1980年のアルバム(その57 Faces / Earth, Wind & Fire) | T-BOSS のブログ
2021-10-16 11:00:02

1980年のアルバム(その57 Faces / Earth, Wind & Fire)

テーマ:音楽

1980年のアルバム・シリーズ!!、全米最高位 No.10キラキラのアルバムCD

続いては、Fantasy音譜、September音譜の大ヒット!!

あの怒涛の来日公演音譜で、日本でも洋楽アーティストの中で幅広い大人気の・・・

 

Earth, Wind & Fire音譜

 

大ヒットアルバム I AmCDから、1年以上過ぎて・・・

1980年も後半、新作CDは、今度は、なんと2枚組CDとのこと!!、タイトルは・・・

 

FacesCD

 

Maurice White音譜が、文字通り「顔」をコンセプトとした作品とのことです。!!

人気の Earth, Wind &Fire音譜だけに、日本でもすぐに発売!!

邦題はそのまま「フェイセス」CD

確かに邦題は問題があるものもありますが(笑)・・・

EW&F音譜に関しては、これまでも「太陽神」CD、「黙示録」CD・・・

神がかったものを感じ、今回も何か気の利いた日本語のタイトルを付けれなかったのかな!?・・・そうも思いました。(苦笑)

 

尚、2枚組ということで、日本盤LPレコードCDの価格は、4,000円!!

同時期に、Bruce Springsteen音譜のThe RiverCD、Barbra Streisand音譜のGuiltyCD、Stevie Wonder音譜のHotter Than JulyCD・・・

色々購入し大変だったので、このアルバムCD、すぐには購入できませんでした。ショック!

 

 

レコーディングは、1980年3月~7月・・・

ウエスト・ロスアンゼルスの ARC Studios音譜、西インド諸島、モンセラ島の AIR Studios音譜、ノース・ハリウッドのDavlen Sound Studios音譜、ロスアンゼルスの George Massenburg Studios音譜、UCLA Royce Hall音譜、ハリウッドの Filmways/Heider Recording音譜

 

EW&F音譜としてのメンバーは・・・

Maurice White音譜ヴォーカル、ドラムス、カリンバ

Philip Bailey音譜ヴォーカル、コンガ、パーカッション

Verdaine White音譜ベース

Fred White音譜ドラムス、パーカッション

Al McKay音譜ギター

Johnny Graham音譜ギター

Ralph Johnson音譜パーカッション

Larry Dunn音譜ピアノ、シンセサイザー、プログラミング

Andrew Woolfolk音譜テナー・サックス

以上9名で、今回も豪華メンバーが参加!!

 

エンジニアリング、AIR Studios音譜は、Franklin Allen音譜、Geoff Irons音譜、George Morgan音譜、John Silcott音譜、Mark Touhy音譜、Reuben音譜、Steve Jackson音譜

Davlen Sound Studios音譜は、Emie Sheesley音譜、Jeff Borgeson音譜

Royce Hall音譜は、Ray Gonzales音譜、Filmways/Heider音譜は、Tchad Thompson音譜

レコーディング、ミキシング、ARC音譜は、Robert Wolstein音譜、Ron Pendragon音譜

George Massenburg Studios音譜は、George Massenburg音譜、Ken Fowler音譜

マスタリングは、The Mastering Lab音譜、Customatrix音譜にて、Michael Reese音譜

プロデュースは、勿論、Maurice White音譜です。

 

アルバム・ジャケット、アート・ディレクション、デザインは、Roger Carpenter

イラストレーションメモは、Kevin Lyman

写真撮影カメラは、Jim Shea、Bruce W. Talamon、C.Ness、Franzie Moore

今回、長岡秀星先生のクレジットは、ありません。・・・

内ジャケットには、Maurice White音譜のメッセージが記されていました。・・・

 

 

レコード1枚目A面、流れるようなシンセサイザー音、ギターギターのカッティング!!

多彩なパーカッションのリズムにホーン!!、そこへ Maurice White音譜の歌声カラオケ

Let Me Talk音譜でスタート!!、ノリよく、多重コーラスも!!

Philip Bailey音譜、Larry Dunn音譜、Ralph Johnson音譜、Al McKay音譜、Maurice White音譜、Verdine White音譜の作品!!、サビの部分では、Philip Bailey音譜の歌カラオケ!!

ホーン・アレンジメントは、Jerry Hey音譜

ストリングス・アレンジメントは、David Foster音譜

1曲目に相応しい躍動感のあるダンサブルなナンバー!!

タイトル通り、最後は人の話し声で締められます。・・・

アルバムCDから第1弾シングルで、全米 No.44キラキラ、全米R&Bチャート No.8キラキラ、全米ダンス・チャート No.85キラキラ、全英 No.29キラキラ、カナダ No.86キラキラ、ニュージーランド No.50キラキラ、日本でもシングル発売、邦題は「明日への讃歌」音譜です。

2曲目、パーカッション中心のサウンドにホーンが入るミディアム・テンポ・・・

Turn It Into Something Good音譜、Maurice White音譜が歌い始め、そして・・・

"Wake Up~音譜" と、Philip Bailey音譜のハイトーン!!、EW&F音譜そのもの!!

James Newton Howard音譜、Maurice White音譜、Valerie Carter音譜の作品!!

ストリングス・アレンジメントは、その1人、 James Newton Howard音譜

ホーン・アレンジメントは、Jerry Hey音譜、邦題は「勝利のターン」音譜です。

カリンバの音をブリッジに、3曲目、力強くホーンが加わって・・・

Pride音譜、Maurice音譜中心に力強くノリよく始まり、ややソフトにPhilip音譜の歌カラオケ

Philip Bailey音譜、Larry Dunn音譜、Al McKay音譜、Fred White音譜、Maurice White音譜、Verdine White音譜の作品!!、2人の歌カラオケは交互に登場!!

それをバックアップする力強いホーン・アレンジメントは、Jerry Hey音譜

Isley Brothers音譜にも同名異曲がありますが、同様、熱くパワフルです。!!

4曲目、一転して美しいピアノ🎹に、ストリングスが加わり、Maurice音譜が歌う・・・

You音譜、David Foster音譜、Brenda Russell音譜、Maurice White音譜の作品!!

前作CDの After The Love~音譜同様、Philip音譜の歌が加わり極上のバラードに!!

ストリングス・アレンジメントは、勿論、David Foster音譜、ホーン・アレンジメントは、Jerry Hey音譜、そして楽曲を盛り上がったところで、ソロを聴かせるサックス🎷は・・・

お馴染み Don Myrick音譜、彼がフィーチャーされフェイドアウトしていきます。・・・

アルバムCDから第2弾シングル、全米 No.48キラキラ、全米R&Bチャート No.10キラキラ、全米ACチャート No.30キラキラ、邦題は「ユー (あなたは「愛」)です。ニコニコ

 

 

レコード1枚目B面1曲目、パーカッションのリズムにポップなホーン・・・

Sparkle音譜、Philip Bailey音譜、Eduardo Del Barrio音譜、Maurice White音譜の作品!!

そう、リード・ヴォーカルカラオケはファルセットで歌う、Philip Bailey音譜

Fantasy音譜を思わせるところも、ここではMaurice White音譜はバックアップ側に・・・

ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Tom Tom 84音譜

後半は、コーラスとかけ合いで、Philip音譜の熱唱あせるです。!!

日本で独自にシングル発売!!、邦題は「自由へのスパークル」音譜

恐らく日本では本作CDから1番、オンエアーされていたナンバーでしょう。・・・

2曲目、イントロからロック・ギターギター、ホーンをバックに唸り始めて・・・

Back On The Road音譜、Al McKay音譜、Maurice White音譜の作品!!

このリード・ギターギターは、Steve Lukather音譜

ロック・サウンドに合わせてパワフルに歌うMaurice White音譜

ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Tom Tom 84音譜

後半は、Steve音譜のソロギターの独壇場!!、Isley Brothers音譜を思わせます。

シングル・リリースされた国もあり、全英 No.63キラキラとなっています。

3曲目、ホーンも軽快にポップにノリよく始まる・・・

Song In My Heart音譜、Brenda Russell音譜、Garry Glenn音譜、Maurice White音譜の作品!!、リード・ヴォーカルカラオケは、Philip Bailey音譜、躍動感のあるナンバー!!

ストリングス・アレンジメントは、David Foster音譜、ホーンの方は、Jerry Hey音譜

後半、シンセサイザーも挿入されます。

4曲目、美しいエレクトリック・ピアノ🎹に、入ってくるエレクトリック・ギターギター

You Went Away音譜、今度は、優しく静かに歌い始める Philip Bailey音譜

Philip Bailey音譜、Ross Vannelli音譜の作品!!

ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Erich Bulling音譜

そして美しいバラードに続くギター・ソロギターは、Steve Lukather音譜

こちらはややスローに・・・後半、Philip音譜の熱唱とかけ合い・・・

ギターギターでフェイドアウト、邦題は「悲しみを越える道」音譜です。

 

 

レコード2枚目A面(C面)1曲目、ホーンとキーボード、ノリよく響いて・・・

And Love Goes On音譜、アップ・テンポになります。

Larry Dunn音譜、David Foster音譜、Brenda Russell音譜、Maurice White音譜、Verdine White音譜の作品!!、ストリングス・アレンジメントは、David Foster音譜

ホーンの方は、Jerry Hey音譜、そのホーンに合わせて軽快に歌う Maurice音譜

Philip音譜もファルセットで・・・2人のコンビネーションは、完璧にキマっています。

アルバムCDから第3弾シングルで、全米 No.59キラキラ、全米R&Bチャート No.15キラキラ、全米ダンス・チャート No.57キラキラ、ベルギー No.26キラキラ、オランダ No.25キラキラ・・・

世界中でヒット、邦題は短縮で「ラヴ・ゴーズ・オン」音譜です。

2曲目、静かにストリングス・・・優しく歌う Philip Bailey音譜

Sailaway音譜、コーラスも彼を優しくバックアップするミディアム・テンポのバラード音譜

Eddie Del Barrio音譜、Maurice White音譜、Philip Bailey音譜、Roxanne Seeman音譜の作品!!、ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Erich Bulling音譜

効果的に挿入されるトロンボーン・ソロは、Louis Satterfield音譜

最後にはアコースティック・ギターも加わります。

3曲目、エレクトリック・ピアノ🎹のイントロから、一転、ノリのいいリズムに・・・

Take It To The Sky音譜、Maurice音譜が歌うミディアム・テンポのナンバー!!

Garry Glenn音譜、Larry Dunn音譜、Maurice White音譜の作品!!

ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Tom Tom 84音譜

途中少し曲調も変化、ここでのギター・ソロギターはJohnny Graham音譜

Philip音譜とのかけ合いでフェイドアウト・・・邦題は「大空への飛翔」音譜です。

4曲目、一転してパワフルなストリングス、ホーンから、アップ・テンポに・・・

Win Or Lose音譜、Jean Hancock音譜、Jerry Peters音譜の作品!!

ここでは、Philip Bailey音譜がノリよく、ハイトーンで歌います。

ストリングス・アレンジメントは、Jerry Peters音譜、邦題は「勝つか負けるか」音譜です。

 

 

レコード2枚目B面(D面)1曲目、ノリのいいリズムでコーラス、ホーンが入って・・・

Share Your Love音譜、Garry Glenn音譜、Maurice White音譜の作品!!

Maurice 音譜が軽快に歌うポップなナンバー!!、Philip音譜がバックアップ!!

途中、Philip音譜が歌う部分も・・・このコンビネーション、キマっています。

ホーン&ストリングス・アレンジメントは、Tom Tom 84音譜

ストリングス・アレンジメントは、David Foster音譜も加わっています。

2曲目、キーボード🎹が、軽快に刻まれ、ホーン、Maurice音譜が歌い始める・・・

In Time音譜、Arlene Matza音譜、Howard McCrary音譜、Maurice White音譜の作品!!

ホーン・アレンジメントは、Jerry Hey音譜、Maurice音譜とPhilip音譜を引き立てています。

邦題は、「証しを得る時」音譜です。

3曲目、ダイナミックなホーン、そこから繊細なパーカッションのリズムにコーラス・・・

Faces音譜、タイトル曲、Larry Dunn音譜Maurice White音譜、Philip Bailey音譜、Verdine White音譜の作品!!、Philip音譜のファルセットの歌に続いて、ギター・ソロギター

ホーンにバック・アップされ、キーボード・ソロ、再びコーラスも入り・・・

サックス・ソロ🎷は、Don Myrick音譜、トランペット・ソロ🎺は、Rahmlee Michael Davis音譜、ホーン・アレンジメントはJerry Hey音譜

ストリングス・アレンジメントは、David Foster音譜

緊迫感のあるプレイが続き、最後はパワフルにエンディングとなります。

尚、近年のライヴ音譜で、本作CDから唯一、プレイされるナンバーです。!!

 

 

CDCDの時代になり、1989年、最初にCD化された際には、2枚組アルバムCD

CDCD1枚に収録されました。

2004年にはDSDデジタル・リマスター版CDも発売!!

2010年のリイシュー盤CDには、ボーナス・トラック音譜として、Let Me Talk (12" Long Version)音譜、You (Alternative Mix)音譜、And Love Goes On (Alternative Mix)音譜 以上3曲が追加収録されています。

尚、日本では、紙ジャケット盤CDのCDCDがリリースされた際には、2枚組CDになっていました。・・・

 

またアナログの方でも、最後の面CD、タイトル曲 Faces音譜の前後に・・・

Oriental (Interlude)音譜、Pipe Organ (Interlude)音譜が収録されたColumbia Masters ReissureCDが発売されました。

因みに、Oriental~音譜は、日本の祭りの光景です。・・・

 

 

前述の通り、全米最高位 No.10キラキラ、全米R&Bアルバム・チャート No.2キラキラ

ゴールド・ディスクCDキラキラ獲得!!、2枚組CDということもあったかもしれませんが・・・

それまでのEW&F音譜の全米でのセールスでは少し寂しい結果となりました。

その他、全英 No.10キラキラ、オーストラリア No.55キラキラ、ニュージーランド No.40キラキラ、オランダ No.8キラキラ、ノルウェー No.15キラキラ、スウェーデン No.23キラキラ、西ドイツ No.46キラキラ・・・

さすが、EW&F音譜、世界中でそれなりのセールスを記録しています。!!

 

そして、日本日本、オリコン・アルバム・チャート No.18キラキラ

Sparkle音譜の独自のシングル・ヒットも功を奏して、洋楽アーティストの中では、ABBA音譜などと共にビッグ・セールスを記録するEW&F音譜らしく安定した人気を示していると思います。!!

 

 

完成度の高い楽曲が15曲音譜、EW&F音譜のメンバーも気に入っているアルバムCD

・・・ですが・・・前述の通り、チャート・アクション、売り上げでは、彼らの中では、1975年以降最もよくないものとなっています。ショック!

 

その要因と思われることは・・・

①強力なヒット曲がなかった、②2枚組で高額、③ジャケットが長岡秀星の作画でない、④外部のミュージシャンを入れ過ぎ、⑤タイトルが単純・・・

 

・・・ということで、先の話になりますが、この①~⑤の項目については、次作CDにおいて、克服されることになります。!!ニコニコ

(特に①については、誰もが納得ですね。(笑)ニコニコ

 

但し本作CDを最後に、Maurice音譜の次に音楽的中心人物であったギタリストギター

Al McKay音譜が、グループ音譜を脱退してしまうのでした。・・・