昨年(2023)12月に

子宮と卵巣を全摘出する手術を受けました。

 

診断は子宮内膜癌(ないまくがん)です。

子宮体がん(たいがん)とも呼ばれます。

 

わりとこまめに記録をつけてきたので

振り返ってみたところ、

2年前あたりから生理の時の出血量が

少しずつ、少しずつ増えていました。

 

本当に少しずつだったので

気に留めていなかったのです。

 

でも実際には、全摘出の前月に受けた、

子宮鏡(内視鏡みたいな)下で受ける

お腹を切らないポリープ摘出手術の直前に

「だれでもトイレ」の便器の周りが

まるで殺人現場のように染まる

大出血を起こすほどになっていました。

 

思い返せばかなりヤバいですが、

日常のその他のことに気を取られ、

痛みもなく

ゆっくり変化していく自分の体には

意外に気づかない。

びっくりです驚き

 

 

子宮内膜癌は予防できる

 

子宮内膜癌は

ある日突然なるものではなく、

子宮の内膜が厚くなり

異型内膜という

ちょっとワルい細胞ができてから

「がん細胞」に変化して増え始めます。

 

子宮内膜癌や、

その前段階の病変は

うんと早い段階で見つければ

子宮や卵巣の全摘出をせずに

治療後に

妊娠や出産もハイハイできる病気です。

 

・変なタイミングで出血する

・タイミングは同じだけど

 たくさん出血する

 

生理がなんだかいつもとちがう、

と思ったら、

別の病気がかくれていることもあります。

 

そんな時はまよわずに

産婦人科や婦人科へ

ぜひ「すぐに」行ってください!

 

まよっている友達や家族がいたら

「絶対行きなよ!」と

言ってあげてください。

 

なんでもないと分かれば安心。

なんでもないうちに行っておけば

やがて何かあった時に

とっても頼もしいですおねがい

 

こちらもご覧ください。

 

初回からの治療の全体像を把握できます。

 

仕組みも含めて知るために。