前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -8ページ目

農業政策を農業だけで語る愚

農業政策を農業だけで語るから余計にこんがらがる。

日本の小規模農業は、都市近郊では不動産業と損益通算するから成り立ってるんだよ。事業的規模という税制のハードルと、農家資格という農業委員会制度面のハードルがありつつ、資産保全のツールとしての都市農業という形が税制面から強力に後押しされている(生産緑地制度の改正により、この点は少し変化していく)。

田舎では、サラリーマンとの損益通算や年金との兼業。

最大のインセンティブは代々の土地を守ること。

そもそもこういう仕組みでなきゃ、国道16号の内側で100円の小松菜を作れるわけないよね。都市農業がこういう微妙なバランスで成り立っているおかげで都市の住民は新鮮な野菜を安く食べられる、というわけ。しつこいが、農業を農業だけで語るのが決定的な誤りなのさ。都会や近郊部ではJAバンクだって不動産金融が収益の大きな柱だからね。

ちなみに、田んぼを中心とした緑地、緩衝地帯等は都市農業の重要な機能で、だからこそ都市農業は農業者、地域住民のウイン=ウィンだけでなく、生き物の環境まで含めたトリプルウィンだと言えるわけです。特に田んぼは多様な生物の揺籃で、重要な生態系を維持しているわけですよ。

だから私は(そろそろいろいろなところで限界にきている)今の仕組みがベストかどうかは別にして、都市農業は維持すべきと考えている。

ちなみに、農業として大規模化できるところはもう、だんだんと大規模化されているなかで、小規模農業の担い手としての団塊世代が引退していくと、地方の小規模かつ効率化の難しい農地はこれまで以上に放棄されていくだろう。効率的な大規模農業と、都市近郊に代表される税制優遇によって存在する小規模農業が並立していくのが近未来。

すでに暑さに負けてエアコンを取り換えた、の巻

梅雨が来たかと思ったら夏が来た。埼玉県民にとってはいつもの暑さだが、2拠点になってから人として日和ってきた。暑さがたまらないのである。

広島では安佐南区というところにいた。広島というと瀬戸内の気候をイメージするが、安佐南区は内陸である。夏暑くて、冬は寒い。冬には雪も積もる。尾道や福山出身の学生が怒っていた。「こんなところは断じて瀬戸内ではない」と。

さらに、埼玉の平地と違うのは山があるので何の前触れもなく、何の脈絡もなく突然雨が降ることである。もちろん、埼玉もゲリラ豪雨が降るが、広島のはしばしば来る。洗濯物を干して外出などもってのほかである。近所には布団を干して外出する馬鹿者もいたが、多分濡れた布団に慣れていて平気なのだろう。

一方で、暑いといっても広島のアジトは川が近くにあるので多少風が吹く。これには救われた。なので、気温としては埼玉に近いものの、すこし体感的に涼しい。学校は同じ区内でも丘の上だったので、こちらも風が吹いた。

 

そして、勤務先が神奈川になると、風が吹くし、海が近いので明確に涼しい。3度から5度涼しい。すでに私の老体はこの涼しさの味を覚えてしまった。

横浜で副都心線に乗って、和光市駅で降りると、風のないうだる暑さに死ぬ。いつも和光ならなんともない、風のない暑さがたまらない。

人間とは贅沢なものであり、ひ弱なものである。

そこで、和光の拠点のエアコンを、10年選手のヘロヘロの老兵から、ハイパワーなものに取り換えた。といっても予算もないので新しめの中古をジモティーで見つけた業者さんにつけてもらった。シェアエコノミー万歳である。

これがかなりの威力。生きる希望を得たとはこのことである。ありがとう、ダイキン。今度の休みに、室外機カバーを買ってくるね。

6月にしてすでに危険水準にある和光の夏。くれぐれもエアコンはケチらずに、ご安全に夏を生きようではないか。

ナナコライブリーFMで広島トーク

28日水曜日、ナナコライブリーFM

の生放送番組「GoGoひるず」の広島コーナー「じゃけえきいてみんさい」に出演させていただきました。

水曜のパーソナリティである八木久仁さん、アシスタントのヒロ♪さん(お二人ともガチの広島県人)とともに、私自身は「にわか」丸出しで広島トークでした。
ちなみに、後半は広島ネタ以外にもお話ししましたが、朝霞四市はいろんな意味でいいところだなあ、というのがあらためての実感です。特に大雨や土砂災害でしばしば警報が出る広島にいましたので、四市の平和な気候を強く実感しています。
今日ご紹介した広島お好み焼きは三原焼き(具体的には三原焼の名店「てっちゃん」。鳥もつ入り)でしたが、さすがに全然語り尽くせなかったなあ、と反省。

また、政治家として一番感動したことは、というヒロ♪さんの問いには政策が実現した時の市民の「ありがとう」ですかね、と答えました。しかも、感動は、苦労が多いほど心に染みわたったように思います。あらためて政治家という素晴らしい仕事の機会を与えていただいた和光市民の皆様に感謝申し上げる次第です。

さて、今回のテーマの一つになった広島お好み焼き。広島の人は鉄板文化、特にお好み焼きへの愛がすさまじくて、広島お好み焼きのキャベツの焼き方の学術論文まであります。入れる麺も、中華麺とうどん、さらに両者のミックスまであり、唐辛子を練りこんだ「から麺」焼きも勢力を伸ばしています。

また、三原以外にも地域ごとにご当地お好み焼きがあり、三次から麺焼き、府中焼き(ミンチ使用)などが知られています。新興勢力としては、石丸伸二前安芸高田市長が政策として作った安芸高田焼きも安芸高田のスーパーなどで販売されています。

私も3年間で150食以上食べましたが、まだまだ奥が深いと感じています。

ご当地グルメは地域振興のカナメといえます。

たとえば広島のお隣の岡山県の日生というまちでは地域グルメの「かきおこ」を商標登録していますが、土日には阪神地区からも食いしん坊が殺到し、名店では人々が列をなしています。「外貨」を稼げるご当地グルメの開発と育成という意味では、キャラの立ったお好み焼きの破壊力はすさまじいものがあると感じました。日生は牡蛎の名産地ですが、牡蠣だけではあれだけのお客さんは集まらないわけで、広島でも牡蠣入りのお好み焼きで何かできないかなあ、とは感じたところです。

ちなみに、noteを広島お好み焼き専用(今のところ)で作成してありますので、興味がある方はリンクからご覧ください。
FMでのシーンの撮影はいつものあの方です。わかるひとはわかる。ありがとうございました。

 

*ナナコライブリーFMは和光市をはじめとする朝霞四市周辺の地域コミュニティFMです。四市とは協定を結び、平時は広報番組を発信するとともに、災害時には関連情報が放送されます。詳しくは公式サイトへ。

 

 

5/28ナナコライブリーFM「GoGoひるず」に14時から出演します

28日水曜日、ナナコライブリーFM

 

の生放送番組「GoGoひるず」の広島コーナー「じゃけえきいてみんさい」2:00~2:20に出演させていただくことになりました。水曜のパーソナリティは和光市のイベントでは名調子でお馴染みのあの八木久仁さんです。
ぜひお付き合いください!

リクエスト曲はヒミツ。
番組リンクはこちら

深谷プレミアムアウトレット誕生物語を小島市長からきく

先日の一般社団法人地域から日本を変える「首長連続セミナー」は深谷の小島進市長。かつては一緒に地域政党(残念ながらブレイクせず解消)の活動をやったり、連携してきた尊敬する先輩である。

わざわざふっかちゃんの宣伝のために、お天気番組の背景に入りに行くなど、行動派かつアイデアマンとしても業界では有名。箱根駅伝は映りに行こうと思ったけれど渋滞で近づけなかったんだとか。

深谷ねぎはもともと有名だが、ふっかちゃんマークで子供たちにも愛されている。


今日は、深谷プレミアムアウトレット誕生までの苦闘を中心に、定番の渋沢栄一翁ネタなど、久しぶりに深谷弁全開の小島節を楽しんだ。


優良農地、しかも旧深谷ではなく合併相手の花園の30ヘクタールもの農地を農水省と綱引きしつつ必要に応じて地主さんとも対話し、また、反対する人々とも向き合いながら、行政担当者とともに粘り強く口説いていった話は聞き応えがあった。だから花園地区の人々にも絶大に支持されているんだね。

よくよく考えたら、アウトレット開業前に駅を作っちゃったのもすごい。
そして、「商売は自分が儲かるから面白いんだけど、地方行政はみんなの笑顔が面白い。」ニコニコ話す。全く同感である。
いっときは反対派に50億円の無駄遣いと言われ、さらには報道がそれを面白おかしく伝えて困った、という話は身につまされる。それでも徹底的に取材に答えたという。実は当時、本当に苦労しておられて、さすがに眠れない時があるよ、と言っておられたのをよく覚えている。
もちろん、必要な投資だし、今は元が取れて莫大なお釣りが来ると言う。地主さんたちも儲かっていて、とても喜んでくださったそうだ。
ちなみにしばさき市長が推進する和光市の自動運転も、県内では小島市長の深谷と並んで大野知事の目玉プロジェクトだし、国県が熱心に応援してくれて、他市からは羨ましがられる事業なのである。さらに、北インター東部地区の開発も商工会との連携の下、着々と進んでいる。

 

最後に、この団体「一般社団法人地域から日本を変える」の名ばかり参与を務めている関係で宣伝しておくと、次回は6月3日、広島市の松井一實市長が麹町で講演される。申し込まれる方はこちら。全国市長会会長としてもご活躍である。

また、松井市長のインタビュー記事をゼミ生が書いているので、リンク先をご覧いただきたい。