環境ビジネスナナメ読み タケウチブログ -9ページ目

人生が凝縮されたような4分間

みなさまコンバンワ。

バンクーバーオリンピック・女子フィギアスケート
の興奮さめやらぬタケウチです。

いやあ、フリーの鈴木明子ちゃんはよかった!!実によかった・・・

「ウェストサイドストーリー」の名曲にのったのびやかで情感あふれる演技・・・ステップのところは何度見ても涙がでます・・・(録画しといてよかった)

さてこの女子シングル・フリーの決戦当日、会社のとなりにある丸の内オアゾはたいへんなことになっておりました。

オアゾ地下のレストラン街に、いつも丸の内のショッピング情報を流しているディスプレイが2箇所あります。午後1時すぎごろ、タケウチが食料をもとめて地下におりたところ、このディスプレイ前にものすごい人だかりが・・・

20人ちかくの人が食い入るようにディスプレイをみつめていました。

人垣のすきまからディスプレイを見ると、映し出されているのはバンクーバーのフィギュアスケートの様子。人垣がすごくて、ちいさなタケウチはだれの演技かわからないくらいでした(緑の衣装だけ見えて、あとで安藤美姫選手だったということがわかったのですが)。

オアゾ地下はJR東京駅から地下鉄大手町駅につながる通路にもなっているのですが、その通路の2/3まで人垣ができていて、警備員が出動して交通整理。こんな状況はじめてみました。

今この瞬間に、日本中で、全世界中で、大多数の人がおなじようにバンクーバーのスケートリンクを固唾をのんで見守っているわけです。

このときのオアゾ地下通路は、なんともいえない緊張感や、不思議な一体感でつつまれていました。

ざんねんながらこの日は社内会議の日で、タケウチは足早に立ち去らざるを得なかったのですが、もし時間がゆるせばじっくりと試合の様子を見たかったです。

普段かかわりを持たない人たちがこれほどの一体感をもてるということ、一人の人間がその他大多数の人にこれほどの影響を与えられるということに、純粋に感動しました。

出場している選手たちは、その人生の全てをオリンピックで競技をするその瞬間に捧げて、あのオリンピックの会場に立っているわけです。その人生が凝縮されたような4分間を、世界中の人たちが固唾を呑んで見守っている。

いまさらですが、オリンピックの真髄をみた思いがしました。

天も遥か宇宙から ~温室効果ガス観測衛星~

みなさまコンニチワ!タケウチにゃーです。

男子フィギアスケート の盛り上がりに心が浮き立っておりますスケート。
どの選手も、この瞬間のために4年間血と汗と涙でがんばってきたのだと思うと、出場されている選手一人一人に敬服せずにはいられないですね。。


ところで、(だいぶ話がかわりますが)


温室効果ガス観測衛星の観測データが公開される というニュースをご存知でしょうか?


昨年の1月に打ち上げられたこの衛星は、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの地球上の分布状況を、宇宙から観測しています。

「どこで二酸化炭素が排出されているのか」という情報が、ばっちりと天も遥か宇宙から明らかになってしまうのです!


うーーん、スゴイですね。


しかもこの観測データが2月18日から一般公開されている のです!!


こんな情報がウェブ上で見えてしまうなんて、なんだかスゴイ時代になったものです・・・


このデータをどう国際交渉に生かしていくか、という議論はこれからなのでしょうか、国際交渉の舞台になんらかの影響が出てくることは、必須ではないでしょうか??


・・・なぜタケウチがこのニュースに注目しているのかというと、昨年この衛星の愛称の公募が行われており、採用された人は種子島宇宙センターでの衛星打ち上げ に招待される、ということで、結構真剣に考えたからです・・・

残念ながら採用には至りませんでしたが・・・
(それにしても、打ち上げの瞬間は種子島の二酸化炭素濃度がものすごく高くなりそうですね・・・)

宇宙が身近になった感じがして、またもや心が浮き立ってしまう今日このごろです。

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草津街道をゆく

みなさまコンニチワ。
ストックの使い方がわからないタケウチです。スキー

この週末に、草津 に行ってきました。それはもう、ものスッゴイ雪雪。でした。

スキーには最高のパウダースノー雪の結晶でしたが、猛吹雪の中リフトに乗るのは自殺行為でした・・・

突風で雪が舞い上がるという現象を始めてみました・・・これがいわゆるホワイトアウトというやつですね。

バンクーバーでは雪不足だということですが、こんなに降ってるならもう草津でオリンピックやっちゃえという感じですよね。草津は温泉も最高だし、いいですね。

と、勝手なことをいっていますが、草津は旅情あふれるとてもよいところ でした。

温泉街には古い旅館が立ち並び、湯治客でにぎわったであろう昔を邂逅しました。

今回、草津までの道のりは、混んでいた高速を避けて下道でいったのですが、ちょうど通った道が「草津街道」という旧道だったらしく、関所跡や石碑などの史跡や、旅籠建築などの情緒あふれる建物が点在していました。

昔は旅をいえば徒歩歩く(または馬、カゴ)が基本ですよね。
人間が一日に歩ける距離にはおのずと限界がありますから、街道には一定間隔で「宿場町」がつくられて、それがその土地の経済の中心¥となっていたのではないでしょうか。

山道でも民家があるところは、かつての宿場町かもしれないですね。

現代は車や電車、飛行機飛行機が移動の中心になっているから、人が集まる場所も限られているし、経済も一極集中になってしまっています。

高速無料化がいろいろと議論されていますが、日本全体を活性化させるには、何かスローな移動手段を提供する、という手もあるのかもしれません。

草津街道を車窓から眺めながら、そんなことをぼんやりと考えました。

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目からウロコの経営研究会

みなさまコンニチワ。タケウチです。

寒い日が続きますね雪の結晶
先日、東京では初雪が降りました。道路もすっかり雪で覆われて、なんだかいつもと違う風景を味わうことができました雪。一日も持たずに溶けてしまったので、ちょっと残念でしたが ・・・

さて、そんな雪が降った翌日、船井総研の東京本社で一般廃棄物収集運搬業経営研究会がありました。

その名の通り、一般廃棄物(私たちが普段出している、家庭ごみなどのことです)の収集運搬業を営む企業の経営者(社長、専務、常務・・・)の方が集まる、経営の勉強会です。

会員制の勉強会で、2ヶ月に1回の頻度で皆で集まります。

いわゆる経営セミナーなどとちがって、会員のみなさま同士で情報交換&ディスカッションをしてもらうことが最大のポイントです。

実にいろいろなお話が聞けて、とても面白かったです。

あんな事業のお話やこんな事業の話・・・
えっ、そうやってアレとコレがつながるんだ!!
・・・といった、目からウロコの話が盛りだくさんでした。

残念ながらここではあまり詳しく書けませんが・・・

第一線で活躍されている企業の経営者のみなさまなので、言葉に重みがあります。
こうやって情報交換をかさねることで、思わぬ新しいビジネスが生まれるかもしれませんね。

船井総研にはじつにいろいろな業種の研究会 があるのですが、他の研究会はどんな話が交わされているのか、とても気になってきました・・・(さすがに全部でたことはありません・・・)

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なぜ江戸幕府が崩れたか

みなさまコンバンワ。

龍馬伝」ブームにあやかり、司馬遼太郎の燃えよ剣を読破したタケウチです。


いやはや、司馬遼太郎の小説はすばらしいですな。いや、実にいい。


実在の人物を扱った歴史小説で、結末がわかっているのに続きが気になって仕方がない。


歴史上の人物がとなりで息をしているように生き生きと感じられるのも、なかなかない体験です。思わず土方歳三の墓参りに行きたくなりました。


ということで、引き続き竜馬がゆくを読み始めました。


これも実におもしろいです。今、龍馬伝ブームでいろんな本が出ていますが、コレに勝るものはないような気がします(ごく私的な意見ですが・・・)


まだ第1巻ですが、「江戸幕府」という絶対権力がなぜ崩れてしまったのか、その背景がとてもよく分かります。


権力や地位にあぐらをかいて、「幕府に怒られないか」ということのみが判断基準になってしまっていては、とても大きな変化には適応できないですし、大きな志は遂げられないですよね。


今、資本主義の崩壊とか、政権の交代とか、いろいろと「変化」が世の中で起こっていますが、この幕末の情勢に通じるものがあるような気がします。


いやしかし、「竜馬がゆく」の竜馬の常識破りっぷりが面白くて仕方がありません。しばらくは古風な言葉遣いになっていそうです。


ところで、産廃WEBの統括責任者の貴船さんと、運営担当の矢永さんは、そろって司馬遼太郎ファンだそうです。いやいや、楽しい(濃い?)職場ですにひひ

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