自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴④ | 共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔 takeheartのブログ

共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔 takeheartのブログ

夫婦問題の裏には「共依存」が隠れている!?
カウンセラーとして当たり前の「丁寧」「誠実」を大切に
診断・分析で終わらせない、その先を見据えて

自己愛性パーソナリティ障害の人には友達がいない人が多いです。

特に同性の友達がいない印象です。

いたとしても浅い関係であり、親友と呼べる人(心を開ける人)がいない人が多いです。

 

何か問題が起きた時に「相手が絶対100%悪い」という言動や態度をとるので、離れていかれてしまうのは当然です。

(問題と書きましたが、些細なことでもこういうことが起きます)

 

離れていかれてしまうのは当然なのですが、自己愛性パーソナリティ障害の人はそれがまったく理解できません。

自分のせいで離れていかれていることに気が付けません。

 

ではどう思うかというと、

 

「あいつは自分のことを裏切った」

 

です。

 

完全に他責で被害者ヅラです。

ただしこれは本気で思っていますので本人としては他責のつもりも被害者ヅラでもないのです。

他者の意見を聞き入れることはないのでこれが覆ることはないです。

 

そのため、自己愛性パーソナリティ障害の人の離婚や別れは、次の新しい人間関係に役立つものになりません。

糧になりません。

自分にはどこにも修正するところはないと思い込んでいますので成長がありません。

ですから同じことを永遠に繰り返すことになります。

 

私のところには、

 

離婚経験のある、自己愛性パーソナリティ障害なのではないかという人と結婚あるいは恋愛関係にある方、

 

からのご相談が多いですが、

みなさんパートナーについて共通して口にされることがあります。

 

それは、

 

以前の離婚や別れの原因を100%相手が悪いような言い方をしている、

 

ということです。

自己愛性パーソナリティ障害の人かどうかを見抜くポイントの一つでもあります。

 

共依存やアダルトチルドレンの人は同情心が強過ぎるので、こういう話をされるとかわいそうだと思いがちです。

自分だけがこの人の辛さをわかってあげられるんだと優越感に浸りがちです。

自己愛性パーソナリティ障害の人は口が上手いので真に受けやすい共依存やアダルトチルドレンの人は簡単に騙されてしまいます。
「相手が100%悪いってことはないんじゃない?」という気持ちになりにくいです。

洗脳されやすい人は気を付けてください。

 

ですがこれも自己愛性パーソナリティ障害の人にとっては騙すつもりはないのです。

なぜなら本気でそう(相手が100%悪い)思っているからです。

自己愛性パーソナリティ障害の人にとっては、本気で思っているのでただ真実を話しているだけなのです。

 

たまに自己愛性パーソナリティ障害の人の以前のパートナーと連絡をとる(とれる)方がいらっしゃいますが、

本人が言っていることとまったく逆で自分がDVやモラハラや浮気(不倫)をしていたというケースが多いです。

 

自分がしたこと(DVやモラハラや浮気不倫)は記憶の改ざんで忘れることもあります。

また、自分がしたこと(DVやモラハラや浮気不倫)によって、相手が自己防衛をしたその行為を自分への攻撃と捉えることもあります。


参考ブログ:真のモラハラ加害者に、加害者にさせられていませんか?

 

こうして自己愛性パーソナリティ障害の人は自分が被害者だと思い込んでいきます。

 

そういう意味で自己愛性パーソナリティ障害の人の言動は信用できないので、

もし今のパートナーが自己愛性パーソナリティ障害なのではないかという疑いがあれば、以前のパートナーに連絡をとってみても良いかと私個人的には思っています。

なかなか難しいですけどね。

 

以上を踏まえると、

 

共依存やアダルトチルドレンの方は(自己愛性パーソナリティ障害の人のパートナーは大抵共依存やアダルトチルドレンの特徴を持った方です)、

 

加害者の人をかわいそうに思い、同情し、

加害者の人に対して、自分だけがわかってあげられると思っている、

ということになります。

怖いですよね、悲しいですよね。

 

何か問題が起きた時にその問題が起きた原因がどちらにあるかということを数値で表す場合(厳密には無理ですが)、0対100なんてことはあり得ません。

そのため、しっかりと現実を見ようとせずに「相手が100%悪い」と言うような人は何か問題があると思っても良いと思います。

 

なぜこの人からいつも人が離れていくのだろう

 

と思ったら少し「この人何か問題があるのかも」と思ってみてください。

人が離れていくのにはそれなりの理由があるわけですからね。

 

<参考ブログ>

自己愛性パーソナリティ障害の人の被害者の方へ①

自己愛性パーソナリティ障害の人の被害者の方へ②

自己愛性パーソナリティ障害のパートナーと離れないとどうなるか
自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴①

自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴②

自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴③

自己愛性パーソナリティ障害と共依存の末路

 

お気軽にご相談ください。ご相談すること自体に悩まないでくださいね。←ご相談メールフォームです。

何度でも相談できる「共依存克服プログラム(離婚・修復相談含む)」の詳細はコチラ←ご相談内容に制限はありません。

メニュー(料金表)の詳細はコチラ

メニュー(料金)についてのQ&Aはコチラ

 

いろいろなジャンルの記事を順番等気にせずに書いてしまっています。

「テーマ別」をクリックして読んでいただけると同じテーマをまとめて読みやすいと思います。

お手数をおかけいたします。

 

Twitterの方が更新頻度が高めです。

お気軽にフォローしてください。
https://twitter.com/takeheart_d

noteも始めました。

https://note.com/takehearts

カウンセリングの日々で思うこと(抽象的な話が多いです)やアメブロに入らなかったものを載せています。

 

instagram

https://www.instagram.com/takeheartand/