がんのセカンドオピニオンというのは、
たるさん の解釈では
今後の治療方針について
主治医(およびかかっている医療機関)とは別の医療機関・医師に
「もしもあなた方が主治医だったら
私をどう治療しますか?」と
ガチで質問できる制度 です。
同じがんでも使いどころは様々。
たるさん の子宮体がん(初発治療)では
ポイントは大きく2つ。
再発の確率を最大限下げるために
追加手術の要否と、抗がん剤治療の要否。
・第一に、
子宮全摘出の際に「子宮と卵巣と卵管」(それとポロリこぼれて子宮仙骨靭帯(?)にくっついていた2粒の内膜の塊)だけを摘出していたが、それ以外の大網・リンパ節を追加手術でとる必要があるか。
・第二に
術後補助化学療法(抗がん剤治療)は必要か。必要ならばどの抗がん剤でどのくらい実施するか。
これらを確認することでした。
手術にあたっても、個人的には50歳で妊孕性は考慮不要でした。
主治医の見立てでは
・追加手術は不要
・抗がん剤治療は必要
でして、当時、猛勉強したたるさん もその考えでした。
病理と人間(たるさん の専門としては生物)の体のつくりとして
術前の画像診断ではステージ1a
術後の病理検査で子宮の筋層1/2以下の浸潤・脈管侵襲なし(血管・リンパから広がる可能性は極めて低い)・手術中の検査で腹水中のがん細胞なし(腹腔内にがん細胞が漂っていない)・手術中の目視でも米粒大2つ以外の異物というか腫瘤は無し。
・・・以上から追加手術は不要。
しかし
2粒が卵管からポロリとこぼれて残っていた
それも主治医の病院とセカンドオピニオンの病院の両方で
「免疫染色」という方法も含めて組織を調べた結果
「ポロリも癌」と判明したので
たるさん のお腹の中(腹腔)には
がん細胞を含んだ子宮内膜の小さな欠片が飛び出して
見えないがんの子たちが
どこかにくっついている可能性はおおいにあるため、
くっついて細かい血管から栄養を取って
これから大きくなろうとしている奴ら一つ残らず
半年かけて抗がん剤6回点滴して
打ちのめす作戦に「乗った」わけです。
その後押しをしてくれたのが
症例数が当時日本一(たるさん 調べ)の
がん研有明病院の婦人科でした。
とても濃厚な経験だったので
とても書ききれないけれど、一つ書き加えておくと
<同じ頃に同じような相談をして、同じように
「もう一度組織標本(プレパラート)を提出」が必要な患者さんがいて
その方は医療機関がなかなか次の標本を出せなくて
時間がかかっているから、早めに主治医に相談して>
とセカンドオピニオンで面談した医師がアドバイスしてくださったのですが
そのアドバイスも役に立ったのですが何より
同じように闘っている
同士の女性患者がこの世にいる
同じようにこの病院の医師たち を
頼ってきている
こんなに多忙な中で
彼女も私も対応してもらっている
そのことで
私と私の家族と主治医だけでない
直接の治療だけでない
人と人の助け合いというか繋がりというか
孤独ではないこと
潜在的な味方はたくさんいること
それを を実感 できたことが
その後のきついきつい抗がん剤治療を受ける
はずみにつながりました。
自分で選んだ、それを裏付けてもらえた納得に加えて
「一人じゃない」 ことの実感。
周りに子宮体がんのがん患者はいないし、
そもそも一人一人状況は違うし
今の私では当時の私の孤独を
「当時同じように闘っていた会った事もない、
でも同じ場所でこうして少し前に
この医師と面談した彼女」ほど癒せない。
それを考えると、私が時々書いていることですが
あなたらしく闘っているその姿や足跡は
知らない場所で会ったこと事もない誰かを
救っている可能性もあるのです。
セカンドオピニオンにかかると
「これでよし!」って太鼓判だけでなく、
サイコロの6を6回引いちゃった変人
(おそらく「なんて自分は不幸だ」と思ったりしている) もう一人、
あるいはもう一人どころではない、
何人もの存在がいることを教えてもらえる
というメリットもあるかもよって話 。
これは個人の感想です。
たるさん のセカンドオピニオンの詳細と 子宮体がん再発についての参考情報
たるさん が罹患した子宮体がんは2023年末時点では
・子宮頸がんほど放射線治療 が効かず
・卵巣がんほど抗がん剤治療 が効かず
・妊孕性を希望しないなら(希望できるステージでないならば)手術が 第一選択。
(それを知った情報源はこれでした)
そもそも大出血を繰り返しており
平均的な閉経年齢50歳に達していたので
まずは手術をすぐに受けました。
(納得できたたるさん はここではセカンドオピニオン要らず)
手術が必要と説明する際、主治医は同時に
「あなたのステージならば腹腔鏡手術や
ダビンチなどによるロボット手術も選択できる」と明言。
(納得できたたるさん はここではセカンドオピニオン要らず)
術前の見立てで子宮体がんステージ1aだった
宇宙人たるさん は主治医に
腹腔鏡手術やダビンチのロボット支援手術も選択できるよと言われましたが
日頃赤ちゃんも取り上げている主治医の手で
開腹手術をお願いしていました。(2023年末)
開腹手術で子宮と卵巣・卵管全摘出(のみ)で大満足でしたが
ステージ3a確定で「(のみ)」で終わらん感じになって
主治医からセカンドオピニオンをすすめられ ました。
検査・治療歴など
プロフィールにも掲載
2022年頃 月経周期短くなり更年期かしらと思う
2023年元旦 定期だけどいつもより「どっ」と出る月経
2023年4月 過長・過多月経でレディースクリニック受診
2023年4月 紹介された総合病院を受診
2023年8月 夏の旅をたのしむ
2023年9月◎歯の治療を完了する ⇦とても重要
2023年10月 秋の旅をたのしむ
2023年11月 検査入院手術。子宮内膜ポリープから癌
2023年11月 CT・MRI・PET検査
2023年12月 開腹手術。子宮・卵巣全摘出
2024年1月 セカンドオピニオン
2024年1月 弾丸沖縄旅
2024年2月〜7月抗がん剤(術後補助化学療法)6回終了
選択した結果はこの通り。
その後に知った、
もしもの再発に備えて参考になりそうな
先輩方の実例 2つ。
参考:子宮体がん先輩の相談例で知った腹膜播種の再発のこと
参考:子宮体がん再発を乗り越えた方のブログ