に資格というのは役に立つのではないでしょうか。
コンサルタント自身をブランド化する必要はあります。
野菜ソムリエが野菜に詳しそうな気がするように。
必要ないくらいに人脈を持ってて優秀な人は別ですけど・・・。
つまり、関連のある資格であれば、持っているに越したことはないと思います。
考えられる資格としては技術士や博士、弁理士の他にも、クライアントによって衛生関係や経営関係、IT関係も考えられるんじゃないでしょうか。
どんな資格があるのか詳しくないので、固有名詞は他の方々お願いします。
ちなみに私は食品保健指導士という、謎の資格を持ってます。
消費者に正しい健康食品の知識を指導するのが目的だそうです。
似たような資格にサプリメントアドバイザーやNRってのもあります。
技術コンサルタントになるためには資格は必要か(4)
最近、関西出張が多いミランダ編集長です。外出すると、本社にいるときよりもゆったりした時間が流れますが、商談に直結するデモなどでは緊張を強いられますね。まだまだ修行の必要ありだなぁと実感しております。
☆☆☆
そもそも「資格」って何でしょう?国家なり権威ある団体なりが、個人のある分野の能力や実力について、一定のレベルに達していると認定するものですよね。これが有効なのは、よく知らない人に仕事の依頼をするときだと思います。これまでの業績をつらつらと説明する時間があり、顧客もそれに耳を傾ける余裕があるなら、資格はなくてもよいかもしれません。しかし、結構人間は「資格」や肩書き、ぱっと見た目などで、仕事を任せられそうかどうか、判断してしまうものではないでしょうか?そういう場合、資格はないより、あった方が得だと私は考えます。また、同じ資格を持っている者同士の人脈も生まれるので、共同で仕事を成し遂げたり、仕事を紹介し合うこともできるメリットがあります。
かくいう私も外資系企業で学術として働いているとき、より専門性を深めた仕事がしたいと思い、米国人上司に希望を伝えましたが、「そういう仕事はPh.D.を持っている人にやってもらうからよい。」と一蹴されてしまったことがあります。教育制度の違いもありますが、米国はある意味、日本よりも進んだ資格主義だと感じた瞬間でした。そこで悔しいと思って博士課程に進学したのが私の原点ですので、私は自分が「必要」だと感じたり「欲しい」と思った資格は取得すべきと考えております。
技術コンサルタントになるためには資格は必要か(3)
なんちゃってSEです。
突然ですが、「一番役に立つ資格」って何でしょうか。
私は迷わず「自動車運転免許」を挙げます。
車が運転できる上に、身分証にもなるんですよ。
日常生活でこんなに役に立つ資格を他に知りません。
あ、でも私はペーパードライバーなんですよね。
「一番役に立つ資格」を活かしきれていない…。
今回のお題は「技術コンサルタントになるためには資格は必要か」です。
この問いに直接答えると、下記二行で終わりです。
現在、「技術コンサルタント」という業務独占資格、名称独占資格はありません。
よって、技術コンサルタントになるために資格は必要ありません。
ただ、この問いは「技術コンサルタントにとっての資格の有効性」を考えるのがメインかと思います。
これについて書いていきます。
技術コンサルタントにとって資格とは、下記2つの観点を持つと思います。
1.クライアントへのアピール
業務経験が一番効果的なアピールになることは、異論がないと思います。
また、いわゆる「ペーパードライバー」ならぬ「ペーパー資格」は嫌われます。
よって、資格によるアピールは、業務経験のアピールの補助的なものであるべきです。
また、どんな資格でもいいというわけではありません。
クライアントが知っていて、かつ価値があると認められる資格でなければなりません。
(つまり、知名度と難易度が高い資格です。)
さて、具体的な資格をいくつか挙げてみます。
私はIT業界の人間なので、IT系の資格を中心に考えてみます。
IT系技術コンサルタントがアピールとして使えそうな資格は、例えば以下のようなものでしょうか。
(独断と偏見で知名度と難易度が高いものをピックアップしました。)
・システムアナリスト
・テクニカルエンジニア
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database
・MCSE(Microsoft Certified Systems Engineer)
・CCIE(Cisco Certified Internetwork Experts)
・中小企業診断士
・技術士(情報工学、経営工学)
「あの資格がない!」とか、「この資格は違うのでは?」とか言わないで下さいね(笑)
くどいようですが、あくまで重要なのは業務経験です。
資格は補助にすぎません。(アピールに必須ではありません。)
2.自己スキル向上のための手段
資格の有効性としては、こちらがメインとなるでしょう。
資格取得のための勉強は、体系的に学習をすることができるのが特徴かと思います。
また、学習のマイルストーンにもなるでしょう。
上記1で挙げた資格は、この観点でも有効だと思います。
また、以下の資格も有効ではないでしょうか。
・日商簿記
・ファイナンシャルプランニング技能士
・ビジネス実務法務検定
コンサルタントに限らず、社会人として「お金」と「法律」をおさえておくのは重要です。
以上、まとめると「資格は必須ではない。アピールに使う場合は、業務経験のアピールの補助に留めるべき。自己スキル向上のための手段としては有効。」となります。
ちなみに、私は資格業界の回し者ではありませんし、資格マニアでもありません(笑)
技術コンサルタントになるためには資格は必要か(2)
そんなわけで、子供が風邪を引くと必ず風邪をひくチェックのエージです。
さて、本題です。
私も技術コンサルタントに資格は必須ではないという意見です。
技術コンサルにとって重要なのは資格よりも業務経験であると考えます。
コンサルを行った企業の規模、数が大きければ、経験豊かな技術コンサルと期待され、顧客とファーストコンタクトを取りやすくなるといえるでしょう。
しかしながら、技術コンサルは守秘義務を負うため、「ソ○ーのXXプロジェクト」や「日○自動車のYYプロジェクト」のコンサルティーションを行ったなどとアピールできないのが現状です。
そこで、代わりといっちゃー何ですが、資格が顧客へのアピールの一手段になるかと思います。
つまり、「弁理士」という資格を持ち、特許事務所での業務経験があれば、顧客から知財に強いコンサルだと期待されますし、「博士号」(資格ではありませんが)を持っていれば、その分野に関してはかなり深い知識を持っていると見なされます。
技術コンサルといっても、その人のバックグランドによって属性が無数にあると思います。自分がどの分野に強いのか、得意分野のアピールに資格を利用できるのではないでしょうか。
ただし、どんな資格でもよいかというと、微妙です。やはり、認知度、難易度が高い資格ほど、自分のスキルをアピールできると思われます。
具体的には、自分の技術分野を示す「技術士」、知財の理解力を示す「弁理士」、経営の知識を示す「中小企業診断士」などが技術コンサルを行う上で、顧客にアピールできる資格なのではないでしょうか。
しかしながら、現実的には、単一の資格を持つコンサルは数多く存在します。資格を技術コンサルとしてのアピールに用いるのであれば、他のコンサルとの差別化を図るためにもマルチライセンス(複数の分野で資格を持つ)を目指すのもよいかと思います。
技術コンサルタントになるためには資格は必要か(1)
もりぞーです。
昨日は、家族でブドウ狩りに行ってきました。
ブロウ狩りと言っても、食べ放題ではありません。
スーパーとの違いは、棚に置いてあるか、木にぶら下がっているか、という点ですね。
でも、直前まで日に注がれていたからかどうかはわかりませんが、やっぱり自分たちで取ってきたブドウは美味しくいただけました。
秋が深まったら、栗拾いにでも行こうかな、と思います。
* * *
さて、技術コンサルになるにあたって、資格は必要なのか?、という疑問が生じます。
そこで、今週から2週間にわたって、
「技術コンサルになるためには、資格(国家、公的、民間など)は必要か」
について書いていきたいと思います。
* * *
まず、結論から先に述べると、
「技術コンサルになるためには、直接には資格の取得は必要ない」
と思います。
大前提として、技術コンサルになるために、特定の資格の取得は必要ありません。
誰もが自分のことを「技術コンサルタントである」と言うことができます。
したがって、形式的には、資格の取得は必要ないのです。
では、実質的にはどうでしょうか。
資格の取得はまったく必要ないのでしょうか。
私は先に、「直接には資格の取得は必要ない」と述べました。
この中で「直接には」というのがポイントですね。
後で述べますが、資格を取得しておくメリットはもちろんあります。
しかし、ここでは、資格の取得は技術コンサルになるための必要条件ではない、ということをいいたいのです。
先日の勉強会でも少し話しましたが、特定の資格を持っていることをアピールしたければ、お客様がその資格のことについて最低限の知識を持ち合わせている必要があります。
でないと、「○○という資格を持っています。」の答えが、「○○ってどういう資格?」というやり取りが発生してしまうからです。
これはあまりにも格好悪くないですか。
例え、その資格の説明をしたところで、「ふ~ん」か「そんな資格あったんだ」の一言で終わりです。
要するに、特定の資格の存在を知らないお客様に、特定の資格を持っていますといってもまったくの無力だと思います。
最後に、資格を取得しておくメリットについて少し触れておきます。
資格を取得することで勉強をするし、有資格者による継続学習の場に参加することもできる。
これは資格を取得する上でのメリットかもしれません。
そして、何より、有資格者のネットワークに入ることができる、というメリットがあります。
これは非常に大きな効果です。
情報を制するものがビジネスを制する、とも言われている昨今ですから、特定の分野の情報を収集するために資格を取得してもいいのかもしれません。
まとめると、「技術コンサルになるためには、直接には資格の取得は必要ない」とは、営業ツールとして資格を取得しておく必要はない、と言えそうです。
逆に、資格がお客様を呼び寄せる、ということさえ期待しなければ、資格の取得は大変意義のあるものですよ。