HOPE11月例会
11月9日、JSTイノベーションプラザ北海道にてHOPE(産官学ネットーワーク)の11月例会が開催されました。
JSTイノベーションプラザは北大の中にあるのですが、大変判りにくいところにあり、迷子になってしまい、20分ぐらい北大の中をさまよいました(グスッ)。
今回の例会は、産官学共同の事例発表ということで、5企業が自社の取り組みなどを発表されました。
特におもしろいとおもったのは、(株)ズコーシャさんのIT農業支援システムで、無人のヘリコプターで土壌を解析し、必要な肥料を計算し、それを自動で撒くというシステムです。
これは大規模農業が行われている北海道しかあまり必要性は高くないかもしれませんが、アメリカやオーストラリアなどに持っていけば、かなり売れるのではないかと素人ながら思わせる技術でした。
産官学連携といっても、言葉だけで実際には上手くいっていないのではないかと思われている節もありますが、実際には連携がうまくいっている所もかなりあるようです。
これからも、新しい技術を利用した企業を応援していきたいですね。
北海道行政書士政治連盟
11月9日、北海道行政書士政治連盟の幹事会に参加しました。
政治連盟は行政書士の会員からなる組織ですが、政治的にどこを応援するということではなく、行政書士の業務拡大などの為に働く組織です。
強制加入団体と政治連盟というと、法律を勉強した人ならば必ず南九州税理士事件判決(平成8年03月19日) を思い出すのではないでしょうか?
しかし、行政書士会と政治連盟とはきっちりと区別されていて、行政書士会は政治活動をせず、政治連盟が、行政書士会とは別に会費を取って運営しています(寄付を受けるわけではない)。ですから、南九州税理士事件のような問題は起こらないといえますね。
ところで、団体の政治的な活動というと、最初から毛嫌いをする方が多いようです。
しかし、国民の利益になるような法律を作る政治家を応援したり、政治家を動かしていかないと、自由で活発な社会は作れません。政治的な活動を毛嫌いすると、逆に自分の首を絞めることにもなります。その点は、皆さんよく考えて頂きたいものです。
炉開き
11月5日、私が師事しているお茶の先生のお宅で、炉開きが行われました。
お茶は季節によって炉の時期(11月~4月)と風炉の時期(5月~10月)に分かれます。炉は畳を切って床を掘り、釜を据えます。田舎の囲炉裏をイメージしたものです。
今回私は薄茶を担当しました(長板点前)。お点前の順序は完璧だった(?)のですが、慣れない着物を着ながらのお点前だったので、着物が気になって少し気が散ってしまいました。残念。
お茶碗は当代の大樋長左衛門による黒楽、お茶杓は淡々斎作の「老松」、薄茶器は坐忘斉お家元お好みの「唐花」、皆具は紫交趾で、主菓子は子孫繁栄を願う「猪の子餅」、お干菓子は5種の「吹き寄せ」でした(全部覚えられなかったので、覚えられたものだけを列挙しました)。
最後に、先生お手製のおぜんざいが振る舞われ、ゆく秋を惜しみながら皆で楽しい時間を過ごすことができました。
リスクマネージメントセミナー
11月5日、エルプラザで行われたリスク・マネージメントセミナーに参加しました。
このセミナーは、湾岸危機時の邦人救出機機長であった小林さんと日本空港のCAとして28年間務めた小林妙子さんが講師として行われました。
リスク・マネージメントとは近年良く聞かれる単語ですが、何らかの不祥事を起こした企業が、マスコミの前で謝罪会見を開くと、解説者がいつも「リスクマネージメントができていない」という解説をすることが多いので、リスクマネージメントというと、何となく、企業の不祥事対策というイメージがあります。
しかし、このセミナーでは、リスクマネージメントは、企業の危機管理の場面だけではなく、身近な所で常に行われなければいけないことであり、それは自身の健康管理と同じことだというようなことが話されていました。
自分がどれだけリスクマネージメントに気を配っているか、考えてみるとあまりの少なさにビックリしましたが、
自分を見つめ直すよい機会となりました。
バルーンアート
少し前になりますが、バルーンアートの一人者である風船の魔法使いエリサさんのパフォーマンスを拝見しました(於:札幌中央倫理法人会)。
バルーンアートは、よくお祭りの屋台で購入することが多い、風船を色々な形にして楽しむものです。
最近、バルーンアートをされる人が多く、私の周りでも何人か作っている人がいます。
風船の魔法使いというだけあって、エリサさんは音楽に合わせて素早くかわいらしい動物などを作ってくれました。
現在、エリサさんは人前でとっても明るくパフォーマンスなどをされていますが、昔は引きこもっていたそうで、そのひきこもりから脱出できたのは、バルーンアートを人にあげることで、人から喜ばれたことがきっかけだそうです。
近年多くの若者が引きこもっています(推計360万人 平成22年 原口総務大臣記者会見)。
引きこもっている人が趣味を通じて社会との接点を取り戻し、社会復帰できるのは本当に望ましいことです。皆でそんな人たちを暖かく見守っていきたいものですね。
ホタルの幼虫譲渡会
札幌市西区ホタルの会主催の「焼き芋&牛乳パックで作る季節の葉書&ホタルの幼虫譲渡会」が10月15日、行われました。
ホタルの会では、夏には五天山公園にいる昆虫を採集したりしているのですが、昆虫の時期が終わりますので、今回は、焼き芋を焼く間に、牛乳パックで落ち葉入りの葉書を作ることになりました。
会のメンバーがとてもきれいな落ち葉や花を採集してきてくれましたので、美しい葉書を作ることができました。
同じ落ち葉でも、どの落ち葉を選択するのか、どのようにレイアウトするのか子ども毎に全く異なり、とても興味深い葉書が出来上がりました。
簡単に作れるので、今度は自分でも作ってみようかと思っています。
そして午後から、今回の会のメインイベントともいえる、ホタルの幼虫の譲渡会がありました。
ホタルを一人約50匹ほど渡して、育ててもらいます。
今回、ホタルの養親?として参加されたのは、厚別区にお住いの方が多かったようです。約1年ほどかけて育てても、ホタルの成虫を見ることができるのはほんのわずかです。飼育自体はそれ程難しくはないのですが、根気がいる飼育です。
来年のホタルの時期には、皆さん、うまく育ったとの報告が頂けるととってもうれしいのですが。
ホタルの養親?の方々
中小企業支援ネットワーク
中小企業支援ネットワーク事業の専門家・ネットワークアドバイザー情報交換会に14日、出席しました(於:中小企業基盤整備機構)。
この情報交換会には、行政書士を始め、弁護士・中小企業診断士などから、民間の企業アドバイザーの方々まで、多くの方々が集まりました。
中小企業が生き残っていくには、その企業を、時代に合わせた企業にしていく必要があります。企業の悩みなどの相談に的確に答えて、企業の存続を図り、より社会に貢献できる企業になれるように、応援して行ければと思っています。