どうしても
目前のことに集中できずに、
ネガティブな言葉で
アタマがいっぱいになるとか、
自分を責めてしまうとかっていうこと、
ありますよね。
そういう時って、
ふたりの自分がいて、
ひとりの「厳しい」自分が
もうひとりの自分に
指示・命令や評価を
下しているんですよね。
すなわち…
アタマの中にいる自分（セルフ１）
➡指示・命令・評価する自分
カラダの中にいる自分（セルフ２）
➡セルフ１の声に従って行動する自分
つまり、
ひとりの人間の中には
「ふたりの自分」が
いるのです。
全文はこちらをどうぞ ↓↓↓
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ！
対話の旅のパートナー
小国里恵（おぐにりえ・ライフコーチ）です。
今日、クライアントさんとの
コーチングセッションでした。
まさにそこで話題になったのが
上記のはなし。
＊クライアントさんには
掲載了解をいただいています
仕事の場面で起きた出来事を
ネガティブに捉えがちなクライアントさん。
何かマイナスな出来事があると
「自分のせいだ」と
必要以上に考えがちです。
そこで、クライアントさんは
そうなってしまう時に
「自分の中で起きる対話」について
工夫ができないかと
次のように実践されたそうです。
アタマの中で
対話する二人にそれぞれ
役をつけたとのこと。
つまり…
「ネガティブに捉えてしまう自分」を
「１年目の職員さん」として
アタマのなかで設定
（上記でいうセルフ１）。
一方、
１年目の職員の「先輩職員」を
「もう一人の自分」として設定
（上記でいうセルフ２）。
そして、その出来事に対して
不安・心配だらけの
「１年目の職員さん」の
相談にのる形で
「先輩」との対話が
進んでいくと…。
最後は「１年目の職員さん」が
『やっぱりそうですよね。
大丈夫ですよね！』
と、言って終わるそうです。
クライアントさんはここから
いろいろな気づきを得られています。
●二人の自分が対話をしていると
起こった出来事は同じなのに
捉え方が違うのがわかってくる。
すると大きかった出来事が、
小さく見えてくるようになる。
●最後に「１年目の職員さん」が言う
「大丈夫」という言葉。
これが実は自分が言ってほしい言葉だった。
そして、二人の対話が終わった後に
クライアントさん自身で思うそうです。
●「やっぱり、自分でも
大丈夫って思ってるやん！！」
そうなんですよね。
クライアントさん自身、
わかってるんです。
本当は。
そんなに心配しなくても
大丈夫だって。
そんなに自分を責めなくっても
大丈夫だってこと。
それが
実感できただけでも
スゴイことです。
・・・・・
クライアントさんは
実際の仕事の場面でも
１年目の部下を指導する
先輩職員でもあります。
その場面においてはそれほど、
心配・不安にかられることなく
冷静に部下に対応できるとのこと。
何故かと問うと、
「その仕事の目的がわかっているから」
だそうです。
つまり、いま直面している仕事と
それが何に繫がっているかが
部下よりも
・俯瞰的にみえている、
・理解できている、
・道筋がわかっている、
ということですよね。
だから、相手に対して
「大丈夫」って言える。
なるほど！
つまり、クライアントさんは
実際の職場での
部下と自分との関係性において
「うまくいっている部分」を
自分がネガティブに陥った時の
対処法として取り入れておられる、
ということです。
そんなことも
今日のセッションでわかりました。
今日も
クライアントさんの中にある
「力」を感じることが
できた時間でした。
ありがとうございます
（おしまい）
●職場やチームでの人間関係をよくしたい方
●自分と周囲との価値観の違いにイライラ、モヤモヤしている方
●他者の評価（視線）や認められたいという気持ちばかりが先走っている方
●やりたいことがあるけれど、実現に向けての一歩がふみだせずにいる方
●自分の目標に向けて着実に一歩一歩進んでいきたい方
●自分の進むべき道を明確にしたい方
●頭の中が何となくゴチャゴチャ整理できずにいて集中できない方
●自分らしさが感じられず、このままの自分でよいのか、違和感や不安のある方
●常に自分に自信がなく、いつでも大丈夫という感覚をもちたい方
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