「ノールック状態」の副産物とは? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。
「自分流」バリアフリーアドバイザーの
たけちゃんです。

本日は、
[「ノールック状態」の副産物とは?]
ということで、
お話したいと思います。


◇◇◇◇◇

さて昨日のブログの中で、
「ノールック状態」という言葉を
出したのですが、

僕のボッチャにおける投球フォームは、
その「ノールック状態」がしやすくするため
けっこう「前傾姿勢」になるんですね。

前傾姿勢にすることで、
自然に目線を地面に行かせて
「ノールック状態」に...

元巨人・レッドソックスの
岡島投手のように...



目標物は、
投球前に照準を合わせる時に観るというか...
(アドレス時?)
投球姿勢になったら
「目線」は手に握ったボールというか床。



「ノールック状態」で投球するとというか
何かをやると、

感覚というか「距離感覚」が
より鋭くなるんですよね!

全盲の視覚障がい者の、
研ぎ澄まされた
視覚以外の「感覚」のように...

その結果...(^-^)


時々、
「ボッチャは感覚を研ぎ澄ませたスポーツ」
と言われているんですけど、

目標物を観ながらの投球の場合、
「感覚」というより「視覚」で得た情報に
距離感覚を合わせる訳なので、

「視覚」優位な感じというか
言うほど「感覚」は使えてないんですね。(^-^;

「感覚」をより研ぎ澄ませる、使うには、
この「ノールック状態」を敢えて作ることは
持ってこいだと思うんです!(^-^)


また、

「前傾姿勢でのノールック」じゃない、
ノーマル投げというか
目標物手前で大きく「ワンバウンド」させる
目標物を観ながらの投球だと、

ボールの痛みが進むんですね。

ボールが痛むと、
転がり具合にバラツキが出てしまって
自分の想うように
いかなくなってしまうんです。(^-^;
(精度の低下)

ボールを換えれば訳ないのですが、
1球5000円くらいはかかるので
そうは換えられないですよね。



繰り返すんですが、

「観ながら投球」の場合、

視覚を使って投球する分、
肝心な距離感覚(動感覚)
あまり使えてないんですね。

逆に「ノールック状態」での投球の場合、

視覚を使わないで、
頭の中での
「動感覚」だけで距離を合わせるので、

「距離感覚」を
より使うことになるんですね!(^-^)

ゴルフのロングパットの要領で、
投球した直後に
その軌道を確認します。



その結果、

「リハビリ」(体力増進用)としての
ボッチャの側面がより強化されるし、
全盲の視覚障がい者の人相手でも
ハンデなく出来るんです!(^-^)

『お~』


手軽に「ノールック状態」を作るには、

まぁ目を閉じればいいんですが、
こんなような「アイマスク」を
はめても出来ます!(笑)




『なんかマニアックな話やな~...苦笑』