『ピンポン』の最終回に感動してしまった…。

僕らはみんな生きている~は微妙だったが。W杯の日本代表には、今のところ何の感動もないね。
何もしたくないときは、漫画を読みます。最近は『ドラえもん』を読み返してみています。ドラえもんは自分の育ての親です。
『ドラえもん』の絵は、「タッチのない」絵で、理屈としては誰にでも描けるもので。僕も相当な精度で描けるので、小中学生の頃は感心されていました。
極限まで単純化された絵なのだが。晩年、たぶんアシスタントに描かせている部分が結構あって、わずかに絵が乱れているというか精度を欠いていて。そうすると、全く別物になってしまうのね。全然伝わってこないというか、世界の広がりを感じられないというか。
そういうところから、藤子先生のすごさを知る。子供の頃はわからなかったが、今、藤子先生ってスゲースゲーと思いながら読んでます。

あまりにも感心したので、写メを(笑)。この犬のおびえた様、表情、質感。感動。
てんとう虫コミックス(笑)16巻の「ドロン葉」というお話なんだけど、内容にも感動させられてしまった。たった十数ページなのに。犬の話は自分には二割増しになってしまうのもあるが。天才。
26巻の「のび太の地底国」の皮肉は洒落にならないレベル。
「さぁ~なまけないで働こう」
「国がゆたかになれば、みんなもゆたかになるんだよ」
「もんくいうと逮捕するぞ!」
笑えない…。「マンガ」ってバカバカしいものの代名詞にされることが多いが、今の日本でこれを笑えるだろうか。
藤子先生が生きていたら、今の社会をどう思っていただろうと考えてしまう。おそらくは政治的な発言など絶対にしなかっただろうが。
ロッペンって、ドラゴンボールの世界だよねもはや。なんだあのカウンター…。
おやすみなさい。