住宅系Youtuberと言われる人たちがいますが、再生回数伸びるのは後悔動画らしいですね。再生する視聴者はそこから教訓を得ようとしているのか、あるいは単に人の不幸は蜜の味なのかはわかりませんが、関心が高いのは間違いないようです。というわけで私も後悔箇所、失敗箇所をメモしておきたいと思います。私は別にページビューを伸ばしたいわけでもないしブログから収益を得ているわけでもありませんが、個人的メモとしては役立つと思います。ただ、幸運にもあまり失敗したと思うところがないのも事実。いろいろと考えて失敗箇所をひねり出したいと思います。

 

・前面道路は広すぎても狭すぎてもダメ

最初から家の話ではなくなっていますが、私の家の南側の前面道路は幅員8mになっています。碁盤目の住宅地で、30キロ制限ですし2t以上の貨物車は進入禁止でもあり、普段はそんなに交通量もなく静かなものですが、駅に向かうメイン道路が渋滞する時間帯に限って抜け道として使う人たちが急に増えます。雨の日の朝とか、夕方とかですね。で、碁盤目状の道路=基本的に道路が直線なため、30キロ制限なのにぶっ飛ばして走る人がまれにいるんですよね。ちょっと気を使います。その特定時間帯を除けば静かなもので、8m道路だと友人たちが来た時に車をちょっと置いておくにも邪魔にならず便利ではあります。でも、総合的に考えて家の前は6m道路くらいが良いのかもしれません。4mだと狭すぎるし、8mだと広すぎる。6mが良い落としどころです。ただ、8mでも歩道が広く整備されていて車道が狭ければそれはそれで安全かもしれません。その辺は役所の判断でしょうか。どちらにせよ自分ではどうにもならない領域ではあります。

 

・分電盤の電気配線にこだわりがあれば細かく指示すべし

今の家にはHEMSを入れているので、分電盤はPanasonicのスマートコスモというものを入れています。LANケーブルつないでおけばHEMSと連動して、回路(子ブレーカ)ごとにリアルタイムに消費電力をモニタリングすることができます。洗濯機を1回回すと電気代がいくらかかるとか、食洗機1回でいくらかかる、みたいなのがスマホで表示できます。本当は、設計の打ち合わせの段階で私は回路ごとに何をつないでほしいか、細かく指定していました。部屋ごとに回路を分けるとかです。ただ、実際に工事された後を見てみたらいわゆる一般的な配線になってしまっていて、2階は照明と壁コンセントに分かれていたりと適当な感じ。当初の目論見は崩れました。まぁちゃんと事前に指定したわけでもあるので工事のやり直しを指示することもできたと思いますが、また壁をはがして再配線してボード張ってクロス張って・・・とかやられたらそっちの方が被害が大きそうだったので、まぁここは目をつむることにしました。ここは電気屋とのコミュニケーションが重要なところでもありますが、実際には現場監督経由で伝言ゲームしてたら話が伝わらなかったり、工事の日に立ち会えないとやはり話が通じない、みたいなことは普通にあると思います。細かい希望を通すなら現場監督と入念に打合せするか、現場立ち合いは必須ですね。

 

・浴室乾燥機は使わない

ハウスメーカーの標準仕様で付いていたTOTOの"三乾王"という名前の浴室暖房乾燥機ですが、やはりというか使っていません。24時間換気の機能や普通の換気機能はもちろん使っていますが、電気ヒーターで暖房したり乾燥させたりというのは、エネルギーを無駄にしている感じもすごいので、全く使っていません。これは洗面所にガスコンセントを付けたので、小型のガスファンヒーターを洗面所に置いていることもあると思います。暖房にしてもガスファンヒーターは最強です。洗濯物も浴室に干すことはありませんが、もしそうするとしてもガスファンヒーターを使えば乾太くん並みに乾かしてくれるのではないかと思っています。まぁうちの場合はハウスメーカー標準仕様だったので別についてても問題ないというか将来故障したときの修理費が高くなるくらいですが、もし最初からお金かけて設置するかというと、おそらく次回はそうしません。

 

・カップボードのごみ箱機能は不要だった

キッチンはタカラスタンダード・オフェリアのペニンシュラ型ですが、キッチン背面の壁側にはカップボードを設置しています。間口255cmなので収納力は十分。タカラスタンダードでキッチンとおそろいですが、何をどう配置するかはいろいろと悩みました。カタログ読み込んで自分の希望を伝えたらほぼそのまま作ってくれたのでそれは大満足ではありますが、レイアウトをいろいろと検討した結果、一角をごみ箱を収納できるカートみたいなやつにしたんですよね。ごみ箱を3個くらい並べて収納できて、引き出しのようにしまえるタイプです。

見た目もカッコよいしいいな、と思ったのですが、そもそも夫婦2人ではそんなにゴミもなく、こんな凝った引き出しではなくて普通にゴミ箱を置いておくだけで十分でした。そして燃えないゴミとか資源ごみもパントリー内にきれいに収まっているので、余計にこのごみ箱コーナーは無用の長物と化しています。そもそもカップボードをかなり大きくして、しかもパントリーまで作ったおかげで収納は十分にあるため、このごみ箱コーナーを完全にデッドスペースにしてもぜんぜん困ってないというのもまた、困ったものではありますが、ちょっと無駄なスペースを作ってしまったという意味では後悔ポイントです。いずれ物が増えてキッチンに収まらなくなったら、ごみ箱はどこかに移動してそのスペースを収納として使うことはありそうです。

 

・玄関収納には鏡をつけておけばよかった

玄関収納もカップボードと同じく、メーカー標準仕様のラインナップからカタログ読み込んで自分の希望のレイアウトの収納を設置してもらいました。その時に1万円くらいのオプションで、収納の扉に鏡を付けるオプションがあったんですよね。ただ扉よりも狭い幅の鏡だったこともあり、向かいの壁に大きな鏡を設置すればよいや、とあえての鏡なし収納にしたんです。ですが、、、大きな鏡の設置って面倒でいまだにやっていません。玄関の洗面所には鏡を付けているので今のところそれで間に合っている感じではありますが、収納の扉に全身鏡があればそれはそれで活用しただろうなと思います。あまり困っているわけではありませんが、しいて言えば後悔ポイント。収納の扉に鏡つけておけばよかったかな、とも思います。

 

・採光用窓は大きめに

1階のLDKと2階の寝室は南向きで大きな掃き出し窓を付けているのですが、2階の東側向きの洋室には小さめの上げ下げ窓しか付けませんでした。端っこが傾斜天井になる関係で設計士がその近くに窓を付けるのを嫌がったというのもありますが、窓が東側だけなので午後になると結構暗めです。窓を倍設置すれば、もっと明るかったのかなとも思います。ただこれは実際どうなるかはわかりませんが・・・南側の部屋と比べてだいぶ暗めなのは事実で、もうちょっと何とかすればよかったなとも思います。まぁこれが西側だと大きい窓はやばいですし、難しいところですね。

 

というわけで、あえて取り上げる後悔ポイントはこんな感じでしょうか。どちらかというとやってよかったというものの方が圧倒的に多いので、いずれそれも書きたいとは思います。