ほんの小さな米粒のような
ささやかなことから、
清水の舞台から
飛び降りるくらいのレベルまで。
朝、温かい布団から
えいやと這い出すレベルから
大切なあの人に
すべての想いを告げるクライマックスまで。
ほんとにいつも
ほんの少しのところで
最後の最後に問われるのは
能力ではなくって
勇気やな~って思う。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
対話の旅のパートナー
小国里恵(おぐにりえ・ライフコーチ)です。
勇気があったからこそ
できたなっていうのと、
勇気が足りなかったから
できなかったってこと。
確かにあるなって思うのです。
結果がどうあれ。
自分がそこに向かって
チャレンジしたかどうか。
本当にそうしたいと
思ったことに対して
行動したかどうか。
結果はあとからついてくるもの。
そこは誰ひとり、
コントロールできない領域です。
勇気を振り絞る前って
すごく苦しいですよね。
すごく怖いし。
怖くて不安な状景ばかり
目に浮かびます。
お腹のあたりもモゾモゾしたりして。
一歩も踏み出せない。
でも勇気を振り絞ったあとって、
どうですか?
なんだか、霧が晴れたような…
雲間から光が射し込んだような…。
ヘナヘナと。
その場にへたり込んでしまうような。
うんうんよくやったなって、
自分を労ってやりたいような。
そんな体験、
あなたにはないでしょうか?
わたしにとっては…。
その原体験と言えるようなものがあります。
それは、たしか、
小学生4年か5年生だったと思います。
体育の「跳び箱」
4段がとべなかったのです。
勢いよく走っていくけれど、
踏切る手前で急速に勢いが衰え、
跳び箱の上でペタンと
お尻をついてしまうってやつ。
よくある光景です。
何度やっても同じこと。
ほんと、跳び箱は苦痛でした。
恥ずかしくて。
情けなくて。
原因は明らか。
怖かったんですね。
でもある日、
何回も何回もやってたら、
飛べたんです、4段が。
はじめて
跳び箱の
「向こうの景色」が見えた。
スーッと身体が抜けていく感覚。
バンっと鋭く強く踏み切る靴底。
助走、踏切り、手をついて
飛び越える、着地…
動作ひとつひとつの発する音。
体育館に響き渡る振動。
五感が全開。
世界が広がる。
全てが新鮮。
これか…。
この感じか。
今でもその感じ、覚えています。
すごくすごく
嬉しかったのと同時に、
それまで
飛べなかったのが
「不思議」に思えた。
そして、
私はその同じ体育の時間のうちに、
5段も6段も「普通に」飛んで、
次に
「踏み切り板」をどんどん
跳び箱から離していって
(距離を置いて)
自ら、難しくしていきました。
それにチャレンジしていくのが楽しくなる。
まあ、どこかの時点で
飛べなくなったんでしょうが、
そこは忘れています。
覚えているのは、
「4段怖い、怖い・・・」
「あれ?飛べた」
「なーんだ、できるやん!」
「もっとやりたい」
「できた!」
純粋な喜びです。
私がこの体験を
ウンウン十年も経って
未だに鮮烈に覚えているのは
もちろん嬉しかったというのもありますが、
何度も跳び箱の上で
尻もちをついていたという
「情けなさ」がすごく
あったからだと思うのです。
やるぞーっと思って
走り出すのに、
やれない自分。
急ブレーキをかける自分。
おそらく、大人になってから
「同じような」尻もちやブレーキを
何度も経験しているからこそ、
この「跳び箱」体験をすごく
覚えているのだと思うのです。
だからこれは私にとっては、
成功体験ではなく。
私らしい体験。
子どもなりに
恐怖と葛藤を乗り越えた体験。
勇気をもって。
だから「体感」として
覚えているのです。
あなたにも
きっとあるのではないでしょうか?
あなたらしく
勇気をもって
自分の中の恐怖を乗り越えた体験が。
できるだけ「五感」を駆使して
その時の情景を
ありありと思い出してみてください。
あなたの中にある
その出来事が次に
きっとまたあなたを
助けてくれると思うのです。
(おしまい)
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