フェイスブック
最近、ブログの更新が滞ってしまっています。
これは、ある人に勧められて、フェイスブックを始めたことによります。
日常の活動を、ブログに比べて簡単に投稿できますので、ブログに書かずにフェイスブックに書いてしまうのですね。
ブログを見て頂いている方、よろしかったらフェイスブックの友達になってくださいね。
お名前を存じ上げている方はもちろん、札幌近辺に住んでいらっしゃる方でしたら友達申請OKですので、よろしくお願いします。
中小企業家同友会の新年交礼会
1月11日、北海道中小企業家同友会の新年交礼会がロイトン札幌にて開催されました。
講師は(株)藤原電子工業の代表取締役藤原義春氏で、「大阪の元気企業に学ぶ企業づくりと人育て」というテーマで講演がなされました。
この藤原電子工業は、バリが出ない超高精密金型加工法を確立し、オンリーワンの技術で自動車や携帯電話向けの市場で活躍している企業です。
講演が始まるまでは、オンリーワン技術を持つにいたった苦労話をされるのだろうと思っていたのですが、実際には「人育て」に焦点を合わせたお話でした。
遅刻はする、無断欠勤はするというような従業員を根気よく諭しながら使い続けるなど、私からみると、「そこまでやらなくても」というようなお話のオンパレードでした。
藤原社長によると、中小企業の場合、簡単に即戦力になるような人材は入社してくれないので、社員教育に力をいれざるを得ないということでしたが、経営環境が厳しい中、そこまでやれる企業はほとんどないだろうというのが正直な感想でした。
しかし、藤原社長の取り組みを全面的に実行することはできないまでも、従業員の個性を認めて、従業員自らが進歩していけるような環境を作り出すことは経営者がやらなければならないものでしょう。
「日本一の技術力を持つだけではダメで、社員が幸せである会社を作るということが大事である」ということを、高い技術力を有する会社の社長さんが熱心に説く姿は説得力がありました。
西村弘行先生最終講義&祝賀パーティー
12月22日、前北海道東海大学学長で、東海大学生物工学部教授の西村弘行先生の最終講義&祝賀パーティーに参加しました。
最終講義と聞くと、研究人生の集大成のようなイメージで、少し寂しい気分にもなるのですが、先生はとってもお元気で、まだまだ研究人生は続くという感じを受けました。
パーティーには、各界からの友人・知人が沢山集まる盛大なものでした。
興味深かったのは、パーティーに地域の町内会の役員の方々も参加されていらっしゃったことです。
お話を伺うと、先生は町内会で野草摘みやその健康的な料理方法の指導などもされていて、御自身の知識を地域の人へ、おしみなく捧げているようでした。
さて、先生は、研究して得た知識を社会に還元したいということで、御自身でベンチャー企業を立ち上げてもいらっしゃいます。
考えてみると、研究者は自分の研究が少しでも社会の役に立てばよいと思って研究を始めたはずなのに、そのことを忘れて単に論文を書くことだけに終始してしまう人が多いようです。
何のために研究をしているのか、基本に立ち返っていかなければいけません。それを痛切に感じる先生の講義&パーティーでした。
『デフレの正体-経済は「人口の波」で動く』
『デフレの正体-経済は「人口の波」で動く』(角川書店、2010)の著作で有名な藻谷浩介氏の講演がJSTイノベーションプラザ北海道でおこなわれました。
藻谷氏の講演は以前一度聞いたことがありましたので、今回出席しようか迷ったのですが、思い切って出かけました。
先回は、どちらかというと『デフレの正体』の本の解説という感じだったのですが、今回は、北海道経済に的を絞っていたので、新しい発見があり、かなり興味深いものでした。
特におもしろかったのは、旭山動物園の入場料(800円)についての言及です。
旭山動物園の入場者が上野動物園を上回ったのは、地元の人が行くのではなく、ほとんどが観光客であるとの証明である。とするならば、入場料を2000円ぐらいにしても観光客は喜んでお金を払うはずだ。それなのに入場料を800円に設定して、みすみす損をしているということです。
動物園の入場料は安いものだと思い込んでいた私にとってはかなりの衝撃でした。
現在、北海道に来ているアジアからの観光客は金持ちが多く、お金を多く払って素晴らしい場所に行き、おいしい物を食べたりしたいと思っているのに、それに対して適切な対応をしていないとも言及されていました。
お金はある所にはある。それをはき出させる工夫、それが必要ですよね。
「安売りは作り手に対して失礼である」、藻谷氏が何度もこの言葉を口にされていました。これも、本当にそうですよね。
おばあちゃんのダイシン百貨店
12月13日、「おばあちゃんのダイシン百貨店」を題材にした、マーケティング戦略塾に参加しました(於:エルプラザ)。
ダイシン百貨店は、東京都大田区にある百貨店で、太巻きを小口売りにしたり、「ふれあい」を求める高齢者に暖かい接客をするなどして、高齢者にターゲットを絞ることで成功した百貨店です。
確かに、これからの日本は超高齢化社会になります。とすると、高齢者にターゲットを絞った企業が生き残り易いことはその通りでしょう。
しかし、これを政治に置き換えてみると、どうなるでしょうか?
高齢者の有権者が多かった場合、政治家はマーケティングに従えば、高齢者向けの施策を実施せざるを得なくなります。
現に、若者対象の政策よりも、高齢者向けの対策に力が入れられています。
若者は数が絶対的に少ないのですから、数の力ではどうしても負けてしまいます。
この場合の対策として、世代毎に一票の較差をつけるという考え方(例えば若者は2票持ち、高齢者は1票を持つ)がありますが、実際に実現は難しいでしょう。
では、どうすればよいのか。
私は、「発言する若者」を多くしていくしかないのではないかと思っています。
世論をリードしていくような力を持った若者が多く出てくれば、何も考えない人たちを凌駕することは明かだからです。
ただ、それには教育の質を上げなければいけません。お金をかけないで(お金は高齢者にまわってしまうので)教育の質を上げることが重要なのかもしれませんね。
中小企業同友会中央西望年会
12月8日、中小企業同友会中央西地区会の望年会が開催されました(於:札幌第一ホテル)。
新規会員のお披露目を兼ねて開催されましたので、新規会員の私が、もう一人の新入会員さんと、共同司会をすることになりました。
新規会員が一番頭を悩ますのが、他の会員さんの顔と名前を一致させることができないということです。
そのため、今回は、特大の名札を用意し、皆さんと交流を図って頂くことになりました。
ちょっと、格好は悪いのですが、新規会員にとってはとても好評だったようです。
「ズック」の社長さんを「ザック」の社長さんと呼ぶなど、司会の出来は???でしたが、とても楽しくすごすことができました。
最後に素敵な伴奏付きで、「上を向いて歩こう」の替え歌を歌い、お開きとなりました。
近年、色々な異業種交流会が開催されていますが、中小企業家同友会は皆さんまじめによい経営者になろうと頑張っている方の集まりです。
まだ、入会されてない方がいらっしゃいましたら、是非、参加してみて下さいね。新規会員にとって、とても優しい会です。
美容室桜井クリスマスパーティー
12月5日、美容室桜井のクリスマスパーティーに参加しました(於:ホテルライフォート)。
生バンド付きで、皆でダンスを踊りました。
美容室のパーティーということで、桜井美容室さんで、髪のセットやメイクまでしてもらいました。
遠くから見るとバービー人形みたいになったのですが、近くから見るとちょっと無理がある姿になりました・・・・。
左が私です。
美容室桜井は、市内に何軒も美容室を持っています。
ここの営業部長さんに初めてあったのは、「経営指針」について研究する会(中小企業家同友会)でした。
このとき、部長さんは、「うちは、経営指針が行き届いているせいか、ほとんど辞める人がいないんですよ」とおっしゃっていましたので、さぞ働きやすい環境が整えられているのだろと感心したことを覚えています。
部長さんが素晴らしい上に、ここの社長さんも人の話を聴くのがお上手で、何か話すとき、社長さんの顔を見て話すととても安心できます。
働きやすい職場であるだけあって、クリスマスパーティーのもてなしもとっても上手で、楽しい一時を過ごすことができました。
経営指針、皆が思っているよりも大事なのかもしれませんね。