＼三島・沼津・長泉町／
静岡県東部
毎日の食事づくりに悩まなくなる！
【キッチン鬱からママを救う】
食べトレ シニアインストラクター
山本絢乃 です
昨日までポカポカ陽気だったのに
今日は一気に気温が下がり
寒くなりましたね。
寒くなってくると
温かいものが、やっぱり恋しい♡
わが家の今日の夕飯は
クリームシチューにしました。
体が温まるお料理は
もちろんオススメですが、
これから年末年始にかけて
忘年会・クリスマス・お正月
という３大食乱れ期を
万全な体調で乗り切り、
新年を元気いっぱいの
カラダとココロで迎えるためにも
毎日摂っていただきたいものが
あるのです。
それが、味噌汁！！
1日１杯の味噌汁は病気知らず
とも言われるように
昔から味噌の効能については
研究がなされてきています。
江戸時代の代表的な食の解説書である
「本朝食鑑」の味噌のページにも
現代の言葉に訳すと、
腹中をくつろげ、血を活かし、
百薬の毒を排出する。
胃に入り、消化を助け、元気を運び、
血の巡りを良くする。
痛みを鎮めて、食欲を引き出してくれる。
嘔吐をおさえ、腹くだしを止める。
また髪を黒くし、皮膚を潤す。
と、書かれています。
これを読んだだけでも、
味噌の素晴らしさがわかりますよね＾＾
ただ、
どんな味噌でも同じ効能があるか
といえば、それは違います。
みそを手作りされているのであれば、
それは、とっても素晴らしい味噌ですが
市販のものを購入しているのであれば
ぜひ食品表示ラベルを見て
選んでいただきたい！
どんな味噌を選べばいいのか、というと
ラベルの原材料のところに
大豆・食塩・麹
の３つしか書かれていないものです。
出汁入りの味噌や
〇〇エキス・アミノ酸等・酒精
などが書かれていないものを選んで下さい。
原材料に書かれている麹が
麦麹であれば麦味噌
豆麹であれば豆味噌
米麹であれば米味噌
です。
麹の種類によって味が違いますので
お好みのものを選んで下さいね。
そして、
味噌汁を作るときには
顆粒の出汁を使わないことも
ポイントです！
実はこの顆粒だし、
市販されている食品の中で
添加物を多く含んでいるものの
ワースト２なんです。。
せっかくの味噌汁が
顆粒だしを使うことで効果が半減（泣）
しかも、毎日のこととなると・・・
添加物の量も気になるところです。
そして、
もうひとつ大事なポイントが
味噌汁の温度！
味噌の酵素は48度以上の温度で死滅が始まり、
そこから約10分くらいかけて
徐々に進んでいきます。
なので、味噌を溶いた後に
グツグツ沸騰させてしまっては
もったいない！！
そこでオススメしたいのが、
飲む直前に食卓で各自のお椀の中で
味噌を溶くこと。
こうすることで
味噌の酵素を死滅させる割合も少なくなり、
自分の好きな濃さに調節もでき
一石二鳥♡
わが家では
麦味噌・豆味噌・米味噌の３種類を
食卓に出しておき、
その日の気分で自分が食べたい味噌を
お椀に溶いています。
もちろんブレンドするのも◎
味噌の割合を変えることで
毎日違う味の味噌汁が楽しめますよ。
ちなみに味噌汁のことを
【おみおつけ】と別の言い方がありますよね。
漢字では御御御付けと書くのですが、
これは、具材を３種類入れたら
出汁はとる必要がない、
ということだそうです。
味噌汁の良さを最大限に取り入れる
３つのポイント、
・味噌の原材料は大豆・塩・麹のみ
・顆粒出汁を使わない
・味噌を溶いた後は沸騰させないようにする
（食卓で各自が味噌を溶く）
をぜひ試してみてくださいね。