経歴は学校に行って作ればよいのである
伊東市長の事案はいずれ何らかの事実関係が確定する。まあ、大卒でも高卒でもこの選挙ではさほど関係なかったようにも思う。
さて、選挙では経歴は必ず示すことになるし、首長や国会議員となると、市議の時と違って注目度から徹底的に経歴は洗われる。
もし仮に、自分の経歴が嫌なら、ロンダと言われようと断固としてガチで学校に行けばよい。
明治のガバ研なら、現職議員ならちゃんと順序だてて用意すればかなりの確率で合格させてくれるし、かなり丁寧に指導してくれる。多分、議員活動にもプラスになる。明治は学校にプライドがあるのでそんなにやすやすとは修了させてはくれないが、無理やり勉強させてくれるので心配はいらない。
実は大学院(修士)は一定の要件を満たすと高卒でも入れる(要項にやり方が書いてある)。明治の場合もそうで、しかも、高卒の人でもちゃんと修了できている(指導教授によると指導側も大変らしいがそこは先生も頑張ってくれる)。論を立てて、リサーチし、ペーパーをまとめるというプロセスは議員には明確にプラスである。
私の場合は、子育て中だったし給与カットもしていたので、学費が安くてよい指導が受けられると聞いていた放送大学大学院にした。天川先生のゼミに入るつもりが定年で来生先生になり、碩学二人にご指導いただけたのは予想外の幸運だった。
まず1年間の科目履修で修論以外の単位をほとんどとったうえで全科生になった。
ちなみに、大学院は2年で終わるし、高卒でも準備すればどこからしら受け入れてくれるので、政治家が入るなら大学院一択である。くれぐれも一から四大に入ってはならない(中卒の人は放送大学の単位を一定数取ると放送大学が受け入れる。もちろん卒業の単位に算入されるので、議員をやっているいい大人が高卒資格認定なんて受けている場合ではない)。そんなことは趣味なので、大学院が終わってから行けばいいのである。
敬愛する放送大学の元学長の岡部先生(旧ツイッターで「私は学長です」事件でネット界を震撼させたあの岡部先生)は退職後、放送大学の学部生になり、キャンパスライフをエンジョイしておられる。こういう人が結構いるので、授業をやる側にしたら放送大学は怖い。集中講義でふと前を見たら岡部先生だった、なんてことになると生き地獄である。
明治に行ける都会の議員以外なら、放送大学もいいのだけど、地域の国公立や私学の大学院に行けば、手厚く指導してくれる。
人は見栄の生き物なのでついついキラキラした経歴を誇りたくなる。しかし、詐称は論外だし、経歴はある程度買える。
議員がこぞってとる防災士も金でとれると揶揄する人がいるが、かなり勉強させられるようだし、中身は仕事に直結、取った後のケアもあるので、今更難関資格に挑戦するよりお勧めである。手っ取り早く経歴にかけるものが欲しいなら、絶対に防災士である。損はしない。
追記1 伊東市の田久保市長は7月2日、会見を開き、「卒業したと認識していたが除籍だった」と発言したとのこと。うっかりかどうかも含めて実態は不明。市議選に出るときに経歴を盛ってしまった可能性があるが、市議では問題にならなくても市長とか国会議員だと目立つので「盛ってしまった」ものは露見する可能性が高い。盛らないのが一番だが、仮に盛ってしまったものがあったとしたら、早めにちゃんと訂正することである。日本社会は大学に入った、ということを評価する傾向があるので、東洋大を事情により除籍、と書いておけばよかったのである。ちなみに、中退や除籍は学歴ではないという意見があり、ごもっともだが、政治家が経歴として書くこと自体は慣例化しているし問題ない。この記事の本質ではないが、念のため補足させていただく。
追記2 除籍とは大学が学生名簿から学生を何らかの理由で取り除くこと。多くの場合、学費の未納が原因である。次によく聞くのは休学(可能な)期間を超えて休学してしまったというもの。ちなみに、悪事で除籍になるケースもある。代表例として早稲田の「スーパーフリー」の代表者。
農業政策を農業だけで語る愚
農業政策を農業だけで語るから余計にこんがらがる。
日本の小規模農業は、都市近郊では不動産業と損益通算するから成り立ってるんだよ。事業的規模という税制のハードルと、農家資格という農業委員会制度面のハードルがありつつ、資産保全のツールとしての都市農業という形が税制面から強力に後押しされている(生産緑地制度の改正により、この点は少し変化していく)。
田舎では、サラリーマンとの損益通算や年金との兼業。
最大のインセンティブは代々の土地を守ること。
そもそもこういう仕組みでなきゃ、国道16号の内側で100円の小松菜を作れるわけないよね。都市農業がこういう微妙なバランスで成り立っているおかげで都市の住民は新鮮な野菜を安く食べられる、というわけ。しつこいが、農業を農業だけで語るのが決定的な誤りなのさ。都会や近郊部ではJAバンクだって不動産金融が収益の大きな柱だからね。
ちなみに、田んぼを中心とした緑地、緩衝地帯等は都市農業の重要な機能で、だからこそ都市農業は農業者、地域住民のウイン=ウィンだけでなく、生き物の環境まで含めたトリプルウィンだと言えるわけです。特に田んぼは多様な生物の揺籃で、重要な生態系を維持しているわけですよ。
だから私は(そろそろいろいろなところで限界にきている)今の仕組みがベストかどうかは別にして、都市農業は維持すべきと考えている。
ちなみに、農業として大規模化できるところはもう、だんだんと大規模化されているなかで、小規模農業の担い手としての団塊世代が引退していくと、地方の小規模かつ効率化の難しい農地はこれまで以上に放棄されていくだろう。効率的な大規模農業と、都市近郊に代表される税制優遇によって存在する小規模農業が並立していくのが近未来。
すでに暑さに負けてエアコンを取り換えた、の巻
梅雨が来たかと思ったら夏が来た。埼玉県民にとってはいつもの暑さだが、2拠点になってから人として日和ってきた。暑さがたまらないのである。
広島では安佐南区というところにいた。広島というと瀬戸内の気候をイメージするが、安佐南区は内陸である。夏暑くて、冬は寒い。冬には雪も積もる。尾道や福山出身の学生が怒っていた。「こんなところは断じて瀬戸内ではない」と。
さらに、埼玉の平地と違うのは山があるので何の前触れもなく、何の脈絡もなく突然雨が降ることである。もちろん、埼玉もゲリラ豪雨が降るが、広島のはしばしば来る。洗濯物を干して外出などもってのほかである。近所には布団を干して外出する馬鹿者もいたが、多分濡れた布団に慣れていて平気なのだろう。
一方で、暑いといっても広島のアジトは川が近くにあるので多少風が吹く。これには救われた。なので、気温としては埼玉に近いものの、すこし体感的に涼しい。学校は同じ区内でも丘の上だったので、こちらも風が吹いた。
そして、勤務先が神奈川になると、風が吹くし、海が近いので明確に涼しい。3度から5度涼しい。すでに私の老体はこの涼しさの味を覚えてしまった。
横浜で副都心線に乗って、和光市駅で降りると、風のないうだる暑さに死ぬ。いつも和光ならなんともない、風のない暑さがたまらない。
人間とは贅沢なものであり、ひ弱なものである。
そこで、和光の拠点のエアコンを、10年選手のヘロヘロの老兵から、ハイパワーなものに取り換えた。といっても予算もないので新しめの中古をジモティーで見つけた業者さんにつけてもらった。シェアエコノミー万歳である。
これがかなりの威力。生きる希望を得たとはこのことである。ありがとう、ダイキン。今度の休みに、室外機カバーを買ってくるね。
6月にしてすでに危険水準にある和光の夏。くれぐれもエアコンはケチらずに、ご安全に夏を生きようではないか。
ナナコライブリーFMで広島トーク
28日水曜日、ナナコライブリーFM
の生放送番組「GoGoひるず」の広島コーナー「じゃけえきいてみんさい」に出演させていただきました。
水曜のパーソナリティである八木久仁さん、アシスタントのヒロ♪さん(お二人ともガチの広島県人)とともに、私自身は「にわか」丸出しで広島トークでした。
ちなみに、後半は広島ネタ以外にもお話ししましたが、朝霞四市はいろんな意味でいいところだなあ、というのがあらためての実感です。特に大雨や土砂災害でしばしば警報が出る広島にいましたので、四市の平和な気候を強く実感しています。
今日ご紹介した広島お好み焼きは三原焼き(具体的には三原焼の名店「てっちゃん」。鳥もつ入り)でしたが、さすがに全然語り尽くせなかったなあ、と反省。
また、政治家として一番感動したことは、というヒロ♪さんの問いには政策が実現した時の市民の「ありがとう」ですかね、と答えました。しかも、感動は、苦労が多いほど心に染みわたったように思います。あらためて政治家という素晴らしい仕事の機会を与えていただいた和光市民の皆様に感謝申し上げる次第です。
さて、今回のテーマの一つになった広島お好み焼き。広島の人は鉄板文化、特にお好み焼きへの愛がすさまじくて、広島お好み焼きのキャベツの焼き方の学術論文まであります。入れる麺も、中華麺とうどん、さらに両者のミックスまであり、唐辛子を練りこんだ「から麺」焼きも勢力を伸ばしています。
また、三原以外にも地域ごとにご当地お好み焼きがあり、三次から麺焼き、府中焼き(ミンチ使用)などが知られています。新興勢力としては、石丸伸二前安芸高田市長が政策として作った安芸高田焼きも安芸高田のスーパーなどで販売されています。
私も3年間で150食以上食べましたが、まだまだ奥が深いと感じています。
ご当地グルメは地域振興のカナメといえます。
たとえば広島のお隣の岡山県の日生というまちでは地域グルメの「かきおこ」を商標登録していますが、土日には阪神地区からも食いしん坊が殺到し、名店では人々が列をなしています。「外貨」を稼げるご当地グルメの開発と育成という意味では、キャラの立ったお好み焼きの破壊力はすさまじいものがあると感じました。日生は牡蛎の名産地ですが、牡蠣だけではあれだけのお客さんは集まらないわけで、広島でも牡蠣入りのお好み焼きで何かできないかなあ、とは感じたところです。
ちなみに、noteを広島お好み焼き専用(今のところ)で作成してありますので、興味がある方はリンクからご覧ください。
FMでのシーンの撮影はいつものあの方です。わかるひとはわかる。ありがとうございました。
*ナナコライブリーFMは和光市をはじめとする朝霞四市周辺の地域コミュニティFMです。四市とは協定を結び、平時は広報番組を発信するとともに、災害時には関連情報が放送されます。詳しくは公式サイトへ。
5/28ナナコライブリーFM「GoGoひるず」に14時から出演します
28日水曜日、ナナコライブリーFM
の生放送番組「GoGoひるず」の広島コーナー「じゃけえきいてみんさい」2:00~2:20に出演させていただくことになりました。水曜のパーソナリティは和光市のイベントでは名調子でお馴染みのあの八木久仁さんです。
ぜひお付き合いください!
リクエスト曲はヒミツ。
番組リンクはこちら。




