new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -72ページ目

ネットラジオ

 とある視覚障害者のMLで
ネットラジオ
と言うソフトが紹介されていた。
 このソフトを使うと日本のみならず世界各国のインターネットラジオが聞けるのである。
 
 ためしに聞いてみたが、日本の新聞のニュース記事やプロ野球中継などが簡単な操作で聞くことができた。
 それに何と言ってもアフリカやヨーロッパ、アジアなど全世界の放送をリアルタイムで聞けるのにはちょっとした感動を覚えた。
 こうやってわしが日本でパソコンの前に座っている間にも、世界ではそれぞれの地域でリアルタイムに生活をしている人がいるんですねぇ。
 
 そう言えば、わしが中学生の頃、短波放送も聞けるラジオを買ってもらって日本各地や世界の放送を受信してハガキを出して、その放送局の紹介入りのハガキを送ってもらってそれを集めていたっけ。
 パソコンのインターネットで全世界とつながっている今ではそんなこともする人はいないんでしょうねぇ。

カエルの鳴き声

 先日、実家へ帰省した時、夜中に寝ていると外で「ゲロゲロ」とカエルの鳴き声が聞こえていた。
 そういえば今済んでいる自宅ではカエルの鳴き声なんぞはぜんぜんしない。
 
 実家の裏庭側はよそ様の田んぼが広がっていて、まだ田植えはしていなく水ははっていないものの、水路にはカエルが多くいるらしいのである。
 そのカエルを狙っているのか、オスのキジが朝夕に舞い降りてきているとのこと。
 「キィー」と時々聞こえてきていた声はそのキジの鳴き声だったのである。
 
 庭の畑にはトマトやなすび、そしてグリンピース(川津気分どう)が実っていて、まさに田舎そのものである。
 今は亡くなった犬の散歩コースにある小川の水は山水で冷たくスリッパはいて入るとこりゃまた気持ちよかった。
 朝ごはんもいつもはめったに食わないのに、味噌汁と漬物とで家族皆がおいしく食った。
 これが昔の日本の家族の風景かなと思ったのでした。

中国って国は一体?

 テレビで中国のことが話題になっている日が多くなっている。
 今日も中国が日本のお米のコシヒカリや青森のりんごを買い占めている事を話題にしていた。
 石油が高騰していることを機に小麦や大豆が値上がりし、それにつれていろいろなものが値上がりしている中、日本の将来的な食糧難が懸念されているとのこと。
 そんな中での中国の日本の高級食材の買占め・・・。
 中国国民が日本の安全な食料品を求めている様子は何かおかしいような気がする。
 
 日本はもっと農業に再度目を向けて自給率を上げる方向に転換していかないといけんと思う。
 わしも実家の田舎で年を食ったら自給自足の生活をするのもいいかなと思う次第である。
 両親も家の畑にトマトやネギ、お豆さんやなすびなどをうえていて、本家からはお米を送ってもらっているとのこと。
 戦争時代の食糧難のような時代が再び来るのかもしれんと思うのでした。

肉離れ

 今日の明け方トイレに行こうと足にチカラを入れた時に儀栗・・・。
 右足のふくらはぎに痛みを感じこわばった筋肉・・・。
 しばらくは激しい痛みのために動く事ができなかったが、そのうちどうにか痛みがおさまった。

 けんど、どうも筋を違えたのか肉離れをおこしたのかしらんが鈍痛が続いた。
 随分前田がしばらく風邪をひいて寝込んだ後に、腰の左側が2週間くらいひきつった感じで傷んだ時と似ているようである。
 年をくうとあちらこちらで体に不調をおこすようである。
 まだまだ若いと思っていたがどうもそうはいかないようである。
 
 その腰の痛みの時に買った湿布約を妻に張ってもらいどうにかしのんではいるが気をつけなくてはいけないなと思うのでした。

メタボ謙信

 先日の実家への帰省の帰り道。
 新幹線の中で座れなかったわしが立っていたそのお腹周りを見て妻が、
「また一段と大きくなったねぇ。」
とポツリ。
 そう、一時はへっこんでいたお腹が、ここんとこまた出っ張ってきたのである。
 一体、この出っ張ったお腹の中はどうなっているのでしょうかねぇ。
 
 今年から会社の健康診断にもメタボ検診が加わるとのこと。
 わし自身だけでなく配偶者である妻もそのメタボ検診を受ける事が必須となるとのことである。
 40歳を過ぎているわしは人間ドッグ安堵メタボ検診
 もちろん、健康保険組合からはその検診へ、わしが3万円、妻が1万5千円の補助が出るのではあるが・・・。
 昨年来、糖尿病気味、高脂血漿気味のわしにとってはメタボリック症候群真っ盛りなのである。
 
 秋の人間ドッグに向けて、節酒とウォーキングによる運動を始めんといけんと思うのでした。

ホルモン焼き

 人事部長の提案で部署内の社員でホルモン焼きを食いに行った。
 関西でホルモン焼きと言ったら、大衆風のコッテコテの飲み屋を想像していたのだが最近できたばかりということで、若者をターゲットとしたこぎれいな居酒屋風の所だった。
 
 最初は焼肉を食い、ユッケやセンマイの刺身なども食った。
 皆は生ビールを飲んでいたが、わしは冷酒を頼んだ。
 焼肉の後はホルモン鍋である。
 これがピリッと味の味噌仕立ての鍋であった。
 ホルモン自体がこんなに味があっておいしいものだとは思わなかったが、いかんせんあれやこれやいっぱい食ったのでお腹がパンパンになってしまった。
 6人で36000円也。
 よく食ったもんである。
 妻や子供たちにも食べさせてあげたかったなぁ。

サファリパーク

 久々の投稿です。
 5月3日~5日でわしの実家に帰省してきました。
 大阪の大学に行っているお兄ちゃんも帰って来て、久々に家族4人で帰省しました。
 
 行きの新幹線は、指定席は取らずに自由席で行きましたが思ったより多くなく、姫路から新山口まで座る事ができました。
 新山口から萩まではレンタカーを借りて行きました。
 帰省当日の夜はいつもの刺身の盛り合わせとおばあちゃん得意のバラ寿司と煮物。
 いつ食べてもおいしい。
 おじいちゃんは元から酒飲みなので地酒の「福娘」を用意してまして冷酒で飲みました。
 これがまたうまい。

 夜は6条一間に布団を敷いて4人川の字で寝ました。
 子供が小さかった頃を思い出し、心穏やかに寝る事ができました。
 
 翌日は特に行く所もなかったのですが、近くのサファリパークに車で出かけました。
 ところがゴールデンウィーク真っ只中の4日でもあり、入り口にたどりつくまで2時間を費やす始末。
 それでもサファリパーク内に入ると近くまで動物達が近づいてきてスリル満点で十分楽しめました。
 
 2日目の夜は焼肉専門店に行き、めったに食えないホンマもんの焼肉を食いまして・・・。
 まあ、これが肉なのかと思えるくらい、口の中でとろけるうまさ・・・。
 冷酒もうまく満足でした。
 
 この3日間、最近子供たちも大きくなりなかなか家族4人が触れ合うことも少なくなっていたのが、やっぱしわしら4人はなんじゃかや言っても家族なんだなと実感した次第。
 何か吹っ切れたような3日間でした。

修学旅行

 中学生の娘が修学旅行から帰ってきた。
 4月13日(日)の朝早くから新幹線に乗り、2泊3日の九州旅行であった。
 お兄ちゃんはすでに大阪に下宿しており、二晩は妻と二人となった。
 このようなことは当分なかったような気がする。
 子供達が独り立ちして家を出て行くとこんな感じになるのだろうか?
 日曜日、当日は何てことはなかったのだが、翌日会社から帰っても当然妻と二人きりである。
 なぜかしら恥ずかしいような変な気分であった。

 日曜日は近くの商店街に買い物に出かけてお昼はラーメンを食べた。
 ラーメンと炒飯とギョーザのセットで1000円也。
 最近のラーメンは高い。
 緬はストレート緬とちじれ緬を選べるのでちじれ緬を選択。
 脊脂も多めに入れてもらい、結構、コッテリとしていてうまかった。
「夜は子供達もおらんし残り物でええね。」
と妻が言う。
 せっかくの日曜日なのでお刺身の盛り合わせは買って帰ったがあとは味噌汁と漬物ですました。

 昨晩、娘が帰宅。
 おまんじゅうと一口お持ちがお土産。
 後から聞くと、妻はふくろうのキーホルダーをもらったそうである。
 娘は先週の土曜日曜と学校に出かけたこともあり、水曜日から日曜日まで学校は休みだとのこと。
 朝からパソコンの前に座っている。
 わしも今日都明日は会社は連休である。
 ゆっくり過ごしませう。

お城見学

 今日は会社は休みであった。
 午前中、妻の手引きで眼科に行く。
 3ヶ月ぶりに診察をしてもらう。
 測定するほどの視力は残っていないので、眼圧のみを測定して診察室へ。
 眼底を見てもらい、網膜の色素が随分変色している歩かは、白内障の心配もなく、視神経はしっかりと生きているそうである。
 網膜自体を再生できれば再び視力が蘇るのではとかすかな期待を持つ。
 いつも処方してもらう「あだプチノール」というドイツ製の薬が全世界的に原料不足で入手できないとのこと。
 メバチコールのみの薬をもらい、駅前の文房具屋でプリンタの用紙を買う。

 あまりにも転機がいいのでちょっとした駅弁とお茶と湾カップを買ってお城へ花見に再度行く。
 平日だというのに多くの観光客とご老人軍団が花見に来ている。
 12時を回っていたので高校生らしき学生も多く花見をしている。
 妻に周りの花の様子を聞きながら弁当を食べる。

 飯を食ってから久しぶりにお城の中まで入り見学する。
 わしは障害者手帳を持っているので、妻ともども無料とのこと。
 相変わらず昔の状態のままのお城に感激する。
 外人さんも多くいろいろな言葉が飛び交っている。
 わしは視覚障害のため、木の香りと踏みしめる床の感覚、柱を触る感覚を楽しむ。
 400年前にはこのお城の中をちょんまげ結った侍やお殿様が行き交っていたのかと思うと何か不思議な気分である。
 目の見えないわしを手引きをして回りの上京を聞かせてくれる妻に感謝である。
 帰りがけに吹きすさぶ風に桜の花びらが散っているとのことを聞く。
 顔に妻の右ひじを持つわしの手に花びらが当たるのを感じる。
 春爛漫ですねぇ。

相談電話

 わしは人事に所属している。
 4月1日が新入社員の入社式であり、我が社にも新たに81名が入社してきた。
 よって視覚障害であるわし以外の社員は皆借り出されて会社にいない。
 だーからわしが電話番をしている。
 
 人事であるからして従業員対象の相談電話のフリーダイアルが設置してある。
 寒い時期はそれほどでもなかったのだが、4月に入り気温が上がるにつれて、一日に何度もかかってくるようになった。
 その対応を上司に電話で連絡取りながら退所しなければいけない。
 一日の半分はその対応に費やしてしまう。
 皆さんいろいろと不満に思ったり不安に思ったりすることがあるもんですね。
 こっちが相談電話をかけたくなる気分になるのでした。