人生が凝縮されたような4分間 | 環境ビジネスナナメ読み タケウチブログ

人生が凝縮されたような4分間

みなさまコンバンワ。

バンクーバーオリンピック・女子フィギアスケート
の興奮さめやらぬタケウチです。

いやあ、フリーの鈴木明子ちゃんはよかった!!実によかった・・・

「ウェストサイドストーリー」の名曲にのったのびやかで情感あふれる演技・・・ステップのところは何度見ても涙がでます・・・(録画しといてよかった)

さてこの女子シングル・フリーの決戦当日、会社のとなりにある丸の内オアゾはたいへんなことになっておりました。

オアゾ地下のレストラン街に、いつも丸の内のショッピング情報を流しているディスプレイが2箇所あります。午後1時すぎごろ、タケウチが食料をもとめて地下におりたところ、このディスプレイ前にものすごい人だかりが・・・

20人ちかくの人が食い入るようにディスプレイをみつめていました。

人垣のすきまからディスプレイを見ると、映し出されているのはバンクーバーのフィギュアスケートの様子。人垣がすごくて、ちいさなタケウチはだれの演技かわからないくらいでした(緑の衣装だけ見えて、あとで安藤美姫選手だったということがわかったのですが)。

オアゾ地下はJR東京駅から地下鉄大手町駅につながる通路にもなっているのですが、その通路の2/3まで人垣ができていて、警備員が出動して交通整理。こんな状況はじめてみました。

今この瞬間に、日本中で、全世界中で、大多数の人がおなじようにバンクーバーのスケートリンクを固唾をのんで見守っているわけです。

このときのオアゾ地下通路は、なんともいえない緊張感や、不思議な一体感でつつまれていました。

ざんねんながらこの日は社内会議の日で、タケウチは足早に立ち去らざるを得なかったのですが、もし時間がゆるせばじっくりと試合の様子を見たかったです。

普段かかわりを持たない人たちがこれほどの一体感をもてるということ、一人の人間がその他大多数の人にこれほどの影響を与えられるということに、純粋に感動しました。

出場している選手たちは、その人生の全てをオリンピックで競技をするその瞬間に捧げて、あのオリンピックの会場に立っているわけです。その人生が凝縮されたような4分間を、世界中の人たちが固唾を呑んで見守っている。

いまさらですが、オリンピックの真髄をみた思いがしました。