前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -437ページ目

旧小淵沢町(入札改革)~旧ホームページに掲載していた過去の視察報告をアップします

会派視察 小淵沢町(2003年7月)

 小淵沢町役場を訪ね、町長鈴木隆一氏より、契約制度(入札制度)の改革についてお話をうかがいました。
ポイントは
1 入札制度を改革するためにはトップの強い決意とリーダーシップが必要であるということ
2 最低制限価格、予定価格の公表をしても落札価格が下がらない
3 一回で落札にならない(予定価格に収まらない)場合、予定価格を再調査して正確を期す。再調査の結果、予定価格に瑕疵がなければ、業者が真剣な数字を示していない証拠だから、業者を入れ替えて再度入札する
4 役所は指名という権限を手放す勇気を持たなければならない
というものでした。

 この辺りのことは小淵沢町のホームページを見ても載っているのですが、私が直接話をうかがって打たれたのは鈴木町長の真剣な取り組み姿勢です。とにかく、市が真剣勝負で予定価格を出す。再調査もする。それに収まらない価格を出した業者は真剣ではない、と語られるときの表情には自信と迫力を感じました。

 トップの強い意思なしには成し遂げられない、ということも仰っておられました。
 また、鈴木町長の「わざわざお二人もここまで聞きにこられたのだし、私も真剣にお話した。これで、和光市の入札に変化がなければあなた方が来て、私がお話した意味はない。しっかり議会でがんばって欲しい」という結びに、重いものを感じました。
 というわけで、入札の問題についてはこれからも随時取り上げていきます。


*1 鈴木町長(当時)の言っておられたことは今も価値を失っていません。また、もう一つ入札改革に必要なのは、職員の建設業へのより深い理解だと思います。

そういう意味では(精査の必要はありますが)建設業界の経験者を中途採用することも一つの手法かと思います。

*2 残念ながら和光市の入札改革はまだまだです。

議会基本条例という取り組み~北海道栗山町

議会基本条例が可決
北海道の栗山町議会(定数18)は18日、・・・・・・・・・・、町長らの議員への逆質問や本会議などでの議員同士の討論を可能にする「議会基本条例」を全会一致で可決した。・・・・・・議会の運営は会議規則で定めるのが通例で、具体的な方策まで盛り込んだ条例を定めるのは地方議会でも極めて珍しい。(西日本新聞)」

このように議会改革を総意で進められる環境というものは羨ましいです。

もちろん、現場ではいろいろなやり取りがあるでしょう。

しかし、やはり、現状に満足しないという合意はあるのだと思います。

私の地元の市議会では、なかなか議会改革への取り組みが具体的に進みません。

最大の原因は、「ミーイズム」だと思います。

「自分だけが改革派」「自分だけが市民派」というように市民に見せたい特定の議員が飲むに飲めない改革案を保守会派に突きつけたり、くだらないパフォーマンスをするため、改革への機運が高まりません

もちろん、それを乗り越え、他の議員と一緒に改革へ向けて機運をまとめる人間力が私にあれば良いのですが、なかなか一筋縄ではいきません。私もまだ新参者であり、能力にも限界がありますので・・・・。

個人的にはここまで包括的なものをまとめる大それたことではなく、小さなことからまとめたいと思っています。

あとは、市民にも上記のようなエセ市民派、エセ改革派を見抜く目を身につけていただきたいと思っています。

過半数を取る必要がある以上、議会改革は一人ではできない、というのは基本中の基本であり、そういうことをしっかりと意識していただければ偽者は誰かが分かると思います。そして、改革には時間がかかるということも。

もちろん、時間がかかるということと何もやらないということは違うということは理解しているつもりですw。


参考
町の公式ページ = 2006年5月18日掲載  

私の一般質問が終了しました

8日、一般質問を終えました。

今回は5項目についてやり取りをしました。

主な結果をお知らせします。


・公益通報制度

質問 役所の内部における内部告発者を保護することで役所の自浄作用を担保する、「公益通報条例」を作ってはどうか。

答弁 条例化します。


・要領・要綱のホームページ掲載

質問 役所の規則に準じた規準である要領・要綱はオープンにすべきではないか。具体的には条例や規則並みにホームページや例規集に掲載すべきだ。

答弁 市民生活や経済活動に密接にかかわる要綱について順次掲載します。


・中学生の性教育

質問 国内でHIV感染者が増えている。中学生にしっかりとした性感染症予防の方法を徹底すべきではないか。

答弁 教科書に沿って、しっかりと指導しています。(ちゃんとやっていますが、この場で答弁するといろいろと支障があるんじゃないですかね、という趣旨)


・バランスシート

質問 総務省が都道府県、政令市に義務付け、一般市町村に要請した連結バランスシートの作成はするのか。また、バランスシートに公共施設の維持管理引当金を表示してはどうか。

答弁 連結バランスシートは今後、三位一体改革の方向がはっきりする平成20年度以降に作成したいと思います。また、維持管理引当金も表示すべく、資産状況を精査しています。


・ADHD、LD、高機能自閉症児の通級指導

質問 ADHD、LD、高機能自閉症児の通級指導が4月より正式に制度化された。市としての対応は。

答弁 県の動向を見ながら方向性を検討します。(様子見という趣旨)


なお、和光市のバランスシートについてはこれまでも2回質問し、いろいろと提案しました。そして、私が提案した部分もその他部分も大変改善されたことを実感しています。期間比較性(年度ごとの数値の比較)、他団体との比較のしやすさ、人口一人当たりの数値の比較など、他の自治体と比べていただくと見易さがお分かりいただけると思います。担当者の努力に敬意を表します。

本当なら新方式のバランスシートが理想なのですが、その決断は首長にしかできないものです。やりたいなら、私が首長になるしかないのでしょう。(笑

参考 和光市のバランスシート


また、公益通報制度は役所の組織としてのコンプライアンスの確立のためには欠かせないものですが、これを要綱ではなく条例で早期にやると早々に決断したことは非常に評価できます。議会の審議を経る条例という形式をとることで、議員のコンプライアンス意識向上にも資することになります

要綱類の大幅な公表に踏み切ったことと併せて、今回の役所の積極的な決断には嬉しくなりました。

残土条例が委員会通過

今日は市民建設常任委員会の審議に参加してきました。

議案は残土条例一本。

まず、人事異動後なので、お互いの自己紹介。

その後、9時~現地を視察した後、審議に入りました。

予定通り、土壌汚染調査などについて多少質問しました。まあ、あとは実務に入った後の調整になると思います。いろいろと懸念を示して不満を表明する心配性の議員さんもおられましたが、やってみなければわからないというのが現実でしょうね。そして、問題はその都度取り除いていくしかないです。

11時過ぎに無事条例が全会一致委員会可決されました。

傍聴者は一人でした。

あとは、15日の本会議を残すのみです。

懸案への対応が形になりつつあるのが本当に嬉しいですね。

10月から規制、1月からは罰則も適用です。

明日は残土条例の審議

議会もたけなわ、あすは委員会の日です。

私の所属する市民建設常任委員会では土砂堆積の規制条例(残土条例)の審議です。

和光市では荒川の旧氾濫源(したがって元々は田圃)だった田園地帯の調整区域に残土置き場や資材置き場、廃棄物の実質的な中間処理場が集中しています。まさに和光市の裏の姿です。

和光市は東京外環道、首都高速、オリンピック道路、国道254号など、主要道路が集中する交通の要衝だけあって、残土置き場には絶好の立地です。

そのため、市内には数箇所の残土置き場があります。

もちろん、業者にとっては絶好の立地なのですが、周辺は宅地化が始まり、高校や老人介護施設もある地域です。そもそも、都市化が進む和光市に残土置き場はもはやそぐわなくなっています。

埼玉県は残土条例で3000平米以上の残土置き場について残土の高さなどを厳しく規制 していますが、それより小さい規模の残土置き場は対象外です。

和光市の残土置き場もその例に漏れず、このため何らかの規制が必要であると考え、これまでに複数回の一般質問を行ったほか、地元の人々と情報交換を行ってきました。

このたび、市民環境部の奮闘の甲斐あって、残土条例案が上程されました。

新たに規制対象となるのは500平米以上3000平米未満の残土置き場です。

汚染土壌の規制対象が土壌汚染対策法に倣っているため、県条例と同じく油類の規制がないのですが、その他は概ね満足できる条例に仕上がりました。

パブリックコメントでは、かつてない数のコメントが集まりました。

明日は、油類の規制がない問題点など数点質問しますが、とにかく条例は間違いなく可決されます。

地域の方から何とか規制ができないかと相談を受けて以来、一刻も早くと考えてきましたが、スムーズに規制に向けて手続きを行ってくださった担当者の熱意に敬意を表します。

明日はしっかり審議して、今後の課題についても浮き彫りにしていきたいと思っています。

9時から現地視察、恐らく10時ごろから審議です。

条例がゴールではないですが、一段落です。

今日は何だかそわそわします。