「グレムリン」という言葉、
ご存知ですか？
映画でもありましたね。
自分の中の小悪魔と言ってもいい。
それは
あなたが何かにトライしようとしたときに
現れる「自分を制限する思考」のこと。
例えば…
「失敗したらどうしよう」
「やってもムダ」
「別にこのままでもいいんじゃない」
「どうせ私なんて」
行く手を阻む悪魔のささやき。
そんなグレムリンについて、
先日コーチングセッションをした
クライアントさんが言っておられました。
「自分の中の
グレムリンの存在を
知れてよかった。
嬉しいと思いました。」
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ！
対話の旅のパートナー
小国里恵（おぐにりえ・ライフコーチ）です。
➡私のプロフィールです
どんな理由・テーマであれ、
「ありたい自分の姿」に向かって
一歩を踏み出そうとするのは怖い。
なので、そのスタート地点に立つだけで
身震いするような感覚が
あるのではないかと思います。
私だってそうです。
住み慣れた安心安全の
コンフォートゾーンを
飛び出そうとしているんですから。
たくさんのグレムリンが出てきて当然。
私たちは
グレムリンをどうしても
「悪いもん」として捉えがちです。
進みたいのに、
進めなくさせるものとして、
どこかへやりたくなる。
消したくなる。
できれば
見たくないし、
悪魔のささやきは
聞こえないようにしたい。
あっさり、
とっとと
できることなら前だけ見て
進んでしまいたいですよね。
・・・・・
例えば、
グレムリンを
車の「ブレーキ」だと
考えてみたら…。
一見、あなたの行く道を全て
邪魔しているようにしか
感じられないかもしれませんが、
グレムリンは
「より安全に
車が走行できるようにする」
ブレーキの役目。
アクセルだけふかして、
自分のコンフォートゾーンを
一気に飛び出そうとしているあなたを
未知の領域から守りたい…
そんなブレーキだとしたら、
グレムリンも大事な存在です。
アクセルとブレーキを
上手に使いこなすことで
車が快適に走るように、
グレムリンと上手に付き合うことで
あなたもバランスよく前に進むことが
できます。
そのためにも
まずはあなたの中の
グレムリンの存在に
気づくことが大事。
グレムリンに
名前をつけてみてもいいかも！
冒頭のクライアントさんは
そんなグレムリンが自分の中に
いることがわかってよかったと。
つまり、
その存在を無視することなく
認めておられました。
そして、
時々話しかけていると…
素敵なこと…。
気づき認め、
調整しながら
選択し行動していく。
そうやって、
少しずつ
自分の枠が
広がっていくんですね。
（おしまい）
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