戦争が終わって平和になるんじゃない。
平和な毎日に戦争が侵入してくるんだ。
谷川 俊太郎
この作品に寄せて、
作者が語ったこの言葉が
読んだ後、じんわりとやってくる。
見開きごとに
左ページと右ページに
「へいわ」と「せんそう」にわけて
描写されたそのとき、
そのときの様子。
「へいわのボク」「せんそうのボク」
「へいわのかぞく」「せんそうのかぞく」・・・
シンプルそのものの絵と文。
むしろ輝きを帯びているような白と
あまりにもマットな漆黒のような黒。
冒頭の谷川俊太郎の言葉からも
「へいわ」が
前提になっているのがわかる。
戦争が終わって平和になるんじゃない。
平和な毎日に戦争が侵入してくるんだ。
私の目は
左と右を行ったり来たりするんだけど、
その間には
どれだけの距離があるのか。
何があるのか。
何が違うのか。
「へいわとせんそう」
最後の展開で
うーん…って
唸ってしまった。
すごく
日常や
自分自身を
感じさせられる本。
ずっと見てると
どういう感情をもっていいか
わからなくなってくる
…そんな気もします。
いずれにしても
この本にいっぱいある
「空間」みたいなものを
誰かとじっくり共有したいような
そんな感覚を
もちました。
(おしまい)
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