アンコール遺跡の街・シェムリアップの中心部を散策する☆カンボジア旅行記⑧【2019.9.11】
※【カンボジア旅行記⑦】の続きになります。
カンボジア滞在5日目となる9月11日(水)。普段規則正しい生活をしているせいか、どうしても日本時間の午前6時に目が覚めてしまいます。2時間の時差があるカンボジアでは午前4時なので、もちろん毎日が2度寝です(笑)
この日も午前7時(日本時間9時)に2度寝から起き、朝食へ。寝起きにプールサイドを歩くのはとても気分がよかったです♪
ここシェムリアップのホテルでは、朝食はバイキングではなく8種類のメニューの中から選ぶスタイルでした。ここで5泊もするため、これだと毎日違う朝食をいただけるので嬉しい限りです。
初日はクメールスタイルのヌードルをいただきました。あっさりしたスープに優しい米粉の麺で、朝食にはちょうどよかったです。
デザートにはフルーツが出てきました。ドラゴンフルーツがあるところが東南アジアらしいですね~
部屋へ戻ってコーヒーを飲みながらしばしくつろぎますが、部屋に置いてあるホテルの案内に、主な遺跡へのトゥクトゥクや車でのチャーター料金表があるのに気付きました。この日の午後にアンコール・ワットへ行くことだけは決めてましたが、それ以外の遺跡への移動はこの時点ではまだ決めておらず。この表を見ると、特に移動が不便な郊外の遺跡への料金が、事前にネットで調べたものよりも良心的ということもあり、ここでお願いしようと思ってこの料金表を持ってフロントへ向かいます。
…するとフロントのスタッフさんが、ホテル専属のトゥクトゥクのドライバーさんを呼んでくれました。そのおかげで、こちらの行きたい遺跡への効率のいい周り方を、時間をかけてドライバーさんと打ち合わせができることに。その結果、この翌日(9/12)はアンコール・ワットの朝日鑑賞から、アンコール・トムとその周辺の遺跡を周って20ドル、更にその翌日(9/13)はシェムリアップ郊外のバンテアイ・スレイとベンメリア、そしてロリュオス遺跡群を周って50ドルということで話がまとまりました。出発前からある程度の相場を調べてましたが、チャーター料金が予定のほぼ下限で収まったことで一安心です☆
そしてシェムリアップの街を散策するために9時にホテルを出発しましたが、ホテル前の通りではこんな光景が。何か工事でも始まったのかなと思ったのですが、これは舗装されてない道を定期的にブルドーザーで均していたようですね。
出発前に購入してここまで使っていたアジア周遊のSIMカードの通信制限がきてしまったため、まず最初に「Smart」という携帯電話のショップに寄ってみました。カンボジアでは最大手となるようで、日本のドコモショップのようにどこにでも店舗があります。調べてみたらホテルから徒歩1分のところにもあったので、そこへ来てみたのです。
…ここで10GB使えるSIMカードを購入。価格は6ドルととてもリーズナブルで、この旅の最後まで使うことができました。(SIMフリーのWiFiルーターを使ってます)
この「Smart」のショップが入っている建物は、シェムリアップで唯一の映画館でした。まだ新しいようですね。
前日に到着した時は既に薄暗かったため、ここで初めて明るい時間帯に街を歩くことになりますが、ホントにいい意味での田舎町感が素敵です☆
ホテル近くの両替屋さん。2軒並んでますが、2軒ともシェムリアップ市内ではレートがいいとのこと。試しにこの日両方で10,000円づつ両替してみたのですが、向かって右側が92ドルで左側が91.5ドルでした。この前日にプノンペンのホテル近くの両替屋さんでは90ドルだったので、情報は正しかったようです。
象に乗っているのは、ジャヤーヴァルマン7世という、かつてのクメール王朝の王だとか。
こちらの1階はこの旅で何度も立ち寄ったスーパーマーケット。雰囲気のある建物とトゥクトゥク、いい風景です。
こちらは前日の夜にも来たパブ・ストリート。夜はネオンだらけになりますが、日中だとまるで違う雰囲気。ちなみに朝7時から営業するお店も何店舗かあるそうです。
そして午前中は人通りも少なく、のんびり散歩するのは最適でした。
小さなスーパーでミネラルウォーターを購入。800リエル(約20円)でした。
プノンペンでは日本製の信号機を見ることもありましたが、シェムリアップではこんな信号機がメインのようです。
シェムリアップの街を南北に走る シヴォタ通り を北へ向かいます。
街には至る所で客待ちのトゥクトゥクが停まってますが、外国人観光客だとわかるとほぼ100%の確率で「乗らないか?」と声を掛けられます。だんだん断るのもうまくなってきました(笑)
こちらはどうやらレストランのようです。それにしてもよく象の姿を見るような気がします。
シヴォタ通りから国道6号線へ右折。新しい綺麗な建物が並んでます。
それにしてもこの田舎町の雰囲気にはトゥクトゥクがよく似合いますよね~
しばらく歩くと公園のようなエリアがありました。
敷地内に並ぶ売店。その後ろには何やら寺院のような建物が見えます。
こちらは16世紀頃にシェムリアップに実在したミス・ジェイ・テエットという女性の像。カンボジアでは宣誓の際に「ミス・ジェイ・テエットに誓います」という一文があるのだとか。
先ほど見えた寺院の正面に回ってきました。プレ・アンチェーとプレ・アンチョムという対の立像が祀られているそうです。
ここでプノンペンまで312kmという石碑を発見!この前日までプノンペンにいたので、懐かしい感じがしました(笑)
こちらは神様がナーガの胴体を引く像らしいです。
街中を流れるシェムリアップ川に出ました。ここから川沿いに南へ歩きたいと思います。
こちらは現在のカンボジア国王である ノロドム・シハモニ王 。500リエル札にも描かれてますが、よくよく考えたら日本では存命の人が紙幣に描かれるなんてないですよね。
通り沿いに屋台が並んでいました。衛生的に不安はありますが(苦笑)、興味を惹かれます。
ここシェムリアップでも街の色んなところでナーガを見ることができます。日本で言うところのお地蔵さんみたいなものでしょうかね~
シェムリアップ川にかかる橋を渡って少し歩くと、何やら工事中の変わった建築物が見えます。
こちらは ワット・ポー と呼ばれる寺院。こちらが本堂のようですが、どう見ても新築工事中みたいですね。
ミネラルウォーターのボトルを運ぶバイクに出会いました。なかなか日本で見ることはできないようなスタイルです。
再び川沿いに歩くと、またも寺院が見えます。こちらはかなり大きな規模の寺院のようです。
こちらは ワット・プリア・プロム・ラス という、1915年に建立された寺院。一歩中へ入ると、何やらごちゃごちゃした様子が伺えます。
まず目に入ってくるのがこの光景。寺院というよりも、まるで遊園地のようです。
ここでもナーガが迎えてくれます。
まるでファンタジーのような世界観(笑) 見ていて飽きません♪
こちらはどういう世界観なのでしょうか…(苦笑)
あちらに見えるのがどうやら本堂のようです。しかし中からお経らしき声が聞こえてきたため、中へは入るのは断念。
黄金に輝く仏像ですが、その周囲の小さな仏像たちが気になりますね。
向こう側には大きな水車が見えました。しかしこのシェムリアップ川、水が死んでますね(苦笑)
中心部にはフランス統治時代の建築物が多く残ります。
プノンペンのような都会も面白いですが、こういう田舎町の雰囲気も大好きです。ここまで2時間ほど散策して、シェムリアップの街もすっかりお気に入りになりました☆
こちらは キングス・ロード・アンコール という、カンボジアの人気のお店を集めた複合施設になります。
衣料品店やカフェ・レストラン等がたくさん並んでおり、いい雰囲気でした。
空のトゥクトゥクが並んでました。どうやらドライバーさんたちの休憩所みたいなところだったようです。
11時を回ったところですが、こちらの ジャングル・バーガー という地元のグルメバーガーの人気店で早めのお昼をいただきたいと思います♪
まずはもちろん、アンコール・ビール をいただきます!アンコール遺跡の街で飲むアンコール・ビール、もうそれだけでたまりません!美味い☆
バーガーはお店おすすめの、ジャングル・バーガーをいただきました。口を思いっきり開けても入りきれないくらいのボリュームがあり、ジューシーでとても美味しいバーガーでした☆
ホントに小さな街なので、この日の午前中だけでほぼ街の全体像を掴むことができました。この日も含めてあと5日間も滞在するので、色々と楽しみです♪
…ということで、シェムリアップの中心部の散策を終えて、12時頃にホテルへ戻ってきました。
このあと午後からはいよいよこの旅のメインイベント!一生に一度は訪れたい世界遺産と言われる「アンコール・ワット」へ向かいます!
※【カンボジア旅行記⑨】に続きます。
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