「すべての人」が楽しめるスポーツになるために... | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。
そうだ、「ボッチャ」をやろう!
案内人のたけちゃんです。

本日は 、
[「すべての人」が楽しめるスポーツになるために...]
ということで、
お話したいと思います。


◇◇◇◇◇

さて、

僕がやっているスポーツ
「ボッチャ」って、

大会とかに出ている
本格的にやっている人でも、

けっこう年配の方もいて、
さらに男女比は同じくらいで
男女問わずのごちゃ混ぜの
スポーツなんですね。

小学生くらいの子供から
おじいちゃんおばあちゃんと幅広く...

若い子の場合は養護学校とかで
ボッチャをやっている人が多くて、

年配の方の場合は
どこかの施設でレクリエーションとして
やっている人が多いかな...

僕のような40代(中年)の人は
わりと少数派かと思います。


というようにですね、

「スポーツ」ではあるけれど、
年齢の壁・負担が少ないという
ボッチャの特色を生かし、

僕は様々なアプローチを駆使し、
年がいにもなくアスリート気取りで
ボッチャをやっているんです!(笑)



ところで「ボッチャ」ってですね、

日本においては、
障がいの種類で6個のクラスに
分けられているんですよ。

『えっ6個も...』

詳しく言うと、

脳性麻痺関連の障がいの人のクラスが3個、
筋ジストロフィーや脛椎損傷などで
4肢とも麻痺している人のクラスが1個、

あと日本のみのクラスということで、
上記以外の障がいの人のクラスが2個、

という内訳なんですね。

ちなみに、
僕は「オープン座位クラス」と言って
日本のみの2つのクラスのひとつなんです。

「日本のみ」ということは、

パラリンピックや国際大会への
参加資格がないんですね。

特別障がいの程度が
軽い訳ではないんですが、
(現に重度の障がい等級の1種1級の方も
僕のクラスにはけっこういます。僕もそう...)

さらには人数も
多いクラスと同等くらいいるんですが、
(いや一番多いのかも...)

現況では、
上記の4つのクラスに該当する障がい者
しか参加資格がないんですよ。

いくら本腰を入れてボッチャをやっても、

行きつくところは
国内の大会どまりなんですね。

パラリンピックとかには
出られないんです。

まぁ僕の場合、
「リハビリ目的」という側面は
半分あるにしろ、

それだけでは、
モチベーションを保っていられないな
ということで、

ちょっと「提案」というか
「思いつき」を紹介しますね。



それはザックリ言うと、

「クラス分け」という概念は外して
すべてのどんな障がいの人も対象にして、
さらに健常者も含めた
「無差別級クラス」を新設すること。

(このクラスに配属するか
   現況のクラスかは、
    「選択制」というのも考慮中...)

あと「アイマスク着用」の競技にする。

※パラリンピックを含めた国際大会出場可。


もう少し細かく説明しますね。

まずは、
「すべてのどんな障がいの人も対象にして、
さらに健常者も含めた
無差別級クラスの新設」
なんですが、

健常者も含めての
「クラス分け無し」によって、

障がいの種別によっての「垣根」、
さらに健常者と障がい者の「垣根」
をなくすための、

ひとつの要因に出来るのではないか
ということです。



もうひとつの、
「アイマスク着用」の義務
についてなんですが、

「ボッチャ」って、

現況では目標物を目で見て、
それを元に力加減を調節して
目標物を見ながら投球するんですね。
(ほとんどの競技者が...)

そこで「アイマスク」をすることで、

すべての競技者が
「視覚」が使えなくなる訳です。

「視覚」を無くして
「距離感覚」だけでの投球にするんですね。

全盲の視覚障がい者の人にも
ハンデなく出来るように...

さらにそうすると、

「距離感覚」の向上効果が
より期待出来るんです!

その結果、

「リハビリ」としてのボッチャの側面が
より強化される訳なんですね。

『お~』

まぁ、
「アイマスク」を装着するタイミング
をはじめ細かいことについては、

さらに熟考していかなければ
ならないんでしょうけど...











こちらも、お願いしますね...m(__)m



◇◇◇◇◇



最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。