「共依存」、「アダルトチルドレン」、「機能不全家族」のチェックリストが下記に続きますが、
なかなか自分では気がつけないケースが多い(特に「機能不全家族」)です。
ご面談やお電話時にチェックリストをしていただいた後、詳しくお話を聞かせていただくと、明らかに「当てはまりますよね」という項目が多く出てきます。
ですので、必ずチェックリストをしていただいても、詳細をお聞きするようにしています。
少しでも不安に感じましたらご相談ください。
<「共依存」チェックリスト>
☑1.自分を犠牲にしてまでも相手の世話をする
☑2.自分の存在価値を相手の世話をすることで確認しようとする
☑3.相手が自分一人でできるようなことまでも先回りしてやってあげてしまう
☑4.世話をできる人を絶えず探し求めている
☑5.意識的にまたは無意識的に相手を世話できる状態に陥れて支配する
☑6.頼まれてもいないのに人を助け、見返りを求めてしまう
☑7.いつも頼ってくれていた人が自立したり他の人を頼るようになると落ち込む
☑8.困っている人を見ると放っておけない
☑9.自分が我慢すれば事はおさまると思ってしまう
☑10.自立(安定)した人よりも依存的な(不安定な)人に魅力を感じる
☑11.相手に見捨てられることに過度に恐怖を感じる
☑12.相手に嫌われたくないために我慢をし、ストレスを溜める
☑13.自他の境界線が薄く、相手の感情が自分の感情であるかのように感じる
☑14.自分の気持ちを後回しにして、相手の気持ちを優先する
☑15.自分の気持ちが出てくるのにタイムラグが生じる
☑16.大事なことを自分で決められず、相手に委ねる
☑17.何かを与えないと愛されないと思ってしまう
☑18.何かを与えられると何かを返さないといけないと思ってしまう
☑19. 相手の否定的な言動や行動の理由が自分にあると感じてしまう
☑20.愛情と執着を取り違えてしまう
<「アダルトチルドレン」チェックリスト>
☑1.自己肯定感が低い
☑2.他人を過大評価し、自分を過小評価する
☑3.自分に自信がなく、自分は生きてて良いのかと疑問を感じることがある
☑4.何か問題が発生すると自分のせいなのではないかと感じる
☑5.自分の意見を主張できない
☑6.頼まれると断ることができない
☑7.相手に「拒否権」(断る権利)があることがわからない
☑8.物事を白か黒か(0か100か)で判断し、グレーゾーンがない
☑9.完璧主義である
☑10.人を敵か味方か、で分けてしまう
☑11.褒められても素直に受け入れることができず、何か裏があるのではないかと感じる
☑12.物事をネガティブに捉える、ネガティブなことを注視する
☑13.他人にどう見られているかを過剰に気にする
☑14.予期しないことが起きるとパニックになる
☑15.幸せなことがあると罪悪感を感じ、その分不幸がやってくると感じる
☑16.相手の言葉を真に受ける
☑17.常に愛情に飢えている
☑18.自分のルールを否定されると「自分自身」を否定されたと感じる
☑19.過度の一般化をしてしまう※
☑20.困ったことがあった時に人に助けを求められない、頼れない
☑21.過去の対人関係から学ぶことができない、人の悪い点を忘れ、良い点ばかり思い出す
☑22.誰かに見られていると、普段の力が発揮できない
☑23.自分の感情(気持ち)がわからない
※過度の一般化とは、「以前そうだったから」という極めて限定的な事例によって、「どうせまたそうに違いない」と結論付けることを言います。
例:「あの人にこの間否定された。次に会った時にも否定されるに違いない」、 「A という意見を否定された。B と C についても否定されるに違いない」等
<機能不全家族チェックリスト>
☑1.教育や躾という名目で親からの理不尽な言動・行動があった
☑2.親がいると緊張して安心することがなかった
☑3.親の言動に一貫性がなかった
☑4.親の言動と表情が一致していなかった
☑5.身体的、精神的、性的な暴力があった
☑6.「我慢しなさい」という言葉で親に支配された
☑7.親の意見に反対することが許されなかった
☑8.親に意見を言うと「誰に向かって言っているんだ」「縁を切る」などと脅された
☑9.親に意見を言うと泣いて罪悪感を感じさせられたり、逃げて聞いてくれなかった
☑10.親に自分の意見が言えるような雰囲気ではなかった
☑11.喜怒哀楽を表現することが許されなかった
☑12.一緒にテレビを見ても批判ばかりで楽しめなかった
☑13.条件付きの愛情で愛され、無条件の愛がなかった
☑14.世間体を気にしすぎる親だった
☑15.親に異常な偏見があった
☑16.一般的な常識ではなく、親の常識で支配された
☑17.親が人の良いところよりも悪いところに注目する傾向にあった
☑18.親が子どもにしていることに対して全て正しいと思い、何の疑問も感じることがなかった
☑19.親からの決めつけが多く、それに従うように誘導されていた
☑20.悩み事がある時にとても親に相談しようとは思えない環境だった
☑21.子ども部屋を持つことを許されなかった(家の間取りなどの事情は除く)
☑22.子ども部屋のドアを閉めることが許されなかった(境界を持てなかった)
☑23.欲しいものを素直に欲しいと言えなかったし、言えても2番目3番目に欲しいものを表明した
☑24.他の兄弟姉妹や身近な子どもと比較された
☑25.他の特定の兄弟姉妹の方がかわいい等の発言を直接、あるいは間接的に聞かされた
☑26.親自身が機能不全家族で育てられた
暴力(DV)を受けて育った方は、暴力(DV)はどこの家庭にも普通に行われているものだ、と思い込んでいる方も多く、
結婚や恋愛でパートナーをもった時に、加害者として暴力(DV)で解決したり、被害者として必要以上に暴力(DV)を許容してしまったりします。
加害者か被害者か極に振れてしまいます。
暴力(DV)こそが愛情だと勘違いしてしまう方もいらっしゃいます。
その結果、穏やかで安定した人に対して「愛情がない」「つまらない」と判断してしまうこともあります。
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