タップダンスとジャズピアノ!  -22ページ目

タップダンスとジャズピアノ! 

ジャズピアノをやっています。
(実は、タップダンスは少しお休みをしています。)

最近は、何とかジャズのセッションに参加しています。周りの方と比べると毎回落ち込むばかりですが、音を出すことの楽しさを少しずつ感じながら頑張っています。

昨日、キンシチョウのセッションに参加してきた。

 

この日も土曜日の昼間というのにお客さんは大盛況で最終的に20人ほどの来場者となった。

みんな上手い。嫌になるほど上手い。

 

僕としては、ここ半年ほどは順調にきていたセッションだが、この日の演奏は最近では最低の出来となった。普通、フライミートゥーザムーンはボサノバで演奏していたが、今回フロントのサックスの人が、僕に気を使って簡単なコードであるこの曲を選んでくれたが、成り行きで4ビートで演奏することになった。

 

ところが、この4ビートの感じがなかなかつかめない。簡単なコードなのでミスタッチがあった訳ではないが、何となく全体がまったりし過ぎていて演奏の途中で自分の演奏の不甲斐なさで恥ずかしくて顔が熱くなった。リズムを変えただけなのにこんなに演奏しづらいなんて初めて経験した。

 

 

 

 

「描写してみよう。」

 

この日の自分の演奏は、書くと自分で落ち込んでいくだけなのでこの日参加していて人を自分勝手に描写してみようと思う。

 

まずは、ここのお店のオーナー。おそらく僕と同じくらいの年齢だと思う。ジャズが好きでこのお店を始めたという雰囲気ありありで自らドラムを叩く。自分が使う楽器だけあってかなりの金額を掛けているようだ。確かに音はいい。僕がこの店に3回くらい行った時、最初に受付表に名前を紙に書くのだが、書かずに通してくれるようになった。多分、名前を覚えてくれたようだ。さすがと思った。昨日も名前を聞かれずに通してくれたので気持ちよく席に着くことが出来た。そこで聞かれた。「あの~、お名前は?」

 

多分、名前は奥さんが覚えてくれているようだ。

 

 

この日、お客として来ていたテナーサンクスのプロの方。

セッション開始から2時間くらい遅れてやってきた。20代かな。見た目はとっちゃんぼうや風だが、アドリブになるとやっぱりすごい。演奏に物語があるし、強弱の付け方、間の取り方など自由に演奏している。少しだけ話した感じも謙虚だった。実は、最初に僕と演奏することになり、僕が初心者ということで「イパネマは、どうですか?」と振ると、「前の曲もボサノバだったので、4ビートにしませんか?イパネマは今度にしましょう。」とやんわり断られた。そして酒バラを演奏。いや~、プロと演奏して邪魔しないだけでもよかったかな。

でも、僕は知っている。今度が、ないことを。

 

 

そのプロと一緒に来ていた20代のピアニスト。おそらくこの人もプロ。

少し小柄で猫背。あまり冴えない服装だが、顔立ちはそこそこ悪くない。ただ演奏中は無表情で何を楽しくて演奏しているか分からない。アドリブに入ると小節の途中で鼻を触っていた。それでプロと分かった。(今度、僕もやったろかいな)この人、本当にピアノを弾くことがつまらないのかなと思っていたが、最後の演奏の時に近くで聴いてみた。自分のアドリブになると口元がピースの又吉みたいに微妙に笑っている。もしかしたらいい奴なのかもしれない。

 

 

アルトサックス奏者。40代後半から50代前半の男性。

少し大柄で恰幅よく、このお店の常連のようで皆と和気あいあいと、しかも大阪弁丸出しで話している。キャップを後ろ向きにかぶり、Tシャツを着ている姿は、大人になってもいたずらっ子という感じ。アドリブの途中に背伸びしながら高音の音を出す癖が、何となく憎めない。そして、誰も口にはしないと思うが、お笑いのTKOの木下に激似。大阪のおばちゃんがいたら「自分、木下にめっちゃ似てんで~。」と指摘されるに違いない。

 

 

もたいまさこのような女性ピアニストも来ていた。40歳くらい。上手い。謙虚。

演奏の途中に小刻みに首を揺らす。自分でインパクトを付けたい時にゆらゆらではなくて、ビビット痙攣するように揺れているようだ。そのピアニストがもたいまさこ。上手い。

 

 

どう見ても10代の男性ドラマーもいた。

なかなかいいセンスをしている。体の力の抜き加減が素晴らしい。自分で演奏するリズムに合わせて首がゆらりゆらりと揺れている。その揺れぐあいが心地いい。スプーン曲げのマジックをする時、最後にスプーンの先がぐらぐらになりポロっと落ちてしまうが、その落ちる前のぐらぐらを想像してしまう。上手いのでこのまま成長してほしいものだが、首だけは大切にしてほしい。ポロっとは駄目だからね。

 

 

ゴルゴ13風のアルトサックス奏者も来ていた。

めちゃ上手い。ダークスーツにノーネクタイ。50代、頭は坊主の男性。この日、一番のミスターダンディーだ。アドリブに入ると顔が険しくなり、眉間に激しくしわがより、遠目に見ていると、「今、シロ目ですか?」と質問したくなる。アルトサックスをライフル銃に持ち替えても絵になる男だ。

 

 

以上、勝手に描写してみました。

 

 

今月初めて、今年になって3回目のジャズセッションに参加してきた。場所は、小岩。

 

☆今日のテーマは、「イパネマの娘」を弾くこと。

☆アドリブ中に二拍三連のリズムを問いいれること。

 

開始時間に15分遅れでお店に入るともう既に10人ほどのお客さんが座っている。いかも男ばかり。受付の際、自分のパートに名前を書くのだが、僕は決まってピアノの場所だけに名前を書くことにしている。その用紙を差し出すと、マスターが僕の名前をヴォーカルの場所にも書いてくれた。次からは、ヴォーカルの場所にも書くことにしよう。

 

店内では、既に演奏をしているが、どうやらピアノの人はまだ来てないようだ。

早速僕の名前が呼ばれ席を立つ。いつも緊張する瞬間だ。

Saxのセッションホストの方が、僕に「曲を決めてください。」と言ってくれる。

 

そこで、イパネマの娘。

 

今までテーマ(ジャズでテーマというと主旋律、メロディーのこと)はほとんどフロントの人に演奏してもらっていたが、そればかりに頼っていると成長しないと思い、今日はテーマもピアノで演奏しようと思った。

 

だが、しかし、肝心のテーマが怪しい。(まず~い)

 

ところどころ弾けないところがありセッションホストのsaxのYさんに助けてもらう。結構練習したはずなのに上手くいかない。実は、僕は音符に弱い。(汗)アルファベットで書いているコードにはある程度反応できるようになっているものの音符で書かれている譜面をその通りに弾くのが結構きつい。いやいやこれは練習しかないのだが、少しずつでもテーマを弾けるようになっていないとマズイなと思った。

 

 

このイパネマの演奏で一番印象が強かったのはベース。30歳くらいだろうか、小柄で少しすねたような姿勢に上目使いの眼つきは、見るからに個性派という感じ。通常、僕はベースソロに入ると最初の8小説くらいは軽くバッキングをしていてそれ以降は完全にベースにお任せするというパターンを取っている。バッキングをしていて途中で止めると一段とベースの音が浮かび出るのでそれがいいと思っている。ただ、このベーシストは、ソロに入るとリズムが少し変わっていた。リズムがずれることはないのだが、一拍目を抜くことが多く、自分が感じたまま演奏しているようでカウントをキチット取ってないと周りがリズムを失いそうになる。多分、この人の中にあるリズム感はいいのだと思う。

 

結局、僕自身、リズムを失うのが怖かったのでベースのソロ演奏中、ずっとバッキングをしていた。個性は個性で悪くないのだが、自分でバンドを組むならこんな演奏をするベーシストとは一緒にやりたくない。

(個性派過ぎるよ~。)

 

 

この日のもうひとつのテーマである二拍三連をアドリブの中に取り入れることも何とかできた。自分としてはもっとガンガン入れてみたいと思ったが、何となく控えめな演奏になった。性格が控えめなのに演奏だけ積極的にはならないようだ。

 

 

この二拍三連は、いつもご一緒するギタリストが頻繁に使っていて、自分も真似てみようと思って練習していた。シンコペーションをふんだんに使ったアドリブから一気に二拍三連に移ると確かにインパクトはある。

 

このギタリストは、もちろん素人の方だが、数年前にあるお店にアルバイトとして週に一度演奏していたこともあるというからほとんどプロみたいなものだ。それに性格も温厚でいい方だ。その方から演奏が終わっていいアドバイスをもらった。

 

 

「二拍三連は、さらっと弾いた方がいいですよ。これみよがしに弾くと嫌味な感じがするんです。」

 

 

なるほど~!

ジャズのアドリブは、それぞれのプレーヤーが自分の技を披露しあう場面だと思うが、それが過ぎると一緒に演奏している人にとっても、聴いている人にとってもはあつかましく聴こえてしまうと。

 

 

次回演奏する時には、これを踏まえて再度チャレンジしてみよう。

 

いっそのこと控えめな演奏を一気にインパクトのある演奏に変える為に、これみよがしに二拍三連を弾いてみようか。

 

これみよがしに。

 

「いつも綺麗にご利用いただきありがとうございます。」

 

時々コンビニのトイレに張ってある注意書きを見て僕はいつも得体の知れない恐怖を感じる。

 

自分自身振り返ってみてトイレを汚く使った記憶はほとんどないが、この言葉にはトイレは綺麗に使うのが当たり前ですよね、という誰にもくつがえすことができない脅しとも思えるような強烈なメッセージが含まれている。

 

 

例えば、隣の家に引っ越してきた人が、ゴミの分別の仕方を知らずにゴミを出してしまい、注意しようと思い家のチャイムを鳴らしたとする。すると、中からスキンヘッドの目付きの鋭い老人が出てきて、その老人にゴミ分別の仕方を注意したとする。老人は、態度はでかいながらも大いに恐縮して「それは、えらいすんませんでした。もうちょっと詳しくお話を聞きたいのでどうぞお茶でも飲んでいってください。えらいすんまへんな~。どうぞどうぞ。おーい、おーい、誰かおるか~。お客さんやで~。なんかゴミの分別についてお話があるゆうてるで~。寿司でも頼もうか。特上にしたり~や。クレームかもしれんで~。」と案内されたらどうだろう。この恐怖に似ている。

 

 

「いつも綺麗にご利用いただきありがとうございます。」

 

もしもトイレを汚してしまったらどうなるのか?

想像しただけで僕は縮み上がる。

 

 

「ええええええええええええええええええええええええええええ、まさか、これ!お客様が汚したんですか?ウソでしょ。このトイレ、皆さんが使うんですよ~。お客さんだけが使っているんじゃないんです。それをこんなに汚すなんて。。。いったい、どうしたんですか?ええ?いったい。ええ?いつもこうなんですか?家でもこうなんですか?どうやったらこんなに汚すのですか?何これ。ちっ。」

 

このくらい言われることは覚悟しておいた方がいい。(怖~)

 

この注意書きを張っているコンビニには、トイレを汚すということ自体あり得ないことなのだから。このくらいの言葉で終わるならまだいい方かもしれない。この短い文章からそんなことを想像てしまう。

 

 

「トイレは、綺麗にご利用ただきますようお願い致します。」

これで十分だろう。

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 

でも、よくよく考えてみるとホントはわざわざ書かなくてもいい注意書きかもしれない。

 

だって、トイレは綺麗に使うのが当たり前だから。(うぁ!)

 

錦糸町のジャズセッションに行ってきた。

 

ここは、駅から降りてお店に行くまでに右手にものすごく大きくスカイツリーが見える。他の人でキョロキョロしている人はいないが、久しぶりに来る僕はどうしてもスカイツリーを見上げてしまう。ものすごく大きく見えるスカイツリー。初めてこの道を通る時にあまりにも大きいのでそこにいた警備員さんにスカイツリーまで歩くとどのくらい掛かるか聞いてみた。20分くらい掛かるらしい。距離は結構あるようだ。

 

 

そして、久しぶりに錦糸町のセッション。13時からスタートのところ僕はいつも30分くらい遅れて入る。13時から17時までの時間が長いのと、13時に入ると何だか頑張っている感が照れくさい。

 

扉を開けると既に15人程の人でいっぱいになっている。何度か来ていると顔見知りの人もちらほら見えるようになる。僕は、ピアノの知り合い(知り合いと言っても少し話した程度)の男性と女性の席の隣に座った。またまた緊張感が高まる瞬間だ。

 

 

しばらくすると僕の名前が呼ばれる。一曲弾いてしまえば、緊張は収まるものの名前を呼ばれてピアノの前まで行く時間は嫌なものだ。まだ演奏の曲をフロントの人の言う通りには弾けないのでフロントの人と相談して曲を決める。

 

まずは、「Just  Friends

 

この曲は、最近家で練習してきた曲である程度慣れていると思った。ただ、フロントのトランペットの方がカウントを出そうとテンポを軽く合図してくれたが、このテンポが僕がいつもやっているテンポよりかなり速かった。それでテンポを取ろうとしてもなかなか乗れない。おそらく普段家で練習する時にメトロノームを全く使わず練習しているので、いつも自分の一番やり易いテンポになっていたような気がする。そうすると少し速くなっただけでもすごい違和感になり、上手くリズムに乗れなかったりするものだ。

 

結構面倒くさい練習かもしれないが、テンポを速くしたり遅くしたりしてどんなテンポにも対応できるような練習をした方がいいということだろう。フムフム。言うのは簡単なのだが。。。

 

 

結局、トランペットの方が、テンポはお任せしますよ、と言ってくれていつものテンポで演奏した。(ありゃ!)

 

 

話は逸れるが、メトロノームを使うかどうかの話。僕のピアノの先生は、毎回メトロノームを使っての練習はしない方がいいとのこと。リズムってその時の演奏で微妙に違うので毎回数字でカッチリ決まったテンポでやっていると微妙なリズムに乗れないとのこと。初期の頃それを聞いて、なるのどと思い。僕はほとんどメトロノームを使わずに練習してきた。

 

しかし、最近はテンポを速くしたり遅くしたりする練習は、練習としてはやった方がいいのかもと思っている。テンポを速くしたり遅くしたり練習は、メトロノームを使わなくてもできるので、やっぱり僕は使わないと思う。多分。

 

 

この日は、若手女性ピアニストが初めてセッションホストとして入っていた。

僕が演奏した後とか、優しく微笑んでくれて感じのいい女の子だが、彼女の演奏がすごい。まず、指が驚くほど動くし音量が半端じゃなく大きい。彼女のアドリブになるとガンガン来るので周りの演奏もガンガン大きくなり、ドラムも彼女をあおるようにガンガン来る。

 

後で聴いたらクラシックをずっとやっていてジャズに転向したらしい。おそらくショパンなんかは、ちょちょいのちょいだろう。他のお店でも演奏しているらしいが、完全なプロでもなさそうだ。こんなに上手くてもその程度なのかと改めて驚いてしまう。

 

「音が大きくてすいませ~ん。私が演奏するとドラムの人は、結構喜んでくれるんです。」

 

ドラマーは、いつも抑えて演奏しているからガンガン来る人は、叩き易いのだと思う。

 

おそらく一年前の僕だったら彼女のような演奏を聴いたらビビって自分が演奏するのが嫌になっていると思う。でも最近はビビることはなくなった。そもそもレベルが違うので比べなくてもいいし、比べるも失礼というものだ。僕は僕なりのピアノを弾けばいいと思う。指一本でスコンと抜けるようないい音を出すことが僕の目指すピアノだ。最近は、彼女のようなすごいピアノを聴いても目指そうとも思わないし羨ましとも思わない。

 

 

 

 

 

いや、やっぱり、羨ましいわ。

 

 

 

この日、他に演奏した曲

the Girl from ipanema

the shadow of your smile

 

 

お店を出てピアノ仲間と一緒に駅まで帰った。東京スカイツリーを見るのを忘れて。

 

古い話になるが、2009年12月に矢沢永吉の武道館コンサートに行ってきた。

若いころは特に何とも思っていなかったが、30歳後半に「成りあがり」を読んで一気に引かれていった。そこでようやくこの年に念願の武道館ライブに行った。

僕のようなにわかファンが永ちゃんのライブに参加するのは少し恐縮してしまうが、とにかくよかった。普段、ジャズだなんだのいろいろゴタクを並べてしまうが、音楽のど真ん中を感じることができる。

ピッチングで例えるとジャズがインコース低めのシンカーなら、永ちゃんのロックはど真ん中のストレート。文句なくかっこいい。これだけで三振を取れるのがすごい。


武道館に着くとそこは、すっかり永ちゃんの世界が作られている。
白いスーツを着た永ちゃんファンがゴロゴロ集まっており、初心者にはかなり恐怖を感じる。
バスタオルも5000円くらいで売られている。
武道館に入る時には持ち物検査とアルコール検査まである。会場の中では酒は絶対飲んではならないようだ。その会場スタッフのガタイが、これまた半端なくすごい。



一瞬帰ろうかと思うくらいの迫力だ。

そこで一番迫力があってよかったのがこの曲。
アップロード日は2010年だが、実際観にいったライブがこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=Sz1hcJtlKys


あまりにかっこよすぎる。
言葉が見つからない。


帰りに武道館近くの立ち飲み居酒屋で友達と一杯やった。
その店は、当然、ライブ帰りの人ばかりで永ちゃんの話になる。僕よりかなり年上の方だが永ちゃんのファン暦は年季が入っている。
にわかファン丸出しだが、どうしても知りたくて聞いた。

「アンコール前にやった曲はなんですか?」

「ワンナイトショーですよ。」

即答だった。