ミニメイド社長の起業のブログ -160ページ目

想いや考えを映像で伝える

家事代行 の会社が増えているようです。

それぞれ理念や想いを持って市場に参入してきていると思います。


私は、27年前から始めていますが、家事代行 という領域のマーケットはまだまだ小さいし、ミニメイド は25億円(FC店含む)の売り上げで、小さな規模で経営をしています。

この売り上げを支えているのは、富裕層のお客様で、リピート顧客の方ばかりです。

スポット売り上げはありません。


27年も長く続けられているのは、昨日も書きましたが理念です。

理念を基本に、会社のビジョンを映像にするというプロジェクトが社内で動いています。

映像は、doitという感動的な会社を紹介するDVDで有名なブロックスの西川社長にお願いしました。

言葉では伝えられないことや、感動の瞬間などを映像にできたらと準備中です。


なぜこういうことに予算をとるかというと、ミニメイド の仕事はすべて最前線のスタッフの仕事で評価されてしまうということで、更に効果的な方法として映像を採用して、情緒的なサービスが当たり前にできるように教育をしていく考えで予算をとりました。



理念で全国108ヶ所を一つに

ミニメイド の仕事は労働集約型の仕事が中心です。

色々な考えを持っている女性が2000名ほど働いています。

全国にフランチャイズ店を含めて108ヶ所あります。


各店には女性店長が日々頑張ってくれています。

ミニメイド の考えの基本となる理念を共有しています。

理念は、誰でも一度聴いたら忘れないようにしてあります。


「いつもピカピカ」としています。

これは、おそうじでピカピカに磨けというのでなく、労働集約型の事業では、働いている人そのものの考えや行動が評価されます。

その為に、新鮮な気持ちを忘れずに、仕事を通して自分を日々磨き高めていきましょうということを基本に据えています。

形の決まっている性格の仕事ではありませんので、その場その場に置いて、もっとも適切な価値判断が要求されます。

こういったことが、瞬時に判断できて、全体最適になることを求めています。

その為に、理念はすごく大事です。


そして、ビジョンは「すべては笑顔の為に」として、お客様の笑顔が自分の仕事の達成感に繋がり、自分も笑顔にということで、お客様と価値を共有するようにしています。


全国の店舗で働く2000名のMEが、この考えの下に仕事ができていることが、私の務めです。

クレームはビタミン剤

ミニメイド は、富裕層のお客様が、全国108店舗で定期契約を結んでくれています。

20年以上ご利用のお客様もたくさんおります。

大切なお客様ばかりです。


そして、お客様から頂くクレームは苦情としてではなく、お客様のニーズとして受け取り、クレームという名前でなくビタミンコールという名前で社内で情報が生かされています。

ビタミンは、人間にとって必要だし元気になります。


クレームをビタミンと呼ぶことで、誠実に解決をすると、会社にとってビタミンになり生かされていきます。


こんなネーミングの発想は、他にもたくさんあります。

やはり女性が多い職場ですので、ネーミングも大切です。

発想は、いつも雑誌か新聞から

私のブログは、記事を書くとミニメイド のオーキンさんが写真などを入れたり編集してくれます。今週は、彼女が夏休みでオランダに出かけているために、文書のみで悪しからず。


私は、新たな事業を見つけるのは、雑誌とか新聞です。

ミニメイド を始めたきっかけは、昭和57年5月17日号の日経ビジネスに出ていた、ちょっとしたニュースからです。

記事を読んで雑誌社に問い合わせてみましたが詳しいことは分からないということで、自分で調べて昭和57年8月1日に記事に出ていた会社を訪ねました。

これが、日本初の家事代行業を生むきっかけになりました。


全国展開のミニメイド のきっかけは、雑誌に出ていた小さな記事です。


NPOハウスキーピング協会 も全国に展開中ですが、このきっかけもある本の中に書いてあった「モノは生きている」という内容に魅かれ、研究し大学の教授と知り合い、理論を構築できたました。


全国に卒業生10000人と台湾に広がっている、整理収納アドバイザー育成のきっかけは、本の中に出ていた内容の一部です。


今企画しているものも、昨年ある新聞に出ていた事業の紹介でした。この事業の売り上げが6億円とありました。この記事を読んで、この領域の事業は、今後発展すること間違いなしと感じましたが、同じ市場やポジショニングで後発では、いいとこ3億円くらいしかならないマーケットなので、全く違う切り口とポジショニングで参入する準備を進めています。30億円くらいの市場を創ることが可能です。

商標登録なども既に行い、準備が進んでいます。


新しい事業の発想は、新聞に出ていた記事でした。

まさかの坂があった

入院が長引いています。

今回は、まさか入院するとはという風に、骨折する前は思っていて、8月の夏休みには、温泉と香港に行く予定をしていましたが、まさか病院で3週間も過ごすとは思いませんでした。


内臓疾患もみつかり、検査や治療が続いています。

私のようなタイプの経営者は、会社を休むことに後ろめたさを感じるので、休みたくないという感覚があります。


今回のようにこんなに長く休むということは、考えられない、まさかの坂です。

このような時も、人生に大事なメッセージを出してくれているので必要だし、これからの人生を今までと同じような感覚で仕事をするのでなく、生活全般を見直すいい機会かととらえています。