これ、なにに使うでしょうか?~「細い容器とか」編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
これ、何に使うでしょうか?~「細い容器とか」編~



さて、

これは何の変哲もない
新品の「ちょっと細い容器」なんですが、
これ、ある変わったことに使えるんですけど
何か想像つきますか?



『え、そう言われても、
なんか漠然とし過ぎて
全然思いつかないよ。(苦笑)』

ですよね、そりゃそうなりますよね。

では、この容器を使う人が
片手が使えない人だったらどうでしょう。



・・・



『う~む、問題点ということだったら
新品だからフタが開けられない
ってことなんだろうけど、使い方か...
片手が使えない人ということなんで、
まぁちょっと狭まったんだけど、
まだ想像もつかないよ。(^-^;』

そうですよね。

問題点は言われた通り、
「フタが開けられない」ということ。
一般的に新品の容器のフタを開けるためには
けっこうな力で捻らないといけないので、
麻痺があったりしてちょっと力が弱いと、
こういう新品のフタは
開けられないことがよくあるんですね。(^-^;

反対の麻痺の強い腕で挟んで
開けられたとしても、
滑ってなかなか力が伝わらなくて
時間はかかるでしょう。(^-^;

で、こんなような「オープナー」
という道具を使えば問題ないんですけど、



今回は「ある使い方」なんです。
ズバリ言いますね。(^-^)


ところで、

「爪を切りたい」場合に
片手じゃあ切れないですよね。(^-^;

『まぁな... え、それがどうしたの?』

でもこんな感じで容器を握ることが出来れば、
使えない腕側の爪(親指)のみは
自分で切れちゃうんです!(^-^)


先程のフタが開けられない問題についても、
このように握って固定しておいて
もう片方の動きやすい手で、
バキバキッと捻れば
なんとか開けられるんです!(^-^)

つまりちょっと細い容器のある使い方とは、
こんな感じのことです!(^-^)

『なるほどえ、じゃあ他の指はどうすんの
片手が使えないんだろ?』


はい、それなんですよ。

僕の場合は、


このようにして
車いすの肘おきにグーになった手を
もう片方の手で広げて、
指を1本1本引っ掛けておいて
その間にもう片方の手で切ります!(^-^)
(そのもう片方の手だけ
シャワー介助の時に切って貰っています。)

『ふ~んなるほど、でもその細い容器って
持ち歩かなくちゃいけないの?』



・・・



その必要はありません!

そこら辺にあるモノで
適当な容器とかを使えばいいんです!(^-^)

僕なんかは
時々この棒を使うんですよね。(笑)



『あぁ、これな... 
こんなんにも使えるんだ。苦笑』



このような感じで、

たとえ片方の手が使えなくても、
またその他の「バリア」を
抱えている場合であっても、
方法はいろいろあるんです。効能も...

そしてスマートに
いろいろなことが出来るんです!(^-^)

使えるモノは、どんどん使いましょう!

その結果、「出来ることup」に...(^-^)

『ほ~』