熊と山で出くわした時のこと
最近、知床の殺人熊をはじめとして熊が人間を襲うニュースが続いています。私は山中でもろに熊に出くわしたのは一度だけ。1998年ごろの秋、皇海山から登山口への帰路でした。熊の方が先に気づき、横っ飛びに飛んで、距離5-10メートルぐらいでにらみ合い。緊張で何度もつばを飲み込みましたが、やがて、落ち着いた熊が去っていきました。
ツキノワグマごときでもこちらは殺されかねませんから、本当にビビりましたね。
2000年ごろに会社の仲間と行った知床の羅臼岳登山では、藪の中から熊の唸り声がして生きた心地がしなかった、なんてこともありました。ちなみに、場所としては今回の事故現場の近くだと思います。
麓の山小屋には温泉露天風呂があり、それでも平気で入っていましたが、全裸で熊に襲われたらマンガなので、わりとそそくさと上がった記憶があります。
いずれもまだ登山がブームになる前のことで、山は静かで、それなりの経験値の人が奥深い山に入っていたように思います。
熊ですが、基本的には猛獣かつ害獣なので、人間界に接点を持ってしまったら駆除一択だと思います。また、今回の事件の場所は以前からリスクが指摘されてきたわけで、登山道をなんとかするとか対策が必要なのではないかと思います。もちろん費用は登山者が持つべきです。登山者は地元にほぼ金銭的な貢献をしないので、シーズンの登山は自治体が条例化し、入山料を取って熊に対応すべきでしょう。
入山料ですが、入漁料や千代田区の路上喫煙対応が参考になります。事前徴収と現地でのチェックで対応可能かと思います。
また、野生動物のえ付けはやはり、徹底的に摘発するとともに、重罰化が必須だと思います。
首長連続セミナーで青梅市長の市長への道、そして市長就任後の怒涛の物語を聴く
元藤沢市長の海老根靖典理事長、元逗子市長の平井 竜一事務局長とのご縁で団体の参与として(少し)お手伝いしている「一般社団法人地域から日本を変える」。
首長連続セミナーと題して毎月、首長さんの講演会を実施しています。
今回の首長連続セミナーは青梅市の大勢待としあき市長。今、都内でも一番勢いのある首長さんです。議員時代から「自分が市長ならこうやる」というシミュレーションを繰り返し、各地の政策を学び、それを議員としてどんどん提案して行く。そうすると、市長になったら何をやりたいのが明確になる。
やがて機が熟したら出馬し、当選すればロケットスタートができる。やるべき改善、改革を全部やり、さらにその上の夢を追っていく。
多分、近未来に首長を目指す人々には圧倒的に参考になるロールモデルです。ぜひ、大勢の若手に大勢待さんに学んでいただき、「なりたいだけ」ではない、「なったらやることが明確」な首長候補になっていただきたいところです。
もちろん、それだけではなく、金融工学など、確固たるご本人の専門分野をお持ちなのも彼の強み(基金の運用も手堅い中に合理性がある)であり、青梅市はこれからどんどん勢いがつくなあ、と感銘を受けた次第です。
これからの青梅市政から目が離せませんね。
次回は8月27日、若手のホープである埼玉県鳩山町の小川知也町長です。詳しくはリンクから。





追浜日産跡地はどうなるのか、妄想してみた
今般の国政選挙ネタは殺伐としていて面白くないので妄想大会。
日産追浜工場が撤退ということで、跡地がどうなれば効率的かつ効果的で面白いのか、よそ者目線で妄想してみた。
題して「追浜ルネッサンスでゴー(ン)」
土地勘があまりないのであくまでも試案、遊びである。
さて本論である。
1.追浜工場の既存岸壁の活用
ニュースで報じられた日産の追浜工場と湘南工場閉鎖は、地域経済と雇用に深刻な影響を及ぼす。
日産は売れる自動車の生産能力に見合った経営再建が必要だが、工場跡地の売却は必須になるだろう。
横須賀市の計画では、新港地区での大規模なふ頭が計画されているが、こちらを大胆に見直し、追浜工場の広大な岸壁を活用し、フェリー埠頭を低コストで設置する戦略はどうだろうか。
追浜工場の埠頭は現時点でも大型フェリーの接岸が可能で、乗船待ち車両の待機スペースも確保できる。これにより、フェリーの1日2便への増便や他の地域への便の新設が可能となり、横須賀市の経済活性化に寄与する。
2.国道計画の変更
さらに、現在の埋め立てを前提とした国道357号の延伸計画を日産工場跡地を通過することを前提に都市計画など含めて変更し、推進する。工場閉鎖で延伸の障害がなくなり、コストも下がる。国道16号の混雑緩和も可能だ。将来的に圏央道や新湘南バイパスと接続すれば、新東名や埼玉・群馬方面へのアクセスが向上し、交通利便性が飛躍的に高まる。
(これは国内観光客の三浦半島への誘客にもつながる。)
フェリー埠頭は国道直結となる。これにより、利用者にとって利便性が向上する。併せて物流拠点を設置すれば、効率的な物流網を構築可能だ。
3.クルーズ船の誘致
また、フェリー埠頭は中小クルーズ船の拠点とすることを目指して、出入国施設を整備することで、三浦半島の観光振興とインバウンド誘致を促進する。追浜の立地は東京湾出口に近く、船舶の運航効率が高い。
誘致に成功すれば、将来的に岸壁を拡張し、10万トン級の大型クルーズ船も誘致可能だ。これにより、国内外からの観光客が増加し、横須賀市や三浦半島全体の経済効果が期待できる。
三浦半島は食材の宝庫である一方で交通アクセスの悪さから、首都圏広域の誘客に成功していない。
4.横浜港の補完的な機能の付加
もとより日産の岸壁はスペックから現状でもRORO船の誘致も可能であるし、横浜港の本牧ふ頭や大黒ふ頭の機能をのうちこの種の特殊なものを一部肩代わりすることは現実的である。横須賀の立地の強みは東京湾口にあるということ。あらゆる面で東京湾内の速度制限の影響を軽減し、運航効率化が図れる。
この戦略は、既存の岸壁インフラを活用し低コストでフェリー埠頭を整備、国道延伸で交通網を強化、観光・物流の拠点として地域を再生する。さらに、クルーズ船誘致の成功を見据えた岸壁拡張で、長期的な経済成長を狙うものである。土地売却益を離職者支援に充てるとともに、新規の産業関連でスムーズに働けるよう、職業訓練を行う。これで、経営再建、再雇用推進、地域振興を実現できる。横須賀市は、フェリー増便、物流強化、観光振興により新たな経済圏を築き、雇用の創出と地域活性化を実現するだろう。
5.あらたな観光ルートの提案
クルーズ船乗客の首都圏観光の拠点は横須賀が効率的だ。次の拠点への船の移動も横浜よりしやすい。さらに鎌倉や湘南も近い。鎌倉は観光飽和状態だが、横須賀からのアプローチであれば、早朝や夕方以降の「ずらし観光」も可能である。
また、横須賀からは富士箱根地区も微妙に近いのでいいことずくめである。
私の脳内では三浦半島の潜在能力が爆発している。大根もスイカもキャベツも足りなくなるぞ。
ちなみに、この妄想を整理するのにパープレキシティ、コパイロット、Grok3、Gemini、さらにはdeepseekまで動員している。AIは妄想支援ツールである。
多党化、不安定化の時代へ?参議院選を踏まえての個人の感想
参議院選から一夜明けて、雑感をメモしておきます。あくまでも緻密な分析ではなく、各選挙区の票の出方を見た中での個人の意見です。
まず、選挙区の結果から、自公で小選挙区を取っていく戦略は、野党側の出方次第ですが終わったな、ということです。野党側の協力体制や考え方によってはまだ、次の総選挙では自公はそこそこ取れるかもしれませんが、野党側も今回の選挙区の数字は踏まえてくると思います。
立憲はやはり野党第一党としての得票はしましたが、連合の支援が大きく、ここからの伸びしろはさほどないでしょう。
次に、第三極としての公明党、共産党、維新の存在感の決定的な低下です。全国的には地方組織が脆弱な維新ですが、大阪では相変わらずしっかり票を取ってきましたが、その背景には盤石の地方議員の組織がありました。
また、公明党と共産党はかつてはライバルでしたが、共産党は地方組織が崩壊しつつあるところであり、それが今回の得票にも大きく響きました。公明党も前回の統一地方選で異変が観察されていましたが、まさにその流れの中で今回の選挙結果がありました。
新興政党ですが、国民民主は山尾の乱のダメージでかなり得票が減ったと言われています。その通りだと思います。これからの地方選での地道な擁立で立て直しを図ってくるものと思います。
参政党は地方選挙でコツコツと全国津々浦々の地域に進出して、また、駅頭や辻立ちなどの地道な戦術を重ねてきて上でのブームでしたので、セオリー通りの勝利だったものと思います。地方選挙では今後、台風の目となるでしょう。かつての公明党の強さを彷彿とさせますし、元吹田市議の神谷氏は地方での公明党の戦略を研究し尽くしているのではないかと思います。
れいわも地方選に積極的に打って出てきましたが、候補を擁立できなかった選挙が多くて、そこが参政党との決定的な差となりました。
チームみらい、再生の道、保守党はどこも空中戦型でしたが、再生の道は石丸さんが出なかったことが決定的な戦略ミスだったのではないかと思われます。ただ、チームみらいは当選者を出せましたので、今後の展開次第で3年後もあるのではないかと思います。保守党はツートップの癖が強すぎるのですが、北村さん次第といったところでしょうか。結局テレビ有名人は強いですね。
社民党は結果的にラサール石井さんを出して、話題を呼んだことなどが功を奏し、生き延びましたね。
次の総選挙がいつになるかはわかりませんが、先に統一地方選が来る可能性がそこそこあります。統一地方選に向けて、国民民主党、参政党は徹底的な候補擁立を行うことと思います。
ちなみに、自民党ですが、これまで隠れ自民だった保守系無所属の自民系候補を自民党候補として大量に擁立する、という戦略がありうると思います。ただ、大量落選もあり得ますのでそこは博打になります。まあ、やらないでしょうし、候補も今の自民だと逃げだすでしょうね。むしろ、参政党に一定数が逃げ込みそうです。
自公の反転攻勢という視点で考えると、決定打はなくて、日本の政界は多党化、不安定化していくのではないかと思います。
自公に活路があるとしたら野党の協調がないこと、どこかの野党がやらかして自滅することぐらいです。
私は無所属の地方議員に地域で活躍してもらい、地域課題を解決してもらうことが地域活性化につながると考えていて、国政選挙の文脈で地方選挙が利用されることには批判的なのですが、ここしばらくの地方選挙では国政政党の候補者が幅を利かせることになのではないかと思います。
地方議会では誰がどこの公認を取りに行くか、誰にどこが声をかけるか、という話が飛び交い、ざわざわするでしょうね。
頑張れ、純粋無所属の地方議員。
以上、個人の感想です。
保守党が漏れていたので追記。東京は実務能力が高いだけに小坂さん残念でした。
