幼児教育の無償化に関する協議の場 幹事会」に出席 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

幼児教育の無償化に関する協議の場 幹事会」に出席

「幼児教育の無償化に関する協議の場 幹事会」に清原三鷹市長とともに市長会として出席しました。本来は泉明石市長もメンバーでしたが、退任により、空席となりました。
正直なところ、子育て支援施策に通じ、交渉力のある泉市長が欠けたことは大変残念ですが、2人でしっかり補います。


まず、冒頭では12日に閣議決定された子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案を踏まえ、一通りの説明があり、その後、市長会、町村会、知事会から質疑、意見がありました。
法案自体は国会で審議すべきものですが、われわれとしては、制度を混乱なく導入し、また、投入する財源の効果を最大限発揮することにより、より良い子育てに資するべく、たくさんの発言がありました。

私からはベビーシッターの取り扱い、特に研修などのあり方をどう整えるか、まずは一刻も早く基準を示して欲しい旨、無償化の対象は指導監督基準を満たすものだが、例外的に認められる基準を満たさない施設の5年間の経過措置(および2年間の見直し規定)や条例制定に関すること等について発言しました。
指導監督基準を満たさない施設がない地域で待機児が多い地域については、条例の制定によりここを封じ込めておかないと、無償化目当ての劣悪施設ができる可能性がありますから、この穴を条例制定により塞いでおく必要があります。
3月議会の論点になろうかと思います。

2年後と5年後の保育の質、保育施設の状況のあるべき姿についても積極的にイメージを発信して欲しい、と要望しました。

ベビーシッターの研修については、今回の無償化が教育制度、保育制度の大きな変革の一端を担うものであり、生きる力や自ら考え、行動できる力など、新たな保育指針で力点の置かれているところを踏まえた、公的な関与のある研修制度を作って欲しいと要望しました。