先日、YouTubeで、タンク式トイレとタンクレストイレ、どっちが良いのか、みたいなのをやっている不動産屋さんがいました。それぞれメリデメがあるわけですが、トイレが広くなり手入れが楽なタンクレス、値段が安く停電しても使えるタンク式、みたいな感じでした。概ねその通りだと思いますが、タンクレスってメーカーや機種によっても結構違うと思うんですよね。特に音です。私の家は1階も2階もタンクレスにしたのですが、もちろんスッキリしたデザインや掃除のしやすさももちろんですが、音が静かなのを狙っていました。その時会社で使っていたTOTOのタンクレスは、便座から立ち上がると水が静かにぐるぐる回り始めて流すタイプ。ただうちはハウスメーカー推奨のLIXILのタンクレスにしたのですが、水を流すとゴーっと勢いよく水を排出してそれなりに音が出るタイプ。これは予想外でした。

 

元々部屋のレイアウト上、トイレは居室と直接隣接しない間取りだったのでドアを閉めていれば部屋まで排水音が聞こえたりすることはありませんが、いかにも流してます!という音は、しなければそれに越したことはないですよね。でも事前にはこんなにも音が違うなんて全く気づいていませんでした。ネット上の情報でも、タンクレストイレでも機種により音が相当違う、といった情報は見たことがなかったので、ここに書いておく次第です。まぁ実際に使ってみないとわからないですからね。なので、このタンクレスの音の大きさが、メーカーによる違いなのか機種による違いなのかは私もよくわかっていません。LIXILでも静かに流すタイプもあるのかもしれないし、TOTOでもうるさいタイプがあるのかもしれません。これは実際にショールームとかで試せたら試したいところですね。

 

ちなみにLIXILのタンクレスはオプションで「アクアセラミック」が選べたので迷わずそれにしました。水垢がつかないとか、汚物がキレイに流れる、という謳い文句ではありますが、やはり掃除は必要だし便器へのこびりつきもあります。実家のTOTOのトイレは便座に座ると便器内に水を噴霧して濡らす機能があるのですが、多分あれがあればそんなにこびりつくこともないと思うのですが、実際にはアクアセラミックの謳い文句のように水を流すだけで全てキレイに、というわけにはいきません。うちはトイレの元栓が手で簡単に開けたり閉めたりできるタイプなので、トイレ掃除の時は元栓を閉めて水を流して排水して、その間に洗剤とトイレットペーパーで便器に傷がつかないように優しく撫でて汚れを落とします。ブラシとかは一切不要なので、そこはアクアセラミック効果なのかもしれません。

 

というわけで、タンクレストイレを選ぶ際には、音にも注意しとかないと、期待とちょっと違ったりするよ、というお話でした。