Van Halen@愛知県体育館(大阪の方、ネタバレ注意!!)
Diamond DaveことDavid Lee Rothが復活
ベースにEddieの長男Wolfgangを加え、新作A Different Kind Of Truthをリリース
東京ドームでの来日公演も決定
・・・だったのですが、Eddieの病気で翌年に延期に・・・心配されましたが・・・
そんな中、4月にオーストラリアで行われたStone Music Festival 2013に出演
健在ぶりを発揮、満を持しての日本公演です。
初日は延期後に追加された6月18日の愛知県体育館
かつてはQueenやABBAも来日公演を行ったところです。
Van Halenとしては15年ぶり
そしてDave入りのVHは何と34年ぶり
それを示すかのようにファン層は高めです。
AC/DCがBGMで響く中、定刻19時を回ったら、Alexらしい影が・・・
ライトダウン
左よりWolfgang
右よりEDH、5150と記されたアンプをバックにEddie登場
手にはお馴染みストライプのフランケン(ギター)
パワフルな演奏がスタート
Daveが旗を掲げて登場
1曲目はUnchained
Gary Cherone時代の来日公演でもオープニングでしたが・・・
日本でもシングル発売されていた人気曲
Daveの歌でのこの瞬間を多くが待ち望んでいたことでしょう。
再び髪が長くなったEddieは元気そう
最初から随所に凄い腕前を披露
早くも最高潮です。
WolfgangのベースのイントロからRunning With The Devil
軽快なイントロで新作からのShe's The Woman
ハードなRomeo Delight
「ニホンゴ、ヘタデスミマセン・・・」
何とDave、最近、日本に長期滞在していたようで、かなりマスターしています。
Tattooでは、Eddieは赤いボディのギターに変えていました。
Alexの叩くアフリカン・ビートといえるドラミング
Everybody Wants Some!!
ライヴに栄える曲ですが、恐らくDave復活で復活でしょう。
派手なイントロからSomebody Get Me A Doctor
ギター・キッズが多くコピーしたナンバー
EddieとWolfgangがコーラス
新作からのChina Town、ダウンタウンを走る映像になっていました。
曲は軽快なJamie's Cryin'
続いてコーラスが印象的なHear About It Later
この辺りは新たに加わったようです。
一転してポップな(Oh) Pretty Woman
これも聴いたことがなかったので嬉しく思いました。
Alex1人が残って、ドラム・ソロ
ブラスが入ったBGMに合わせてツイン・バス🥁
メンバーが戻って、ニコニコ顔のEddieがお馴染みのイントロ
You Really Got Me
Daveは黄色いジャケットを羽織り、Eddieとのかけ合いのシーンも・・・
このツー・ショット多くが待ち望んでいたでしょう。
続いての新作からのThe Trouble With Never
途中のトークの部分で、何とDaveはほとんど日本語・・・
場内の笑いを誘い、さすが唯一無二のキャラクターです。
Alexのカウベルの入ったカウントでDance The Night Away
再びEddieが赤いギターに変えてのI'll Wait
ヒット曲ですが、初めて聴きました。
ハードなAnd The Cradle Will Rock...
バックには大きな4人の映像がフィーチャーされていました。・・・
Eddieの早弾きから、Hot For Teacher
Daveのとぼけた感じの歌も健在
少し昔のWomen In Love...
さらに昔の若々しい音作りのAtomic Punk
EddieのソロからイントロにつながるMean Street
オーストラリアのフェスでやらなかった曲が続々登場します。
コーラス部分が印象的な軽快なBeautiful Girlsもかつては定番だったでしょう。
・・・と、ここで暗転・・・
ステージにはスクリーン映像
何と日本を舞台にしたDave主演のヤクザ映画(Tokyo Story)
Daveは殺し屋役、そして彼に殺されるヤクザ役が何と小錦八十吉さん
日本人なら誰もが知っているような方だけに大ウケです。
・・・ところで、これはなんだったのでしょうか。(笑)
これが終わるとギター1本で登場
Daveの定番ソング、Ice Cream Man
今回はVan Halenヴァージョンだけに豪華です。
ここからは凄い
ハードなリズムで、Eddieのギター
Panama
場内、大声で絶叫
Dave入りで日本初披露です。
ステージも終盤ですが、Eddieにスポット
Eruption~そしてCathedral・・・
中央に座って、ライトハンド~タッピング
神技を披露
でも何より彼が元気に戻って来てくれたことに感動です。
そしてDaveたちが戻って、あのイントロ
Ain't Talkin' 'Bout Love
Van Halen初期のテーマ曲といえそう・・・
Hey,Hey,Hey~
大盛り上がりでエンディングとなりました。
・・・
一度ライトダウンしたら、Daveが
「アンコール・・・」
お馴染みのイントロ
最高潮の中、最後の大爆発
Jump
Van Halen公演でも、Daveのソロ公演でも聴いていますが
両者合体は初めて
ステージ上のライティングも華やかに
Eddieのギターソロ
Daveはレーシング・フラッグを振り回し、紙吹雪
その中を舞うメンバーたち
愛知県体育館は興奮と感動の坩堝に
最後は4人勢揃いで、約2時間20分の物凄い時間は幕を閉じました。・・・
会場を後にする皆さん、とにかく興奮して話す声が震えていました。・・・
Eddieの卓越したギター・テクニック
Daveの超個性的キャラクター
そして数々のヒット曲・・・
とにかくそれだけで凄いVan Halenですが
さらに凄い何かを持っている。
その何かの答えを、身を持って体験できた
それが今回のコンサートだった、と確信しています。