1982年のアルバム(その15 Diver Down / Van Halen) | TOMのブログ

1982年のアルバム(その15 Diver Down / Van Halen)

1982年のアルバム・シリーズ!!

全米最高位 No.2キラキラのアルバムCDを取り上げて、しばらく休んでおりましたが・・・

まだまだ止めていませんよ。(笑)

 

全米アルバム・チャート最高位 No.3キラキラのアルバムCDから復活です。!!ニコニコ

先ず登場するのが、このシリーズでは、常連といえる・・・

 

Van Halen音譜

 

Led Zeppelin音譜が、John Bonham音譜死去で活動停止・・・

Kiss音譜、Aerosmith音譜が、主要メンバーの脱退により低迷・・・

ハード・ロックの王座は、AC/DC音譜!!・・・といった状況になっていました。

一方、Eddie Van Halen音譜という天才的ギタリストギターは、いるものの・・・

俗に言うHR/HMとは、少し違う、寧ろJourney音譜、Styx音譜にも近い・・・

Van Halen音譜は、そんな位置づけだったように思います。

 

ただシングル・ヒットが乏しい・・・

特に前2作CDからは、シングル・ヒットと言える曲もリリースされませんでした。

 

・・・で、そんな彼らのニュー・シングルCDがアルバムに先がけて登場!!

 

(Oh) Pretty Woman音譜

 

そう、あのRoy Orbison音譜の大ヒット曲(1964年~65年、全米No.1キラキラ、全英No.1キラキラ)

この誰もが耳にしたことのあるような歌を、あのDave音譜のアクの強い歌を中心に!!

オリジナルに忠実でありながら、まさにVan Halen音譜といったロック・ナンバーに!!

またミュージック・ビデオも作られ・・・小人2人に女性がいじめられていて、そこへ・・・

サムライに扮したMichael音譜、ターザンに扮したAlex音譜、ガンマンに扮したEddie音譜

そして皇帝に扮したDave音譜が助けに行くが・・・女性は実は男性だったとのオチ・・・

そんなコミカルな内容で大人気!!、期待通りチャートを急上昇アップ

そしてアルバムCDの方も少し遅れて登場!!、タイトルは・・・

 

Diver DownCD

 

シンプルなデザインの赤と白のアルバム・ジャケット

アート・ディレクションは、Pete Angelus、Richard Seireeri

写真撮影カメラは、Michael Marks、Neil Zlozower、Richard E. Aaron

そのようにクレジットされています。

 

 

レコーディングは、1982年1月~3月

ロスアンゼルス Sunset Sound音譜、ノース・ハリウッド Amigo Studios音譜にて・・・

 

Van Halen音譜メンバーは・・・

David Lee Roth音譜リード・ヴォーカルカラオケ

Eddie Van Halen音譜エレクトリック・ギターギター、アコースティック・ギター、バッキング・ヴォーカル他

Michael Anthony音譜ベース、バッキング・ヴォーカル

Alex Van Halen音譜ドラムスドラム

 

エンジニアリングは、Don Landee音譜

セカンド・エンジニアリングは、Ken Deane音譜

プロジェクト・コーディネーターは、Joe Motta音譜

プロデュースは、勿論、Ted Templeman音譜です。

 

オリジナル曲は全曲、Eddie Van Halen音譜、Alex Van Halen音譜、Michael Anthony音譜、David Lee Roth音譜 の作品です。

 

 

A面1曲目、シンバルがフェイドイン・・・ギターギターが入り、Dave音譜の声カラオケ

Where Have All The Good Times Gone音譜、Ray Davies音譜の作品!!

その通り、The Kinks音譜のナンバー!!、シングルTill The End Of The Day音譜のB面

アルバム The Kink KontroversyCDに収録!!、You Really Got Me音譜に続いて・・・

Kinks音譜のカバー、Van Halen音譜は、数曲 Kinks音譜をプレイしていたよう・・・

ドライヴ感阿附tれるサウンド、アクの強いDave音譜の歌カラオケ、コーラスもキマリ・・・

そしてEddie音譜のギターギター、ソロ部分で、エコーを効かせています。

全米メイン・ストリーム・ロック No.17キラキラ、邦題は「グッド・タイムズ」音譜です。

尚、David Bowie音譜もカバーしていました。

2曲目、速弾きのギターギターから、スピード感あふれるドラムスドラム

Hang 'Em High音譜、ノリよく早口で歌うDave音譜、盛り上げるEddie音譜

そして短いながら、Eddie音譜は速弾きのソロも聴かせます。

同名のウエスタン映画カチンコから取られたタイトルでしょう。・・・

3曲目、ギターギターのヴォリューム・コントロールでフェイドイン・・・

Cathedral音譜、邦題そのまま「大聖堂」音譜、Eddie音譜のインストゥルメンタル音譜

タッピング奏法で、教会のオルガン🎹を意識した音作りになっています。

Van Halen音譜のライヴ音譜でEddie音譜のソロの時にプレイされていました。

4曲目、ギターギターのカッティングから、ブルージーなシャッフル調に・・・

Secrets音譜、ギターギターに合わせて、語るように歌う Dave音譜

メンバーもコーラスマイク、そしてエフェクターを効かせたEddie音譜のソロギター

最後は静かにエンディング、アルバムCDから第3弾シングル!!

全米メイン・ストリーム・ロック No.22キラキラとなっています。!!

5曲目、ドラムスドラムが打ち鳴らされ、歪ませたギターギター

Intruder音譜、インストゥルメンタル・ナンバー!!、・・・ですが、Eddie音譜のギターギター

まるで歌っているように・・・そして、このタイトル通り、導入部となり・・・

6曲目、ハードなギター中心のイントロに引き継がれ・・・

(Oh) Pretty Woman音譜、勿論、Roy Orbison音譜の大ヒット曲!! (1964年、全米No.1キラキラ、全英No.1キラキラ)、Roy Orbison音譜、William Dees音譜の作品!!

オリジナルに忠実ですが、アクの強いDave音譜の個性が強調されて・・・

ポップなハードロック・ナンバーとなっています。!!

前述の通り、アルバムCDの先行シングルで、全米No.12キラキラ、全米メイン・ストリーム・ロック No.1キラキラ、1982年の全米年間シングル・チャート No.88キラキラ、カナダ No.15キラキラ、1982年カナダ年間 No.51キラキラ、オーストラリア No.59キラキラ、オランダ No.28キラキラ、そして 全英No.41キラキラ、・・・この時点で、Van Halen音譜、最大のヒットに!!

そして、Van Halen音譜、Dave Lee Roth音譜の活動を示唆する・・・そんなナンバー!!

尚、前述のビデオ映画は、この2曲続けて作られています。・・・

 

 

B面1曲目、シンセサイザー音(!?)から、ハードなギター・サウンドギターへ・・・

Dancing In The Street音譜、勿論、Martha And The Vandellas音譜の大ヒット曲!!

(1964年、全米No.2キラキラ、1969年、全英 No.4キラキラ

Marvin Gaye音譜、Ivy Hunter音譜、William "Mickey" Srevenson音譜の作品!!

その後、多くのアーティストがカバー!!、ここではややミディアム・テンポに・・・

ハードなギターギターが刻まれ、Dave音譜をコーラスマイクがバックアップしています。

アルバムCDから第2弾シングルで、全米No.38キラキラ、全米メイン・ストリーム・ロック No.3キラキラ、カナダ No.15キラキラ・・・といったヒットとなっています。

2曲目、アコースティック・ギターのカッティングから・・・

Little Guitars (Intro)音譜、フラメンコ風に、Eddie音譜の独壇場、しっかり聴かせます。

3曲目、ドラムスドラムが刻まれ、一転してハードなエレクトリック・ギターギターに・・・

Little Guitars音譜、アップ・テンポとなり、パワフルに歌うDave音譜

コーラスマイクも入り、ポップな1面も・・・途中、静まって、再びノリよく・・・

最後は、Eddie音譜のギターギターのリフレインでエンディング・・・

全米メイン・ストリーム・ロックでは、No.33キラキラとなっています。

4曲目、一転して軽いタッチのアコースティック・サウンド、クラリネットが入り・・・

Big Bad Bill (Is Sweet William Now)音譜、1924年の作品・・・

作曲はMilton Ager音譜、作詞はJack Yellen音譜、最初は、Margaret Young音譜

その後、多くのアーティストがレコーディング!!、ノスタルジックなムード・・・

このクラリネットは、Van Halen兄弟の父親、Jan Van Helen音譜

Dave音譜の歌とかけ合うように、心地よく響き、完成度の高いナンバーです。

5曲目、アコースティック・ギターがタイトに刻まれ、合わせるようにDave音譜

The Full Bug音譜、一転、スピード・アップして、ブギーに!!

シンプルなサウンドの中、軽快にDave音譜の歌を、コーラスマイクがバックアップ!!

そして、短いながらハードなソロギター、Dave音譜は、ハーモニカもプレイ!!

歌とギターギターのかけ合いのリフレインでフェイドアウトしていきます。・・・

全米メイン・ストリーム・ロック No.42キラキラとなっています。

6曲目、Dave音譜が、口ずさみ、メンバーのコーラスマイクで始まるのは・・・

Happy Trails音譜、Roy Rodgers音譜とDale Evans音譜が1952年にレコーディング!!

作者は、Dale Evans音譜、当時、彼らのラジオ番組、T.V.ショーテレビでテーマ曲に!!

またその後、多くのアーティストに取り上げられています。・・・

無伴奏、アカペラ・スタイル・・・最後は、Dave音譜が締めます。・・・

尚、Van Halen音譜のライヴ音譜のエンディングにも使われていました。・・・

 

 

前述の通り、全米アルバム・チャート最高位 No.3キラキラ

全米で400万枚CDキラキラ突破!!、1982年の全米年間アルバム・チャート No.71キラキラ

カナダ No.15キラキラ、プラチナ・ディスクCDキラキラ獲得!!、その他、オーストラリア No.79キラキラ、ニュージーランド No.37キラキラ、オランダ No.28キラキラ、西ドイツ No.65キラキラ、フランス No.9キラキラ、ノルウェー No.27キラキラ、スウェーデン No.18キラキラ、フィンランド No.20キラキラ、そして全英 No.36キラキラ・・・世界中でビッグ・セールス!!

そして、日本日本、オリコン・アルバム・チャート No.22キラキラ

洋楽ロックとしては、かなり好セールス!!

ロック・ファンは勿論、Eddie音譜は特にギター・キッズからは神格化された存在に!!

一気にファン層を広げたと言えるでしょう。!!

 

 

このDiver DownCD

約半分が、カバー曲ということで、Beatles音譜のFor SaleCDを思わせますが・・・

ここでは、寧ろそれらがコマーシャルなナンバーとなって・・・

これまでで、最大のヒット・アルバムCDとなったように思います。!!

 

さてVan Halen音譜、あまりにもビッグな存在となりましたが・・・

Eddie Van Hallen音譜

この1982年の年末に・・・

歴史に残るレコーディングに参加することになるのでした。・・・