自己愛性パーソナリティ障害の方の話し方には、
時間軸の逆転
因果の逆転
(参考:自己愛性パーソナリティ障害と共依存)
の他、まだまだたくさんあります。
質問に対して論点をずらして回答したり。
話題をそらしたり。
曖昧な表現で誤魔化したり。
相手の価値観を利用したり。
(ものわかりの良過ぎるところ、「自分が悪い」と思いがちなところ、等)
わざと大事なことを忘れたフリをしたり。
「え、ちょっと何を言っているかわからないのだけど」
とバカなフリをしたり。
(頭が良く、回転が速い人が多いのでわからないわけがない)
自分(本当の加害者)が被害者になることで相手(本当の被害者)を加害者にしたり。
そして罪悪感を植え付けます。
とにかく被害者になりたがります。
まだたくさんあります。
こういうことをされ続けていると、
「自分(本当の被害者)が言ったりやったりしていることがおかしいのではないか」
と思い始めるでしょう。
その隙に話をそらしたり、注意をそらしていきます。
必ずしもベラベラまくしたてるような話し方ではないこともあり、徐々に支配されていることに気がつけないことが多いです。
直接的な表現ではなくまわりくどい言い方で罪悪感や劣等感を感じてもらえるようにしてきます。
様々な方法を駆使してきますが、巧妙でわかりにくいので、
自己愛性パーソナリティ障害の話し方を箇条書きで書かれてもあまりピンと来ないと思います。
お客様は主にケンカになった時の会話を私にお伝えしてくれますが、
もっと何気ない会話の中に、振り回されたり身動きが取れなくなったりする言動があるはずです。
ですので「昨日はどんなことがありましたか?」といった漠然とした質問が功を奏すことが多々あります。
本当に何を話していただいても構わないということです。
変に構えてしまうとヒントが出てきません。
それは私の聴き方も大事になりますね。気をつけます。
パートナーとの会話をできる限り具体的に一言一句お伝えしていただけると、どういう手法を使ってきているかがわかってきます。
会話を文字に起こしてみても(相当面倒ですが)わかってきます。
相手の策がわかれば振り回されなくて済みます。
ただしこちらからの自己愛性パーソナリティ障害の方への呼びかけには応じてくれません。
応じてもらえませんが振り回されなくはなります。
それだけでも大きいことです。
<参考ブログ>
自己愛性パーソナリティ障害のパートナーと離れないとどうなるか
自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴①
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