前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -119ページ目

地域デザイナー大養成塾&なんで駅前でコタツ

本日、和光市駅南口広場では街行く人々が皆振り返る謎のイベントが。

実はこれ、昨年実施された「和光市地域デザイナー大養成塾」という講座のスピンオフイベント。市民の表現力、発信力をエンパワーし、和光市をさらに盛り上げようという講座で、マンガ家ののむらしんぼ先生をはじめ、半端ない講師陣、突き抜けた参加者により、どんどんボルテージが上がってイベントの大団円というか、3月17日にはサンアゼリアの展示ホールで総括イベントがあるのです。
その告知、さらには市民の生の声をガンガン集めるということで、
「なんで駅前でコタツ」
イベントが開催されました。
駅前広場のイベント電源を活用し、コタツ二台を設置。ミカンにお菓子、お茶、オセロ、ボードゲームなど、コタツに欠かせないアイテムがそろいます。
私は餅つきの筋肉痛でヘロヘロでしたので、徹頭徹尾まったりさせていただきました。

養成塾フェイスブックページ

 

シビックプライド(Civic Pride)を高めたい

和光市議会定例会が開会され、施政方針演説、会派代表質問が行われました。
施政方針の中身については、近日中に市のウェブサイトに掲載します(若干、事前の案文とは変えてお話ししたため、確認を経ての掲載となります)。

幼児教育の無償化関連の質問や、今後の都市計画事業の動きなど、いろいろな質問がありましたが、緑風会の吉田議員からは「住んでよかった、ずっと住み続けたい、と実感していただける魅力的なまち、とはどのようなまちを描いているのか?」という質問をいただきました。

 

私からは、都市基盤整備や自然環境のこと、日常的生活圏域に根ざした地域づくりを前提として、もう一つ、シビックプライドについてお話しさせていただきました。
和光市は市民参加、参画型のまちづくりを推進してきました。これは、市民がまちづくりの主体として活動することで、当事者意識を持っていただくことを主眼としています。
自分たちがまちを動かしているという自負を持っていただければ、郷土愛を超えた、まさにシビックプライドが確立されていくと思うのです。
もちろん、役所は頑張りますが、「役所は何をやってくれるのですか?」という消費者型の住民ばかりでは、地域には魅力なんて感じられないですよね。

 

なお、シビックプライドは東京理科大の伊東香織教授によると下記のように説明されます。

「シビックプライド(Civic Pride)」とは都市に対する市民の誇りを指す言葉です。
日本語の「郷土愛」といった言葉と似ていますが、単に地域に対する愛着を示すだけではないところが違います。「シビック(市民の/都市の)」には権利と義務を持って活動する主体としての市民性という意味がある。自分自身が関わって地域を良くしていこうとする、ある種の当事者意識に基づく自負心、それがシビックプライドということです。

 

データ偽装がとんでもない行為である理由

統計偽装について。
経済学は、元々はpolitical economyという用語があるように、経済という人の営みを単純化した「モデル」で描写し、政策を形成する学問です。この基本の「き」を知らないと統計を偽装しても平気になります。

経済学の営為はすべて、「精緻で適切なモデル」を作り、政策形成のツールとすることにあります。

モデルとはなあに!?という方、ウィキにいい例があったので、引用しますね。

天文学では、「天動説」及び「地動説」という理論があり、それを図形的に示したモデルがあった。ヨハネス・ケプラーは正多面体(プラトン立体)を用いた太陽系モデルを示した。
引用終わり。

要するに現実世界を観察し、その法則などを抽象化して、単純化したものがモデルですね。

さてさて、先進諸国の経済政策は基本的にいわゆる「近代経済学」のモデルを活用しています。
ちなみにここでマルクスが作ったモデルを使っていたのがソ連ですね。

話が飛びましたが、データをもとにモデルを作ったりデータをインプットしてモデルを活用するわけですから、合理的な説明のつかないデータ収集方法の変更はあり得ないわけで、ここをしっかりとわきまえない担当が代々続いてしまう厚労省の経済統計への理解はありえない。

学部レベルのミクロとマクロのテキストに書いてあること以外はなんら知らない私でも、これはまずいと思います。

国会では野党の「ソンタ君」たちが忖度の線で攻めているのだけど、経済統計をダメにする罪は政策形成のツールをダメにするのだから、忖度による偽装が仮にあったとしても、それと同等以上に統計データをないがしろにすること自体の罪は重い。

私はどちらかというと、もとは企業会計が専門なんですが、中小企業の粉飾で面白い話があります。会社の経費以外の領収証を経費に紛れ込ませる、というのは典型的な脱税の手口なんですが、これをやると会社の経営にはマイナスが大きくて、結局会社は成長しない、とよく言われます。
なぜなら、正確な経費の把握ができなくなるから。で、よくあるのが二重帳簿をつける手口なのですが、二重帳簿がバレて洗いざらい国税に持っていかれる、なんてこともあるわけで、こうなると吉本新喜劇。

要するに、データ偽装は経営の大敵、という意味では、事は官民を問いません。そもそも、安倍総理に本来のデータと偽装したデータが届いていたとしたらこれまた喜劇ですし、それは可能性としては私にはわかりません。
ただ、誤ったデータを公表して世間のいろいろな判断を誤らせた罪は、まさに万死に値する行為だと言えます。

国会議員は党利党略で忖度責めを行うのは勝手ですけれど、それよりも統計の重要性を官僚に思い知らせ、さらにはこれを機に官庁の現場職員の専門性の向上を進めるべきですね。
海外で統計政策を担うのは専門課程を修了した、最低でも修士号ホルダーたち。多くは博士です。近い将来、日本もそうならなければまずいと今回の件で感じました。
理系で修士課程を修了している方々は、学士卒とのスキルの差を知っていると思います。そういう方々にこそ、この件について発言していただきたいものです。

世界のホワイトカラーは、おしなべて高学歴社会。なぜなら政策形成の素養として必要だから。日本企業も官庁も成果が出ず、競争力がない要因の一つは専門知識や訓練の不足からくるものなのかもしれません。

スポ少卒団式〜オリンピック憲章を題材に

本日午後はスポーツ少年団本部の卒団式がありました!20団、136名が卒団しました。累積の卒団者は7500名を超え、まさに地域の青少年の健全育成への貢献は多大なものがあります。
私からは、「今、国会など巷で話題のオリンピック憲章では、スポーツを通じた肉体と意志と精神の鍛錬、スポーツを通じた平和づくり、スポーツする権利を含む人権の擁護等々、大切なことが書かれています。世界にはスポーツする人権が保証されない子どもたちもたくさんいますね。
さて、ご存じの通り来年はこの和光市を含む三市でオリンピックパラリンピックが開催されます。見るスポーツも楽しみながら、スポーツできる感謝の心を持ち、オリンピック憲章の精神を広められるような選手になってください!」
等々お話しさせていただきました。
オリンピック憲章はIOCの憲法的な存在ですが、全体的にはスポーツの振興に関する大切なことがたくさん書かれています。
ただ、細部を読むとこの団体のいろいろな課題も見えてきますね。


写真は恒例の団旗の引き継ぎ式。五年生のはにかんだ顔、六年生の「頼んだぞ」の笑顔が印象的でした。

幼児教育の無償化に関する協議の場 幹事会」に出席

「幼児教育の無償化に関する協議の場 幹事会」に清原三鷹市長とともに市長会として出席しました。本来は泉明石市長もメンバーでしたが、退任により、空席となりました。
正直なところ、子育て支援施策に通じ、交渉力のある泉市長が欠けたことは大変残念ですが、2人でしっかり補います。


まず、冒頭では12日に閣議決定された子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案を踏まえ、一通りの説明があり、その後、市長会、町村会、知事会から質疑、意見がありました。
法案自体は国会で審議すべきものですが、われわれとしては、制度を混乱なく導入し、また、投入する財源の効果を最大限発揮することにより、より良い子育てに資するべく、たくさんの発言がありました。

私からはベビーシッターの取り扱い、特に研修などのあり方をどう整えるか、まずは一刻も早く基準を示して欲しい旨、無償化の対象は指導監督基準を満たすものだが、例外的に認められる基準を満たさない施設の5年間の経過措置(および2年間の見直し規定)や条例制定に関すること等について発言しました。
指導監督基準を満たさない施設がない地域で待機児が多い地域については、条例の制定によりここを封じ込めておかないと、無償化目当ての劣悪施設ができる可能性がありますから、この穴を条例制定により塞いでおく必要があります。
3月議会の論点になろうかと思います。

2年後と5年後の保育の質、保育施設の状況のあるべき姿についても積極的にイメージを発信して欲しい、と要望しました。

ベビーシッターの研修については、今回の無償化が教育制度、保育制度の大きな変革の一端を担うものであり、生きる力や自ら考え、行動できる力など、新たな保育指針で力点の置かれているところを踏まえた、公的な関与のある研修制度を作って欲しいと要望しました。