これ、どこが「バリア」かな?~靴編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日の「バリア」は、
これ、どこが「バリア」かな?~靴編~



さて、

これは何の変哲もない「靴」なんですが、
これ何か問題あると思いますか?


『え、別に何も...
只のスニーカーでしょ。(苦笑)』

ですよね、
そりゃどこもおかしくはないですよね。

じゃあ、この靴を履きたい人が
片手が使えない人だったらどうでしょう。



・・・う~む



『あ、靴ヒモが結べないってことか?』

そうですね。
一般的にヒモを結ぶためには
当然両方の手が必要な訳なんで、
足を入れれたとしても
ブカブカ状態になるでしょう。(^-^;

『じゃあこんなような
靴ヒモがない靴だったら問題ないのか?』
いやこれでも、
けっこうブカブカ感はあるので
きっと進んでは「これを履こう!」
にはならないでしょうね。(^-^;

誰かに履かして貰えば、
靴ヒモが付いていてる靴でも
問題ないんでしょうけど、
ひとりだったら
あきらめるしかないのか...(^-^;

それとも、

こんなようにして履くのか...(^-^;

『あぁ、え、じゃあなんか方法はあるの?』



・・・



あります。ありますとも...

こんな感じの靴であれば
簡単に自分で履けるんです!(^-^)

「靴ヒモの代わりに
マジックテープの靴の数々」!




『なるほどいいなこれ、(^-^)
え、でもどうやって自分で履くの
片手が使えないんだろ?』



・・・



はい、それなんです。

僕の場合は、

このようにして
靴の開口部をちょっと広げておいて、
スッと足が入るようにして
その間に履いています!(^-^)
(あ、あのマジックテープの
付いていてるところって、
ちょっと引っ掛かりがいいんです。)

『ふ~んなるほど、
でもそれどんな靴でも当てはまるのか?』


う~ん、ぶっちゃけそう出来ない靴も
いっぱいあります。(^-^;

その際は僕の場合は、
ちょっと強く折り曲げて
靴にその形状を覚えて貰ってますね。
それでなんとか凌いでいます!(^-^)

『なんだ、力業かよ...(^-^;』

なのでその代わりと言っちゃなんですけど、

これは靴ではないんですが、
ひとつこれに似た対策をしたことを
紹介しますね。


僕は左側の足の麻痺が
めちゃくちゃ強いので、

こういった「装具」と呼ばれる
補助具を付けていないと、
掴まり立ちが出来ないので、
トイレやらベッドやら車への移乗も
出来ないんですけど、(^-^;


その「装具」に
ある工夫をしているんですね。


このように装具のベルトのひとつは
通常は固定されていないので、
ぶらんぶらんで
片手じゃあ動いてしまって、
ベルトの穴に通せれないんですよね。(T_T)
(頑張れば通せれますが、
時間はかかります。)

そこでこのようにマジックテープを
金属の部分とベルトにくっつけました。

すると、自分で素早くそして楽々!(^-^)

『ほ~』



このような感じで、

たとえ片方の手が使えなくても、
またその他の「バリア」を
抱えている場合であっても、
方法はいろいろあるんです。効能も...

そしてスマートに
いろいろなことが出来るんです!(^-^)

使えるモノは、どんどん使いましょう!

その結果、「出来ることup」に...(^-^)

『なるほどね~』