技術コンサルティング研究会 BLOG -19ページ目

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (6)

こんばんは。チャックのエージです。

更新が遅くなってしまい申し訳ありません。12月は結構忙しいですね。仕事だけで忙しいわけではないのですが。。。そういえば、年賀状も作らなくてはなりません。

毎年総枚数が減っているとも聞きますが、年賀状は皆さん出していますでしょうか。日本の良い習慣とは思いますが、もうメールでいい気がしてきました。私の知人の一人は、「来年から年賀状やめます。」堂々宣言した年賀状を送ってきました。うーん。潔いですね。

さて、お薦めの本です。
MBA関連、ビジネス、ロジカルシンキングの本は何冊か読みましたが、あまり印象に残ったものはないですね。そんな中でも下記の一冊は印象に残っています。

「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介著 ダイヤモンド社

コンサル大手のマッキンゼーを経験した著者が、問題解決の手法を優しく説いています。バンドでコンサート活動を行う中学生の主人公が、いかにしたら集客力を上げられるかをコンサルの手法と共に考えていきます。図も多用していてわかりやすいです。印象に残ります。しかしながら、初歩的な本です。


次は、
「一回の会議、打ち合わせで必ず結論を出す技術」斎藤岳著 東洋経済新報社

これまたコンサル経験の筆者が、効率の良い会議の仕方を解説しています。ですが、実はまだ読んでいません。筆者は私の遠い親族でそこから本の存在を知りました。とはいえ、普段より無駄な会議に辟易している私は、自分が会議のオーガナイザー、司会をやる際には、この本を読んで効率の良い会議を心がけたいと思っております。


最後は、個人的に興味がある技術経営(MOT)関連の本です。

「よくわかるこれからのMOT」中河正勝ら著 同文館出版
「MOTがよーくわかる本」出川通著 秀和システム


MOTとは、技術を主体として経営を行うことであり、技術コンサルトは異なりますが、技術コンサルにとって知っておきたいキーワードかと思います。したがって、本研究会の題材にも良いかと思われます。上記の本はMOTの基本書です。MOTはどのようなものかを知りたい方には是非お勧めです

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (5)

どうも、よっすぃーです。
今回はこ難しい内容の本を勧めなければいけません。
しかし、最近読んだ本と言えば専門書ばかりでこの手の本を読んだことありません・・・。
だから、今回はのんびり傍観するつもりでした。

ところが、「読んでみたい本について書いたらどうでしょう?」と、神の声。
むむっ、ヤラレタ・・・。

しかし、こんな高尚な本を読んでみようと思ったこともないので、前の方達の紹介を参考に考えてみましょう。

なるほど。
論理的思考から生まれるモノは他分野にわたりますね。
自分でレポートや論文を書くときは、なるべく論理的に分かり易い文章で書くということを心がけているつもりなんですが、それ以外ではなかなか。
今後、マネジメントやマーケティングを学ぶ上で、論理的思考に基づいたマネージメント術やマーケティング解析について、それこそ論理的に書かれている本を読みたいですね。
基礎知識がないので、演繹的に書かれている方がイメージしながら段階的に理解できて良いかもしれません。

関係ないんですけど、ノーベル賞を受賞したコーンバーグ博士が子供に聞かせていた微生物の物語が絵本になりました。
「ミクロの世界の仲間たち」
色々な微生物について、きわめて簡単に書かれています。
1セント硬貨は、チフス菌の283515560個分くらいの大きさですとか、不思議な比較も載ってます。
子供たちはもちろん、学生さんが微生物学の導入時に読んでも良いかと。
無理矢理な本の紹介でした(汗)。

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (4)

こんばんは。赤坂のトルコ料理店でベリーダンスを踊っていたために帰宅が遅くなりましたところのミランダ編集長です。私は自称本好きですが、このジャンルの本はまだ開拓不足です。今年、私にとってインパクトのあった本は「チーム・バチスタの栄光」と「スティーブ・ジョブズ神の交渉力」ですね。普段は接点がない偉い方と偶然一緒になる機会はエレベーターぐらいなので、アピールするなら、自分の意見を30秒以内に簡潔に言えなければならないそうですが、気難しいジョブズと一緒に乗り合わせたなら、目的階に到着するまでに解雇されてしまうのではないか、と身の引きしまるほど刺激的な本でした。彼のような天才と評されるビジネスマンでさえ、常に頭脳をフル活動させているのですから、負けたくないなら、凡人編集長いわんや。

本題に入ります。まだあまり読めていないのですが、早稲田大学のエクステンションセンターで授業を取っていた関係から、講師の野沢誠治先生が執筆された「MBAエッセンシャルズ マーケティング」(東洋経済新報社)を挙げたいと思います。野沢先生の授業はケース・スタディがとても多く、議論も活発に行われておりました。この本でもマーケティングの基礎概念や分析ツールのほかに、事例が多く掲載されています。当研究会ではどのくらいのレベルまで到達することを目標にしているのか分かりませんが、結構しっかりと学ぶのであれば推薦いたします。(個人的には日経文庫あたりで基礎的な事柄を学ぶレベルでよいと考えていました。)
最近、「仕事術」や「問題解決」系の本を読むことが多いのですが、少しはまって読んでみようかと考えているのが、研究会で選んだ決算書のテキストの著者でもある勝間和代さんの本。昨日は丸善オアゾ店での講演会にも出かけてきました。言いよどみなど全くなく、頭の回転は早すぎるほどなのに、聴衆に畏怖を感じさせずにまるで歌うように気さくでユーモアを交えて語る姿に真の賢明さを見ました。というわけで、ロジカルシンキング派生形として「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」を挙げたいと思います。まだパラパラとしか読んでおりませんが、何かしら得られるものがある予感がします。

普段は小説や新書を読んでいるので、あまりビジネス書の類ばかりだと心が枯れてきてしまうのですが、バランスよく読書生活を楽しみたいものです。

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (3)

こんにちは、10の12乗です。

巷では内定取り消しのニュースや派遣の人たちの解雇が話題になっております。
私もいつ、内定取り消しの連絡が入るやもしれないとちょっと怖いなと
思いながら生活しています。

しかし暗い話題ばかりでもありません。
今年はXmasに槇原敬之さんのLiveに行きます。初めてですが、
知ってる曲も多く楽しめそうです。
ただ横浜なので、人混みの中に埋もれそうですが・・・。

私は上記3分野の本を読んだ事がないので、立ち読みして、自分がやれそうだなぁと
思ったものを各分野から1冊ずつ掻い摘んで感想を述べたいと思います。
前のお二方や、皆さんの様に本をもっと読むように心掛けます。


まず1つめ。
問題発見プロフェッショナル 「構想力と分析力」

この本は前半に手法が載っていて、後半部分で各題に1演習が載っています。
ちょうどこないだ使った、「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」
に構成が似ててやりやすそうに感じました。


2つめ。
上手なコーチングが面白いほど身につく本

この本はサイズモコンパクトで、値段もお手頃です。
中身は図や絵がふんだんに使われていて、とっつきやすいと感じました。
読めば当たり前と思う事もありますが、すぐ見れるとこに置いておくと
良いんじゃないかなと感じました。


3つめ
御社の売上を増大させるUSPマーケティング

この本は最近発売された本で、ビジネス本で、書き込み方式で話を進めていく本を
初めて見ました。
カッコがあり、そこに自分で埋めていく方式ですね。
これなら知識として定着しやすいんじゃないかなぁと思って挙げてみました。


中身をちゃんと読んでないので、こんなものしか紹介できませんが、
お時間がありましたら覘いてみるといいかなぁと思います。


圧倒的に文章を読んでないので、皆さんの読んでる本を買って読んで、
勉強させていただきます。

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (2)

こんにちは。がーすーです。

最近すっかり寒くなってきましたね。
冬はやっぱりスキーでしょと思い、暇があれば神田に寄ってスキー用品を眺める毎日です。
気づいたのですが、社会人になると買い物時に名刺交換することもあるんですよね~
おとといもスキー屋さんで店員と雑談していたら名刺下さいと言われたのですが、
手持ちになくて名刺交換できなかったです。
その方はTシャツのデザインをする会社を作っておられ、意匠登録、商標登録も
目指しているとのことでした。ビジネスチャンスはそこら中に転がってるなという印象です。
スキー関係の特許は日本では非常に少ないので、ニッチな市場ですけどね。


では、今回のお題、お勧めの本です。

私からは、ロジカルシンキング関連の本として3冊お勧めがあるのですが、その中から一番最近に読んだ1冊、
『細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』をご紹介します。

この本は、深く考える力を誰でも身に付けることができるように丁寧に説明がされてあります。
内容の前に、まず私の感想を書いておきます。
【感想】
 数学嫌いの方でも読めるというどころか、漫画以外読めないという方でも楽しく読める感じです。
 というのも、数式が出てくることはほとんどなく、あってもオマケ扱いです。
 そして、自分がなぜ中学高校で数学ができなかったのか、誰もが自分のつまずきがわかるように書いてあります。
 そのため、自分の数学コンプレックスの解消に非常に役立ちます(笑)
 自分は悪くなかった、教え方がつまらなかった、試験対策用の勉強をしてなかったから入試で点がとれなかったんだ、と(笑)
 論理の面では演繹法がメインですね。
 私は現在も資格のL〇Cにて論文模試の採点をお手伝いさせてもらっていますが、論理構築が不十分な答案を見る度にこの本を読みましょうとコメントに書きたくなるぐらい、この本の教える論理のサイズは秀逸と思います。
 論理のサイズという表現の意味は、まあこの本を読めばなんとなくわかるかと思います。

【内容】
 さて、肝心の内容ですが、非常に多岐にわたるテーマが書かれています。
 もちろん、メインは「数学的思考力」をどうやって身につけるかです。
 著者の意見は、『数学を社会で使うか⇒使う』、但し、『社会にでて役立つ数学は計算ではなく、「数学的思考力」である』という点にあります。
 詳しくは、経済、国語、法学、社会問題など、社会で直面するあらゆることを考えるのに「数学的思考力」は必要不可欠な道具であるというのが筆者の主張です。
 この「数学的思考力」を用いて社会問題等を考えるとはどういうことかを説明する簡単な例題が各所に散りばめられており、ロジカルな思考とは何か、を本当にわかりやすく書いてあります。

 ここまでならまだ普通の良書の域ですが、この本では取り上げる例題のテーマが面白い。
 例えば、ゆとり教育、地方分権、デフレと景気、ハゲタカファンド、世論調査とニュースとの関係、朝日新聞の読み方、学力低下、相手に伝わる話し方、聞き上手、牛丼屋、宝くじ、日本の教育の欠点・・・など身近な問題をガチで論理的思考する過程を見せてくれます。
 その他の本ではいずれも正面から論じることを忌避すべきタブーばかり並んでいるのがわかるでしょう(笑)
 そのはずなのに、本書ではざくざく切り込んでいきます。

 そしてこのような身近な問題を題材に説明は進んでいき、最後まで読み終わるころには「数学的思考」とは何か、自然と気づく構成になっています。
 また、論理とは何か、についても簡単な言葉で説明してあり、イラストも漫画も多いので読んでいて詰まるところはありません。

 ちなみに最終的に行きつくところは、メディアリテラシー、自己分析、情報収集法、情報選別法です。
 せっかくなので作者の言葉をちょこっと引用すると、『この本は、その「自分の考えを人に伝える力」と「考える力」という能力を身につけるための本で、その日本の学校教育の弱点を克服できる具体的な解決方法がこの本にあります』とのことです。
 ガチですね、この筆者(笑)私はこういうの大好きです。

【評判】
 ちなみに、世間一般での評価ですが、Amazonのレビューを見れば一目瞭然かと。あそこでこんな評価の本をみたことがないです。実際にみなさまの目でご確認ください。


ながなが1冊を紹介しましたが、残りの2冊も一応紹介しておきます。
「考える技術・書く技術」と「MBAクリティカルシンキング」です。
この2冊は今回紹介した本で抜けている「帰納法」の例題が多いのが特徴ですね。
いちお、論理には「演繹法」と「帰納法」の2つがあるのですが、
まずは簡単な「演繹法」からということで、上記の1冊を紹介してみました。
ちなみに演繹法は風が吹けば桶屋が儲かる話し、帰納法は最大公約数という感じですね。

ということで、今日はここまでで終わりです。
活字中毒者としては他の人の本の紹介が楽しみだなぁ。