自己愛性パーソナリティ障害の特徴に近い方は、
離婚の原因として上位を占める、
不倫(異性関係)、DV・モラハラ、借金のすべてが揃うことが多いです。
これら全てが揃うとさすがにパートナー(配偶者)の方に離婚をすすめることがございます。
自分を着飾るためなら借金をしてでも購入することがあります。
自分の収入に見合わない高級車や高級時計を身につけ、称賛を得ようとします。
パートナー(配偶者)が少しでも自己愛者に対して批判したり否定したりすると、
「こんなはずじゃなかった」
「結婚前の約束と違う」
等と平然と言い、
罪悪感を植えつけてきます。
攻撃的にもなります。
もしあなたの自己肯定感が低く自己愛者に依存していると、自己愛者はそれを見抜きます。
そして自己愛性パーソナリティ障害の特徴が助長され、あなたに対してより攻撃的になります。
満たせてもらえなくなると他の異性に飛んでいきます。
自分を満たしてくれる人へ。
話は少しズレますが、
もし自己愛性パーソナリティ障害の方の不倫の証拠を掴んでも絶対に本当に必要な時(離婚を決めた時)まで自分が証拠を持っているということを言わないでください。
自己愛性パーソナリティ障害の方の嘘は雑なことが多いのでだんだん辻褄が合わなくなってきます。
辻褄が合わなくなるくらい嘘をつかせてください。
そうなると証拠が活きてきます。
先程、自分を着飾るためなら借金をしてでも購入する
と書きましたが、
この借金はパートナー(配偶者)に借りていたりします。
つまり、パートナー(配偶者)に借りたお金で購入したもので他の異性を魅了しようとするのです。
自己愛性パーソナリティ障害の方は、
自分が満たされなくなれば他の異性に飛んでいけば良い、
と感じています。
意識的か無意識的かどうかはわかりませんが。
パートナー(配偶者)に借りたお金を、不倫相手から借りたお金で返そうとすることもあります。
まず返そうと思うこと自体が稀なケースではありますが。
表面的な魅力が圧倒的な方が多いので上記のようなことが達成されてしまいます。
達成されてしまうが故に成功体験となり誤った自信となります。
ですから治りづらいのです。
欲に限度がないので、誰か一人で満たしてあげることはほぼ不可能です。
ですので、仮に不倫したとしても不倫相手とは長続きしないことが多いです。
かと言って、パートナー(配偶者)のところに戻ることは少ないです。
もうパートナー(配偶者)は敵だからです。
敵のところには戻りません。
他の方を転々とするでしょう。
(しかし、他の方で満たされず、新たな候補者がいなくなった時には戻ってくることがあります。このあたりはまた別の記事で深掘りしたいと思います)
また、あなたの自己肯定感が低いことがわかると、
あなたをモラハラ加害者に仕立てることで自分を守ることもあります。
「自分はモラハラ加害者なのではないか」
と心配でご相談に来る方がいらっしゃいますが、
お話を聞かせていただくと全くの逆であることがございます。
どう考えても被害者なわけです。
パートナー(自己愛者)に加害者だと思わされているのです。
以前にも申し上げましたが、
自己愛性パーソナリティ障害の方はパートナーに対して、
「自分がおかしいのではないか」
と思わせることに長けています。
長けていると言うと語弊があるかもしれません。
自己愛性パーソナリティ障害の方は、
心底自分がおかしいと思っておらず、自信に満ちた言い方なので、
パートナー(配偶者)は「自分がおかしいのではないか」という気持ちにいつのまにかなっている、
というのが正しいかと思います。
自己愛性パーソナリティ障害の特徴に近い方は、理想と現実のギャップを埋めるために他者や物を利用するのではなく、ギャップを受け入れ、本当の自分を受け入れ、誤った成功体験を積み重ねることで自分や他者に対して傷つけることのないようにしてもらいたいと思います。
自己愛性パーソナリティ障害のパートナー(配偶者)の方は、自己肯定感を高め、できれば経済的に自立し、「一人でも大丈夫」という状態を作り、「どうせ自分とは離婚はできないだろう」と思われない自分になっていただきたいと思います。
<参考ブログ>
自己愛性パーソナリティ障害のパートナーと離れないとどうなるか
自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の特徴①
何度でも相談できる「共依存克服プログラム(離婚・修復相談含む)」の詳細はコチラ
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