<2023.4.17>本文の一部を加筆、編集の上再掲
<2018.10.15記事>
Facebookで中学時代の友人と繋がった。彼とは違う高校に進学し、高校卒業以来、一度も会っていない。地元・山梨で働きながら、消防団にも入って頑張っていた。
今は違うと思うが、その彼が中学・高校時代は柏原芳恵のファンだった。
ご存知のとおり、彼女が松山千春作詞作曲の「タイニー・メモリー」を歌いヒットしたのが1983年。
柏原芳恵―「タイニー・メモリー」
松山千春がこの曲をアルバム『眠れない時代』に収録してリリース(1983年11月)する少し前に、彼女の「タイニー・メモリー」がリリースされていた(同年9月)。
本家よりも先に彼女が歌うこれを聴いた時、「許して あなたの夢に明日に ついてゆけない私を どうか」の「どうか~」のメロディに松山千春らしさを強く感じたのを覚えている。
全体として、歌詞もメロディも松山千春ワールドで、歌詞の内容云々ではなく、曲全体として気に入っている一曲。
比較も何もないが、本家が歌うこれを聴いた時、当然ながら歌唱力、アレンジともに素晴らしく、まったく別の曲に聞こえた。
1983年秋の「眠れない時代」ツアー、弾き語りで「タイニー・メモリー」を歌った。その時使っていたギターは、おそらくヤマハのLAをベースに蔦模様を彫り込んで、ネックに北海道のインレイを入れるなどカスタムしたものだった(以下写真)。
当時そのギターを市販してくれないかな?と強く思ったのも覚えている。
久しぶりに「タイニー・メモリー」、弾き語りしてみた。あの前奏のアコースティックギターによるリード部分もよくコピーした。
今でもライブで聴きたいといつも待っている曲のひとつ。
松山千春―「タイニー・メモリー」
松山千春「タイニー・メモリー」(LIVE)
(1984年札幌大倉山ジャンプ競技場)
ちなみに、これもご存知のことだが、柏原芳恵は「タイニー・メモリー」含めて、松山千春楽曲のみを集めたカバーアルバム「タイニー・メモリー」をリリースしている。
上に書いた彼がそのアルバムを我が家に持ってきて、ダビングさせられた。松山千春の歌を歌ってくれているのは嬉しかったが、特段興味はなかった。
<柏原芳恵 アルバム「タイニー・メモリー」>
(収録曲)
南風にのせて
かざぐるま
貴方のことで
あたい
白い花
初恋
私を見つめて
愛は気まぐれ
タイニー・メモリー
限りある命