ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (4) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

ロジカルシンキング、マネジメント、マーケティングの中からお勧めの本の紹介 (4)

こんばんは。赤坂のトルコ料理店でベリーダンスを踊っていたために帰宅が遅くなりましたところのミランダ編集長です。私は自称本好きですが、このジャンルの本はまだ開拓不足です。今年、私にとってインパクトのあった本は「チーム・バチスタの栄光」と「スティーブ・ジョブズ神の交渉力」ですね。普段は接点がない偉い方と偶然一緒になる機会はエレベーターぐらいなので、アピールするなら、自分の意見を30秒以内に簡潔に言えなければならないそうですが、気難しいジョブズと一緒に乗り合わせたなら、目的階に到着するまでに解雇されてしまうのではないか、と身の引きしまるほど刺激的な本でした。彼のような天才と評されるビジネスマンでさえ、常に頭脳をフル活動させているのですから、負けたくないなら、凡人編集長いわんや。

本題に入ります。まだあまり読めていないのですが、早稲田大学のエクステンションセンターで授業を取っていた関係から、講師の野沢誠治先生が執筆された「MBAエッセンシャルズ マーケティング」(東洋経済新報社)を挙げたいと思います。野沢先生の授業はケース・スタディがとても多く、議論も活発に行われておりました。この本でもマーケティングの基礎概念や分析ツールのほかに、事例が多く掲載されています。当研究会ではどのくらいのレベルまで到達することを目標にしているのか分かりませんが、結構しっかりと学ぶのであれば推薦いたします。(個人的には日経文庫あたりで基礎的な事柄を学ぶレベルでよいと考えていました。)
最近、「仕事術」や「問題解決」系の本を読むことが多いのですが、少しはまって読んでみようかと考えているのが、研究会で選んだ決算書のテキストの著者でもある勝間和代さんの本。昨日は丸善オアゾ店での講演会にも出かけてきました。言いよどみなど全くなく、頭の回転は早すぎるほどなのに、聴衆に畏怖を感じさせずにまるで歌うように気さくでユーモアを交えて語る姿に真の賢明さを見ました。というわけで、ロジカルシンキング派生形として「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」を挙げたいと思います。まだパラパラとしか読んでおりませんが、何かしら得られるものがある予感がします。

普段は小説や新書を読んでいるので、あまりビジネス書の類ばかりだと心が枯れてきてしまうのですが、バランスよく読書生活を楽しみたいものです。